MOTHER×BLUE   作:ハヤモ

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ネス視点。設定曖昧感
大砲は後々話が続いた際の伏線になればと
指摘はやんわりお願いします(甘え
…はよジェフとの連携したい気持ちも
高評ありがとうございます。励みになります


未来からの連絡

ネスが見つけたのは列車砲シェマタ。

先代が別の自治区であるゲヘナ学園の雷帝と協力して建造したらしい超兵器だ。

太陽と同じ温度の弾を発射するという、トンデモ兵器……の筈だが、諸元通りに能力を発揮できるかは怪しかった。

だが当時を知る者は殆どいない。 ユメの代に聞けば詳細が判明したかもだが、唯一残ったユメは能天気で記憶力も無くチンプンカンプン。

ヒントとなる権利書、契約書等はハイランダー鉄道学園という、これまた別の学園の倉庫で埃を被っており、この列車砲を巡り騒動が起きるのは約2年も先になる筈だった。

それも多くの大人や、元ゲマトリアの地下生活者による陰謀に巻き込まれる形で。

 

カイザーが探している箱舟……太古の演算装置とは違うものの、大砲も大砲で価値のあるものであるから、知ってしまったからには放置もできない。

 

妖しく輝いて見えた黒い巨砲は、かつての幻影マシーン、マニマニの悪魔の像とどこか似て非なるものを感じた。

それでも破壊に至らなかったのは、昔のアビドス生が凋落する母校を何とかしようと必死になった産物、その想いの残滓を感じたからかも知れない。

 

そんな訳で、ユメとホシノに報告したネス。

アレをどうするか。 それは現アビドス生である者達に委ねるべきだろうとの判断だ。

 

 

「……大砲、砂漠の奥で見つけたんだね」

 

「カイザーの探し物でしょうか。 思っていたお宝と違いますが、先に確保すれば借金の帳消しもできるかも知れません」

 

「ううん、ホシノちゃん。 きっとネスが見つけものは今のアビドスを無くしちゃう、悪い象徴な気がするの。 だから機会を見て壊しちゃおうか」

 

「……ユメ先輩?」

 

 

ネスとホシノはユメにギュッとされた。

温かい。 癖になりそう……。

 

 

「きっとネスとホシノちゃんなら壊せるよ」

 

「何か事情があるんだね」

 

「そんな、カイザーとの交渉に使えるのに」

 

「今のアビドスを壊しちゃうのは、私はあまり賛成できないな。 もうオアシスでお祭り出来なくても、それでもなんだよ」

 

「わかった。 ぼくもそれが良いのかもって」

 

「ネスまで……わかった。 残念だけど、時間を作って見に行こうか」

 

 

固執せず、ホシノはしぶしぶ了承した。

それでも壊しに、ではなく見に行こうと言うのは未練たらたらの証拠でもあり。

 

そんな時。

ネスのリュックから音がする。

 

 

(プルルルル……プルルルル……)

 

 

それはアップルキッドの家にいた名無しネズミから貰った、受信専用電話のコール音だった。

アップルキッドからは勿論、パパやピザ屋からも掛かってくる優れ物だ。

 

 

「何の音?」

 

「ネスのリュックからですね」

 

「受信専用電話からだ! 誰からだろう?」

 

 

グッズから最初期の携帯電話のようなソレを取り出して受話器を取った。

 

(ガチャ)

 

 

『おお、本当に繋がった! ジェフやお父さん達の技術は凄いな! 過去の、別の世界軸の人間と繋がっているなんて!』

 

 

それは年上の、お姉さんの声だった。

ネスは尋ね返す。 ジェフを知ってるなんて。

 

 

「お姉さんは誰?」

 

『私はミレニアム、エンジニア部のウタハだ。 君がジェフの友達のネス君だね?』

 

「うん。 ジェフに何かあったの?」

 

『大変な事になった。 いや、下手すれば世界の危機だよ。 君の助けがいる』

 

 

何だかよく分からない内に、面倒な事態が起きていたようだ。

それも過去がどうのって。 まるで最後の冒険、ギーグを倒す為にロボットの体になった時を思い出す。

 

 

「どういうこと? 何が何だかサッパリだよ」

 

『よく聞いておくれ。 私たちは君のいる時代から約2年後のミレニアムサイエンススクールの自治区にいる。 そこにジェフが来たんだ。 攫われたお父さんを探す目的でね』

 

「アンドーナッツ博士が攫われたの!?」

 

『そうらしい。 その捜索の道中、犯人らしき者に襲われた。 治りはしたが、同行者は未だ重症で、中には目を覚さない者もいる』

 

「そんな……」

 

 

見ず知らずの者が傷ついたと聞いても、心を痛めるネスは優しい少年だ。

そんな表情を傍らでユメ達は不安そうに見つめるも、会話は続いていく。

 

 

『助けに来てほしい、と言いたいが。 転移装置のスペーストンネルはまだ未調整で、まだそっちの座標に飛べそうにない。 そもそも世界線が異なるようなんだ……だけどネス。 世界線が違くても平行同位体は存在する筈だ……それこそAL-1Sもね』

 

「よく分からないけど、ミレニアムって所に行けば良いんだね?」

 

『そうだ。 ミレニアムの自治区に行って、その時代の私達に色々と聞いて欲しい。 そしてAL-1Sを止めるヒントを得て欲しい。 頼んだよ(ガチャン。 ツーツーツー)』

 

 

また新しい冒険の予感が体中を駆け巡る。

ユメとホシノには悪いけど、友達のピンチを助けに行く事が優先された。

 

 

「ごめんユメにホシノ。 ぼく、ミレニアムって所に行って友達を助けないといけないんだ」

 

「わかったよ。 でもネス1人じゃ危ないよ」

 

「そうですね。 ユメ先輩よりマシですけど」

 

「ひぃん……そ、そうだ! 大砲の位置はまだ他の誰にも分からないはず。 急いで壊さなくても良いよ! その代わり、私とホシノもついていくからね!」

 

「ちょっと!? 学校はどうするんですか!」

 

「直ぐ終わらせて帰れば大丈夫!」

 

「ユメ先輩が何処かに行く時って、大抵碌でも無い事が起きる気がします! 分かりましたよ、私がいないと2人とも危なくて仕方ありません! 大切な者を失うくらいなら、私も一緒についていきますよ!」

 

「ごめん2人とも……」

 

「いいの! ネスには助けられてばかりだし、今度は私達が助ける番!」

 

「そうですね。 それにネス。 ミレニアムはキヴォトス3大校の1校で、科学者や技術者が集まる場所。 そのライフルも直してくれる人がいるかもね」

 

「うん! 前向きに考えるよ!」

 

 

そうしてネス達はミレニアムへ向かう!

そこで3年生の若き1年時代のウタハに、後々生徒会長となるリオや、自称超天才病弱ハッカーのヒマリといった子達と邂逅するとかしないとか……。

 

果たしてネスとジェフの運命は如何に!




最後の台詞はスリークのホテルでゾンビ達に襲われてあー…意識が遠ざかっていくー…的な展開を想像したり

…どこまで書けるか常に不明の中
3年生の2、1年生時代が描かれているのはホシノくらいでしょうか……
なので他のメンツは作者の完全な妄想……
しかしクロスなので、MOTHER要素はいれたい
……解釈違いもあり途中でエタりそう(逃腰
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