クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 アムネシアの少女 作:気まぐれキャンサー
アルゼナルを飛び立った第一中隊はシンギュラーポイントを目指し、飛行していた。フィオナを除くアンジュを含めた新兵3人のパラメイルの操縦はやや安定性に欠けていた。
「本物のパラメイルはどうだ、生娘ども!墜落なんてするんじゃないよ!」
ゾーラが新兵達に檄を飛ばす。しばらく飛行していると、
『シンギュラーまで距離1万』
オペレーターから通信が入る。戦闘区域が近くまできている様だ。
「よし、各機フォーメーションを組め!」
『イエス、マム!!』
ゾーラの指示と共にパラメイルが隊列を組む。
『位置につきなさい。アンジュ、フィオナ』
「イエス、マム!」
フィオナは隊列の後方につく。だが次の瞬間、異変が起きる。
『アンジュ機、離脱!』
アンジュが隊列を離れて、離脱を始めた。外に出ていることに気付いたアンジュが逃亡を図ったのである。尤も、フィオナにとっては予定調和である事なのだが。
「チッ!」
(アンジュのバカ・・・)
サリアは舌打ちするとアンジュを追跡する。フィオナは分かっていたとはいえ、逃亡したアンジュに対して心の中で悪態をついていた。
「アンジュ、何をしているの!?もうすぐ戦闘区域なのよ!すぐに戻りなさい!!」
サリアはアンジュを叱咤するが、彼女は逃亡を止めない。
『私の名はアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギです!私は自分がいるべき世界、ミスルギ皇国へ帰ります!!』
通信越しにアンジュの声が聞こえてくる。それを聞いたフィオナはココの動向を窺う。
「命令違反は重罪よ!戻らないと言うなら・・・」
アンジュの機体の横に着いたサリアは彼女に銃を向ける。すると、
「アンジュリーゼ様~!私も連れてってください!」
「!? な、何を言っているのココ!?」
ココが隊列を離れ、アンジュの方へ向かいだした。これにはサリアだけでなく、ミランダも驚いていた。
(ココが動いた!ミッション・スタート!!)
しかし、フィオナは慌てる事無く待っていたとばかりにココについて行く。彼女の作戦が今、始まったのである。
「私も魔法の国へ!」
興奮するココを余所に彼女の機体の隣にアルテミスを着けるフィオナ。そして、彼女は上を見る。すると、自分達の真上にシンギュラーが開こうとしていた。
(今だ!)
それを合図にフィオナは機体に身を乗り出すと、すかさずココを抱えてアルテミスに乗せる。
「きゃっ!え、フィオナさん!?」
「話は後。それよりもすぐに離れるよ!」
フィオナはココを後ろに乗せるとその場から離れる。次の瞬間、
ドオォォーーン!!
先程までココが乗っていたパラメイルはシンギュラーから放たれた光線に貫かれた。機体はそのまま海に墜落、爆散するのだった。
「な、何が起こったの?」
今の瞬間を見たココはすっかり興奮から冷めて、呆然としていた。そして、
『ドラゴン、コンタクト!』
シンギュラーから次々とドラゴンが現れる。
「なに、これ・・・」
初めて見るドラゴンにアンジュは言葉を失う。それを余所にフィオナはシンギュラーの様子を窺っていた。ガレオン級が出たのを確認したフィオナが次の行動に移ろうとした、その時だった。
「!? そ、そんなバカな!!」
今度はフィオナが驚愕した。何故ならば、ガレオン級の後ろから“もう1匹のガレオン級”が出てきたからである。
『敵影補足。ガレオン級2、スクーナー級25!』
「ガレオン級が2匹だって!?」
「1匹でも厄介なのが2匹もいんのかよ・・・」
これにはヒルダ達も唖然としていた。だが、1番驚いていたのはフィオナだった。
(な、何で・・・ガレオン級は1匹だけの筈なのに)
映像との食い違いに戸惑っていたが、
(いや、落ち着けフィオナ。確かに数は増えているけど、やる事は同じだ)
すぐに冷静さを取り戻して、次の行動に移る準備をする。
「ゾーラだ、総員聞け!新兵教育は中止。これよりドラゴンの殲滅を開始する。陣形は前回と同じで行く。いいな!」
『イエス、マム!!』
「よし!総員、駆逐形態!攻撃開始!」
ゾーラの号令と共にパラメイルがアサルトモードになり、ドラゴンに攻撃を始める。
「隊長、違反者への処罰は?」
『この戦いが終わってからだ』
「・・・イエス、マム」
サリアは銃をしまうとアサルトモードにして戦線へ戻っていった。
「隊長、私達は何をすればいいですか?」
フィオナがゾーラに通信を入れる。すると、
『こっちがドラゴンを片付けるまで生き残りな!』
簡潔だが難しい答えが返ってきた。
(生き残れ、ね。簡単に言ってくれるよホントに。まあ、そのつもりだけど)
フィオナは呆れつつも通信を開く。パラメイルの通信には近場にいる全ての機体に通信するOPCh(オープンチャンネル)と特定の機体にのみ通信するPVCh(プライベートチャンネル)の2種類がある。フィオナはミランダの機体にPVChを入れるのだった。
「ミランダちゃん、すぐに私の機体の隣に来てくれるかな?」
『フィオナ?うん、分かった』
ミランダは返事をすると自分の機体をアルテミスの隣に着けてきた。
「! ココ、無事だったの!?」
「うん、フィオナさんが助けてくれたの」
「そうなんだ・・・よかった。ココの機体が落ちたから私、てっきり」
ココの無事を確認したミランダの表情が和らぐ。
「2人とも安心するのはまだ早いよ。ミランダちゃん、頼みたい事があるけどいいかな?」
「え、何。頼みたい事って?」
珍しく真剣そうな顔をしたフィオナにミランダは戸惑いつつも聞き返す。
「今から、ココちゃんを連れてアルゼナルまで戻ってくれないかな?」
「え、ええ!?ど、どうして?」
「見ての通り、ココちゃんの機体はさっき墜落してしまった。このままドラゴンと戦うにしても、攻撃をかわすにしても2人乗ったままでは支障が出ると思うんだ。だから、1度アルゼナルへ帰投してココちゃんの安全を確保して欲しいの」
「そ、それはそうだけど。でも、勝手に帰投したら命令違反になるんじゃ。ゾーラ隊長に許可を貰ってから・・・」
「そうしたいのはヤマヤマだけど今はドラゴンと戦闘中だし、それにいつドラゴンがこっちに襲い掛かってくるか分からないでしょう」
そうでなくても、あの強気なゾーラの事だ。さっきの様に頑張って生き残れ、なんて無茶な事を言い出しかねない。悠長に構えている暇は無いのである。
「大丈夫。後で問題になったら、『私に言われてやった』って言えばいいよ」
「で、でも。じゃあ、フィオナはこの後どうするつもりなの?」
「私は残って、ドラゴンを迎え撃つ。2人の元へドラゴンを行かせない様にね」
「ええ!?本気で言ってるの?1人でなんて無茶だよ!」
「心配しないで。ゾーラ隊長から私の事は聞いてるでしょ。私は死なないし、2人も死なせないから」
「だけど・・・」
それでも不安そうなミランダにフィオナは彼女の顔を見ながら真剣に言う。
「ミランダちゃん。今、ココちゃんを助けられるのはあなたしかいないの。これはね、ミランダちゃんにしか出来ない事なんだよ」
「! 私にしか、出来ない・・・」
「そう、だからお願い。ミランダちゃん!」
フィオナはミランダに頭を下げる。やがて、ミランダの顔から不安が消える。
「わかった!私が必ずココをアルゼナルまで送り届けるから!!」
「ありがとう、ミランダちゃん」
それから、フィオナはココをアルテミスからミランダの機体に乗り移させる。
「あ、そういえば。アンジュの事はいいの?このままじゃ・・・」
「アンジュの事?それなら問題ないよ。まず第一にミスルギ皇国がどこにあるかなんて分からない。第二に仮に知っていても燃料は出撃1回分しかないからミスルギ皇国まで持つ筈が無い。それに何より」
フィオナはそう言うとある方向を指差す。そこにはスクーナー級に追いかけられているアンジュがいた。スクーナー級には逃げる敵を追いかける習性がある事をアンジュは知らなかった。いや、ちゃんと授業で習った事なのだが、フィオナと違ってちゃんと聞いてなかったのだ。
「いやああああぁぁぁぁ!!!」
アンジュはスクーナー級の追撃をパニックになりながらも紙一重にかわしていた。
「ドラゴンを振り切って逃げるなんて、今のアンジュには難しいと思うよ」
「アンジュリーゼ様、すごい。ドラゴンの攻撃、ギリギリでかわしているよ」
「まあ、シミュレーターでもフィオナの次にハイスコアを取ってたしね、ははは・・・」
それから、ミランダは自分の機体をアルゼナルの方角へ向ける。
「じゃあ、フィオナ。お願いね。私もココを送り届けたら、戻ってくるから!」
「うん。それと、ココちゃん」
「え、なんですかフィオナさん?」
「この戦いが終わったら話したい事があるから、それまで無事でいて」
「は、はい・・・」
真剣な顔をしたフィオナにココは緊張気味に答える。ミランダの機体はアルゼナルへ向かって飛んでいった。と、同時にフィオナはアルテミスをアサルトモードにして、ゾーラ達が撃ち漏らしたスクーナー級達の前に立ち塞がる。
(あなた達が目的があって戦っているのは分かっている。でも、私にも守りたいものがあるの。だから・・・)
「ここから先へは1匹たりとも行かせないよ!」
フィオナはアサルトライフルとカラドヴォルグを両手に構えると攻撃を開始する。近くのスクーナー級はカラドヴォルグで斬り裂き、遠くにいるスクーナー級はライフルで撃ち落す。単純ではあるが無駄のない動きにスクーナー級は次々と撃墜されていく。
「おお~。フィオナ、今日もキレッキレだにゃ~!」
それを前線から見ていたヴィヴィアンが目を輝かせる。
「やっぱりすごい。とても新人とは思えない動きだわ・・・」
サリアもフィオナの活躍に感嘆を漏らす。
「あいつ!私達が撃ち逃したスクーナー級を!」
「新人らしく大人しくしていればいいのに・・・」
「フン、まあいいさ。雑魚はあいつに任せて私達はガレオン級を落とすわよ!」
ヒルダ達は面白くないと思いつつもガレオン級に攻撃を続ける。だがこの時、戦うフィオナの様子をガレオン級が忌々しそうに見ている事に誰も気付いていなかった。
「グルルルルルル・・・」
「すごい・・・話には聞いてたけど、あれで私達と同じ新兵だなんて。フィオナって、何者なんだろう」
アルゼナルに向かいながらも遠巻きから見ていたミランダはフィオナの実力を見て驚きを隠せなかった。
「ミランダ・・・」
後ろにいたココが不安そうにミランダに抱きつく。
(! そうだ、私はココを無事にアルゼナルへつれてかなきゃいけないんだ。フィオナに託されたんだ)
「ココ、スピードを上げるから振り落とされないようにね」
「う、うん!」
ミランダは機体のスピードを上げて、アルゼナルを目指して飛ぶのだった。
「よし。これで粗方スクーナー級は撃ち落したかな」
大体8匹近く撃墜するとフィオナの周囲からスクーナー級はいなくなった。レーダーで確認するとココとミランダも無事に戦闘区域を脱したようである。アンジュもスクーナー級に追われてはいるが、まだゾーラにしがみついてはいない。
「ここまで作戦通りに進んでいる。後はアンジュの動きを抑えるだけ・・・」
フィオナがアンジュの元へ行こうとした、その時だった。
「! な、何。この感覚、また・・・」
いつかの鋭い感覚が再び脳裏によぎったのだ。と、次の瞬間、
「グガアアアァァァ!!」
『ガレオン級、フィオナ機に接近!』
なんと、ゾーラ達と戦っていた筈のガレオン級の1匹がアルテミスに迫ってきたのだ。そして、ガレオン級はアルテミスの前に立ち塞がる様に陣を取った。
「そ、そんな。よりにもよってこんな時に・・・」
予想だにしなかった事態にフィオナは戸惑う。
『フィオナ、すまん。ガレオン級がお前の方へ向かった。対処できるか?』
「・・・やってみます!」
もはや、戦うしかなかった。小型のスクーナー級であれば振り切る自信もあったが巨大な体躯のガレオン級を振り切るのは難しい上、このままアンジュの元へ向かっても更なる混乱を招くだけである。
「なら方法は1つ。このガレオン級を速攻で倒すしかない、よね」
それしか方法はなかった。だが、言うのは容易くても実行するのは難しい。一応、ガレオン級も心臓付近に凍結バレットを直接、撃ち込めば素早く倒す事ができるが無論そう簡単にはいかない。ガレオン級はその体躯を利用した攻撃に加え、魔法陣を駆使して強力な攻撃を仕掛けてくるのだ。何よりフィオナ自身、ガレオン級と戦うのが今回が初めてなのだ。と、
「! 危ない!!」
ガレオン級が尻尾を振り回して、アルテミスに当てようとしてきたのである。フィオナは咄嗟に回避する。するとガレオン級は今度は身体を光らせて、光弾を多数放ってきた。しかも性質の悪い事に光弾はアルテミスを追尾してきたのである。
「くっ!ホーミング弾か。これじゃ、振り切るのは難しい。なら!」
フィオナはカラドヴォルグを構えると光弾をかわしながら斬って、打ち消していく。何発か被弾したものの殆どの光弾を打ち消した為、ダメージを最小限に留める事が出来た。
「グガオオオォォォ!!!」
自分の攻撃で落ちなかったアルテミスを見て、ガレオン級は怒りの咆哮を上げる。すると、フィオナの身に不思議な事が起こる。
【忌々しい偽りの民め!今度こそ、地獄へ落としてくれようぞ!!】
(え!?今の声、何?)
謎の声が頭の中に響いたのだ。何かと思ったフィオナだったが、すぐに頭を目の前の戦闘に切り替える。
「いや、今は一刻も早くガレオン級を落とさないと!」
すると、ガレオン級は今度は魔法陣を展開して光線を放ってきた。先刻、ココの機体を貫いたものである。直撃すればひとたまりもない。フィオナはアルテミスをフライトモードにすると光線をかわす。
「こうなったら、一か八か、勝負に出るしかない!」
フィオナはそう言うとガレオン級に向かって突っ込んでいく。ガレオン級は次々と光線を放っていくが、フィオナはそれを紙一重にかわしていく。やがて、光線を全て回避して、ガレオン級の間近まで来るとアサルトモードに変形して、凍結バレットを素早く装填する。そして、
「これで終わりよ!!」
フィオナはガレオン級に凍結バレットを直接撃ち込む。ガレオン級は断末魔の悲鳴を上げると海へ墜落する。途端に海は氷原と化すのだった。
「はあ、はあ、はあ。な、何とか倒す事ができた・・・」
フィオナは息を切らしながらも安堵する。が、
『助けてください!!』
『アンジュ!?何しやがる、離せ!!』
(! ま、まさか!?)
フィオナが前方に目を向けるとそこにはアンジュの機体がゾーラの機体にしがみつく姿があった。フィオナがガレオン級に手間取っている間にその瞬間が訪れてしまったのだ。
「アンジュ、ゾーラ隊長!!」
フィオナはアルテミスをフライトモードに戻すと2人の元へ向かう。が、ゾーラがトドメを刺そうとしていたガレオン級が2人の機体に翼を振り下ろした。
「ゾーラァァァ!!」
ヒルダの悲鳴が響き渡る。翼の直撃を受けたアンジュとゾーラの機体は海に向かって落ちていく。
「間に合えええぇぇぇ!!!」
フィオナはスピードを上げ、2人の近くまで来るとアサルトモードに変形してゾーラの機体の腕を掴む。が、
「くっ!私まで落ちて・・・」
やはり、パラメイル1機で2機ものパラメイルは支えきれず、共に落ちていくのを感じる。フィオナは懸命にスラスターを吹かすも焼け石に水だった。
「アンジュ、ゾーラ隊長!聞こえるなら返事をして!!」
フィオナは2人の機体に通信を入れるが、返事がない。おそらく、さっきの攻撃で気絶しているのだろう。
「お、おい。このままじゃ、3人とも・・・」
「隊長、アンジュ、フィオナ!!」
「アンジュちゃん、フィオナちゃん!!」
仲間達が心配するがどうにもならない。その間にも3人の機体が海面に近づいていた。海といえども、今のスピードで墜落すれば大破は免れない。そうなれば、乗っているライダーの命にも関わる。
(このままじゃ、2人だけじゃなくて私まで。もういっその事、この手を離して・・・)
今、手を離せば少なくとも自分だけは助かる。そんな考えがフィオナの頭に過ぎる。だが、彼女は首を振ってその考えを消す。
(ダメだ!2人を見捨てるなんて何を考えているの!それで助かったって何の意味もないじゃない!!)
フィオナは懸命に操縦桿を握る。そして、祈るのだった。
(アルテミス、お願い!私は2人を助けたい!だから、頑張って!!)
すると、フィオナのペンダントが光を放つと同時にアルテミスのスラスターの勢いが急激に上がる。途端に落下スピードがどんどん遅くなっていく。そして、
「と、止まった・・・」
3人の機体は海面ギリギリで落下が止まったのだ。墜落を避けられた事にフィオナは安堵する。と、
「痛っ!」
フィオナの手に痛みが走る。見てみると操縦桿を握る彼女の両手から血が出ていた。それだけ強い力で握っていたという事なのだろう。
『フィオナ!大丈夫!?』
「うん、私は平気。でも、隊長とアンジュはわからない・・・」
サリアからの通信にそう応えるフィオナ。やがて、仲間達がやってきて2機1組にアンジュとゾーラの機体を運ぶのだった。
「そういえば、サリア。あのガレオン級はどうなったの?」
『・・・残念だけど逃げられてしまったわ。追跡は無理ね。隊長とアンジュの機体も大破してるし、ひとまずアルゼナルへ帰投するわよ』
「イエス、マム」
フィオナはアルテミスをフライトモードに戻す。彼女の顔は苦悩に満ちていた。
(私がもっと早くガレオン級を倒してさえいれば・・・いや、後悔してても仕方ない。とにかく、アルゼナルへ戻ろう。そういえば、ココちゃんとミランダちゃんは無事に着いたのかな?)
フィオナはそう思いつつ、アルゼナルへの帰路に着くのだった。
運命の初陣。ココとミランダは無事に救い出せたものの、ゾーラとアンジュは墜落こそ免れたが安否不明。結局ドラゴンにも逃げられてしまいました。第一中隊は、そしてアンジュとフィオナはどうなるのか?次回も楽しみにしていてください。それでは