(実は実力を隠してたりする)最弱が実力主義の世界に挑もうなんて考えてませんって。   作:異世界製菓(Prime)

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プロローグ:入学式後の洗礼
(実は実力を隠してたりする)最弱が実力主義の学園に挑もうとか全然考えてませんって。


この世界というのは、実力主義である。

 

なぜか?

我々人間は…突然発現した『能力』によって進化した。

 

能力というと、例えば…

 

手から火を発したり。

氷を生み出したり。

 

身体能力が飛躍的に向上したり。

物体を生成したり。

 

心が読めたり。

操ったり。

 

 

…まぁそう言ったものだ。

もちろんのこと、能力には個人差がある。だからこそ実力主義なのだ。

 

ちなみに、自分はというと………

 

 

 

「やっほ。…うん、一緒になれてよかった」

「何が良いのか分からないんだけど、自分だけだったりします?」

 

 

ここは才印学園。もっと言うとDクラスの教室。

階級があるわけだ。ちなみにDは一番低い。"ドラゴン"とかの頭文字と考えたら強く感じたり…

しない?そうなんだ。うん。

 

「はーい手前(てめ)ェら、点呼」

 

教卓にいる教師が指示する。軍隊かな?

 

「はい」「はい」「はい」「はい」「はい」「はい」「ちくわ大明神」「はい」

誰だ今ふざけたヤツ。

 

 

「はい全員いるな。んじゃ手前ェら、表出ろ」

 

「えっ」

えっ?喧嘩?

 

「勘違いすんなよ、順位決めの検査だ」

 

…順位。

その言葉が出た途端、教室は騒がしくなる。

それもそうだろう…なんてったって、これからの扱いが決まることでもある。

 

「ねね、順位だって。同じ順位になれるかな?」

「順位は一つ一人で十分ですから、リン。欲張らないでくださいね」

「…うーん、そっかぁ…」

 

この子は英里 輪禍(エリ リンカ)。幼馴染である。そこそこ仲がいい。どうしてか私と同じものになりたがる。私はリンと呼んでいる。

 

それから教師に指示され、体育館に行くこととなる。

 

 

 

 

 

 

 

「…ここが」

 

体育館。観客席があって、バスケットのゴールはない。

ここで、それぞれの『順位』を決める。

ただし決まるのは能力の順位だ。実際の実力は分からない。

 

順位決めは、何かの機械に手をかざすだけでいい。

あとはあっちがやってくれる。

 

ちなみに言うと、今のクラスは正確に決められたわけではなく。

入学前に送る書類に能力について書く必要がある。それから仮として別れたのが今のクラス。

つまり…ランクが上下したり、するかもしれない。

 

自分たちDクラスはそんな夢を見て、ここに立っている。

 

「結果は後日。終わったら各自観光でもして帰っていい。んじゃ、お前からだな」

 

最前列の一番左にいた生徒が返事をし、機械に手をかざす。

私もそれを終わらせて、帰路に着く。

 

 

 

 

 

 

「あ、来た来た。黒乃(クロノ)ちゃん、一緒に帰ろ?」

校門に来ると、先に検査が終わっていたリンカがいた。

「いいですよ」

軽く返事をして、一緒に帰ることにした。

 

…そういえば言っていなかった。

自分は黒乃 華入(クロノ カイリ)

両親はおらず、今はリンカの家で世話になっている。

 

「なんだか、これも久しぶりな気がしますね」

「そうかなぁ?昨日も一緒に帰ったでしょ?」

「ああ…"道が分からないかもしれない"って学園まで来たんでした」

「もう。それを忘れちゃったら意味ないでしょ」

 

すみません、と謝りながら歩く。

 

「リンカ。私たちの順位、どうなると思います?」

「どーだろー。分かんないや…高かったらいいんだけどね」

 

こんな雑談をしながら、家の前に着いた。




某ゆっくり茶番劇投稿者に影響されて。
でも普段オチを思いついてから書くんですけどオチが思いつかない。どうしてくれるんだ。
あとこれ百合百合するかもしれない。主人公が基本女の子なんですけど。
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