MOTHER×BLUE   作:ハヤモ

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前書き
短編、オマケ
やりたかっただけだろシリーズ?
有翼種と産み立て卵
知らない人から安易に物を貰ったり、ついて行ったりしてはいけない
……おじロリは駄目でも、おねショタなら許されるという風潮。いやアウトか……


短編/オマケ
ニワトリニティ/うみたてたまご


キヴォトス3大校の1つトリニティ総合学園。

お嬢様学校を思わす気品に溢れ、歴史は古く、3つの派閥が紛争回避の為に話し合った末に"総合学園"の名を冠するに至った。

そんな学舎には多くのお嬢様方が在籍するが、目立つのは背に羽根を生やした有翼種の生徒がいることだろう。

天使のようでもある純白の翼もいれば、堕天使のような漆黒の翼を持つ生徒もいるのだ。

その大きさは個人差あれど、2、3年生、特に幹部クラスの生徒は大きく、人を包み込めるような大きさがある。

けれど空を飛ぶ事は出来ない。 多少動かす事は出来るが、それは狭い場所などを通る際など、羽根の干渉を避ける為にされる行為に限定されている。

……つまり翼のある生徒は特にメリットがなく、寧ろ日常生活において支障が出る要因になっているまである。

それでもトリニティ生の誇りだとか、権威の象徴の側面から手入れをし、光を浴びて神聖な純白を演出するのに一役買っているのであった。

 

 

「ここがトリニティなんだね」

 

 

そんなトリニティ自治区に、ネスとジェフは観光でやってきていた。

格式高い建物からは、気品と伝統文化に溢れていて、畏れ多く歩き回った。

幸い、淑女足る生徒達は年下の少年達を快く迎え入れ、明るく接してくれたのが幸いした。 排他的な自治区、生徒なら、観光どころではなかった筈だ。

……最も、治安維持組織の正義実現委員会や、生徒会組織に相当するティーパーティからは遠巻きに警戒されてはいたが、ネスとジェフには知らない話である。

 

 

「話通り、翼を生やした生徒が散見している」

「鳥? 天使みたい?」

「鳥なら手の部分が翼に当たる。 そうなると、有翼種は手が4本ある事になるのだろうか。 構造や生態が気になるが……見た限り、装飾のある普通の人間だ」

 

 

ここで卵生なのか? と、どこぞのノンデリ狂人の如く発言しなかったジェフを誰か褒めて欲しい。

 

 

「食生も人間と変わらない。 見ろネス。 彼女達は普通にサンドイッチを食べ、スイーツを喜んで食べている」

「本当だね……あれ。 売り物も見覚えのある物が多いよ」

 

 

ジェフに言われるがまま見やったネスは、彼女達トリニティ生が食べている物に気がついた。

その手に持っているのは、観光地サマーズなどで見かけた料理やスイーツだ。

 

 

「因果がこんなところにも及んでいるらしい」

 

 

ネスとジェフはキッチンカーのメニュー表や、自治区内の店をチェックした。

 

 

「おや、ママやパパは一緒じゃないのかい? それじゃテイクアウトにしてあげようね」

 

店員の台詞も聞き覚えがあるものだが、それは善意なのか、店の格式を落とさない為の追い払いか蔑み、慇懃無礼か……考え過ぎてはいけないか。

 

(たべもの/のみもの)

シェフのおすすめ(日替わりメニュー)

クラーケン風のスープ(高級素材使用)

トリニティ風パスタ(ああ美味しいパスタry)

ロイヤルアイスティー(一般庶民も飲める)

オレンジジュース(他所でも売られてる奴)

コーヒー(大人な味。下品な泥水ではない)

みず(普通の水。飲めば僅かにPP回復)

たかいみず(天然水だの場所による値段?)

ラッキーサンド(回復量の運試しに)

スキップサンド(食べたら暫く足が速くなる)

ダブルスキップサンド(上記の上位互換)

クロワッサン(三日月パン。作るの大変そう)

バターロール(多めにバターを使用したパン)

えんそくランチ(たこさんウィンナー入り)

クッキー(今日のジェフは随分と酷い事ry)

サイコキャラメル(多分包装はサイコロ箱)

ふしぎなキャンディ(バグ利用にも?)

こなざとう(何故かキャンディと相性良し)

しお(茹で卵等に)

チョコチップ(クッキーとかにかな?)

コンデスミルク(アイスキャンデー等に)

ケチャップ(何故か産み立て卵に良し?)

タバスコ(日本ではピザのイメージか)

マジックケーキ(今回は幻覚なしの筈)

マジックタルト(安心して食せるデザート)

マジックプリン(マジカント限定だった気が)

ひしょちのジェラート(人気アイスクリーム)

アイスキャンデー(砂漠で買えた。多分苺味)

いちごとうふ(都会で流行? どんな味?)

 

(そうび/そのた)

フライパン(調理器具だがポーラの武器にも)

いいフライパン(きっと熱が均等に広がる)

あつめのフライパン(厚めで熱めではないか)

たのしいフライパン(ホットケーキ用かな?)

すてきなフライパン(どう素敵なのか)

シェフのフライパン(プロ仕様か。使い熟せ)

てんしのフライパン(トリニティだから…)

ようせいのうでわ(カラフルで可愛いのかも)

てんしのうでわ(トリニティry)

めがみのうでわ(トリニry)

きんのうでわ(成金仕様かな?)

プラチナのうでわ(金より高そうだ)

ダイヤのうでわ(宝石を使用か?)

リボン(ポーラの装備品。日用品でもあるか)

まっかなリボン(濃さの好みは人それぞれだ)

まもりのリボン(御守りの役割もあるかも)

めがみのリボン(トリry)

おみやげのコイン(トリ仕様。観光土産に)

かがやきのコイン(鳥と光物…)

かがやくおまもり(鳥とry)

だいちのペンダント(オシャレにも使えそう)

ほしのペンダント(オシャレにもry)

ゴージャスなバット(たぶん記念品)

ぬいぐるみ(可愛いぬいぐるみ)

つよいぬいぐるみ(とても可愛いぬいぐるみ)

すっきりハーブ(状態異常のあなた!)

 

一部は名前が異なるが、大凡知った物だ。

なんか紅茶じゃなくてコーヒーがあったり、本来1点物のレアアイテムが売られていたり、お嬢様学校というワケか高そうでオシャレなアイテムがズラリと並ぶ。

 

 

「他にもありそうだが……何か買うのか?」

「そうだね。 お土産と、あと何か小腹を満たせそうなものかな」

 

 

ドルは使えるのかな、と思いながら最寄りの店に入ろうとした時。

 

 

「ねぇねぇ、そこのぼく!」

 

 

声をかけられた。

振り返れば有翼種、トリニティの生徒だった。

……少し頬を染め、恍惚な表情で見てくる。

 

 

「はい?」

「おなか、空いてない? 空いてるよね?」

「え? えっと、うん。 少し」

「じゃ、これ! はい!」

 

 

◇(ネスは うみたて たまご をもらった!)

◇(ジェフは うみたて たまご をもらった!)

 

 

「お姉さんの産み立て卵だからね!」

「ちょ、ちょっと」

 

 

そう言い残し、生徒は去っていった。

ネスとジェフの手に残されたのは純白の卵。

 

 

「なんだったんだ、今のは?」

「さぁ……この卵、どうしよう」

「相手の発言からして食用だろう。 しかし生のままか……茹で卵が懐かしいな」

「このまま持ち歩けば孵化するかな?」

 

 

純粋な少年らは、どうしようかなと話し合う。

衛生管理された現代日本的には、生卵を食しても平気だが、本来は危険である。

ところがネスは冒険中に手に入れた卵を、普通に食べたりする。

あと、そのまま持ち歩いてると卵が孵りヒヨコとなって、やがてニワトリになる。 これらは使うと心が和んだり逃げたりするだけで役に立たないが、金策アイテムとしては少し役立つかも知れない。

 

 

「(ああ^〜純粋無垢な少年に私の卵が食べられるのかな? ううん、大切に持ち歩いて温められるのでも良い! さあ早く! 早く決めて〜!)」

「そこの人。 ナニヤッてるスか〜?」

「ヒェッ、正義実現委員会の!?」

「オシオキが必要ッスかね?」

 

 

何やら近くで爆音と悲鳴が響いてきた。

ああ、ここもキヴォトスに変わらないのだと、ネスとジェフは思うのであった……。




後書き
たまに短編を出すかも?
…日曜に実家の飼犬が出かけ先で呼吸困難で死亡するという事があり…その場に自分はいなかったのですが、連れていた親が凄く悲しんでね…
それは残念ですし、周囲共々慰めの言葉をかけてはいたつもりです
…問題は今回の件を理由に、また新しく犬を買い直してこないかということ。 他にも大型犬と猫が複数いる多頭飼いの状態で、狭い家の床や壁がボロボロで臭いが酷いんです。 近所迷惑や健康、経済面等もあり正直に言えばこれ以上増えて欲しくないです
親は歳で体の調子が悪く、餌やりや散歩がしんどくて、特に後者はできていないように感じます。自分が癒されたい時だけ檻から出して、それ以外は檻の中に閉じ込めて。腹話術みたいに赤ちゃん言葉で話しかけたり、犬の気持ちを代弁する形で己の言いたい事を言ってきたり
新しく飼う時も売れ残っていて可哀想だとか1匹だけじゃ可哀想だからとか前の飼主が飼えないからとか色んな言い訳を道徳心や倫理観を盾に自分の中で正当化して買ってきた事にムカつくのですが、反論するならば、いったい毎年何匹の犬猫が処分されているのか、可哀想な目に環境にしてるのはアンタだろとか、それじゃ1匹だけの家庭は不幸なのかとか、人の無責任を引き受ける理由にはないだろ、自分が欲しいだけだろと。ブランド犬を買う金があれば、保護団体とかに寄付した方がより多く救えるのではと
特にムカついたのは昔自分が話題作りの為に「こういう犬種がいるんだね」的な話をした際、何の相談もなくある日突然にその犬を買ってきて「だってその話をしたから…」などと、こっちの我儘か何かのようなせいにしてきた時です。自分の欲望を叶えるのに人をダシに使った挙句、悪者のように扱われて心底頭に来ましたね。その理由を他人にも言いふらしていたら内心発狂する自信があるかも
言い難いから、そうやってアレコレと道徳心や倫理観とした慈悲、情けに訴えているのでしょうが、繰り返されると浅はか過ぎて常なる心の干潮です
…他、これまた昔、威圧的な知り合いが旅行か何かだから預かってとハリネズミを預かったら、その知り合いが要らねぇからやるわ的な事をされ、預けたモノ勝ちみたいに無責任に押し付けられたり
譲渡された猫が実は妊娠していて、子猫をうちで産んでしまい、里親を探す苦労があったり…まあこれは押し付けられたというより、向こうも知らなかった可能性はあるかもですが
マイページ的なところに似たような事を書きましたが…犬猫が好きな親や、そうした方には申し訳ないですが、そのような人らが身近にいるので自分はペットに懐疑的です
道徳心、倫理観を育む為の教育や、精神安定の一環として愛玩動物を飼うという事自体を否定しているのではありません
ですが相手は生きています。限度があります。受け入れたら責任が発生すると思います。それができなければやってはいけないとも思います。例え自分が平気でも人を不幸にする、その動物すら不幸にする、了解を得られない場合でも飼ってはいけないと思います
命の否定と言えばネガティブに捉えられがちですが、それはあなたを傷付ける否定でも心無い冷血な罵倒でもない。寧ろ想ってるからこそ意見していると捉えて欲しい…人によるかもですが
…と、偉そうに書き殴りましたが。勇気を持って意見した際に仲が険悪になり、他所から怖い人(ペット絡みで警察の世話にもなったような人)を連れてきて、暴力をチラつかされながら怒鳴り散らされ、それこそ人の家の事なのに自分の家かのような意見を声のデカさや勢いで偉そうにゴリ押し説得力皆無の唾を吐きかけられてからというもの、萎縮して何も言えなくなり、何もできない自分は敗北者じゃけぇ……!
(略:命の衝動買いはやめよう)
……長文すみません。吐き出せる場所がなく。
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