混ざり合う世界へようこそ、47   作:メタ(ル)

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時系列:原作漫画7巻終盤から8巻 アニメ版第13話付近

なお、このためだけにアポ漫画8巻までとアニメ版全話(計2000円以上)購入。
一部キャラに台詞が変な場合は指摘と教ええ頂けたら幸いです。




介入ミッション:Last Master

こちら側のルーラー上杉謙信、またの名を長尾景虎と合流し、偶然再会した獅子劫たちと会話を済ませた。

元々獅子劫はICAがサーヴァントを抱えていることを知っていたのでそこまで驚いている様子はなかったが、彼のサーヴァントである赤のセイバー、真名「モードレッド」がこちらを敵と勘違いしてひと悶着あったのだがお互い令呪による制止を掛けるまで止まらなかったのを見るにお互い戦闘好きなのだろう。

こればかりはこちらにも非があったので令呪を2画景虎の方から補填として穏便に済ませた。

 

その後周囲の捜索に予想以上に掛かってしまい1日ホテルで過ごすという長期任務になったがICAは7日間雪山でサバイバルする訓練があったのでまだましな方だ。

次の日の9時過ぎごろ、ようやく動き始めようとしたタイミングでダイアナから緊急の連絡が入った。

 

 

『47、緊急事態よ。衛星写真で確認したところ赤のサーヴァントの宝具なのか要塞がダーニックの居場所に襲撃を仕掛けているわ。

この戦いでダーニックが死んだのならありがたい話なのだけれど、万が一のことがあるわ。すぐに向かって』

 

 

 

 

介入ミッションを発見

---------------------------------

 

 

 

Ω
介入ミッション

Last Master

 

 

突如として攻勢に出た赤の陣営。

赤のサーヴァントの誰かが宝具の要塞を用いて黒の陣営の本拠地に占めているようね。

現状黒側が数的有利のはずなのだけど‥‥‥

情報部ですら正体が把握できなかった『シロウ・コトミネ』といい、ルーラーといい今回の聖杯戦争は妙な感じがするわ。

ここでダーニックが討たれればこちらの仕事が減るのだけれど、万が一取り逃がした場合厄介なことになるからすぐに向かって状況を把握して。

 

 

 

Ωユグドミレニア城砦に向かう

 

 

 

「緊急事態だ、景虎。両陣営の戦いが本格的に激しくなった」

 

「ホントですか!なら私もその戦いに‥‥!」

 

「その前に情報収集だ。

戦う場合は即座に指示する」

 

「つまり、戦う可能性が大いにあるんですね!よし、では行きましょう!」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

ユグドミレニア城砦、そこでは黒と赤のサーヴァントの両者による戦闘が繰り広げられている、かと思いきや何やら様子がおかしかった。

遠目から見えるのはターゲットのダーニックかその黒のランサーウラドⅢ世のどちらかが服装とからして聖堂協会の代行者である何者かが消し去っていた。

 

 

『ダーニックとウラドⅢ世の融合した何かの消滅を確認。

死亡したのは間違いないでしょうけど、あの代行者は‥‥‥』

 

「真名『天草四郎時貞』。ルーラークラスで、受肉してますよ、マスター」

 

『やはりそうなのね‥‥‥あれは第3次聖杯戦争でアインツベルンが召喚したサーヴァント。

彼が何をしようとしているのか真意をつかんで。

 

 

 

 

Ω話し合いを盗み聞く

 

 

 

 

 

「━━何が目的なのです、天草四郎時貞」

 

「知れたこと、全人類の救済だよ。ジャンヌ・ダルク」

 

 

 

そこから展開は移り変わりが激しかった。

赤のアーチャーとライダーが天草四郎に攻撃を仕掛けようとするも失敗。

天草による勧告で黒のキャスターの裏切りが発生。

これによって黒の陣営は窮地に追いやられていた。

真名の方は景虎が次々と看破して言っているが、ほとんどが神代の者たちばかりである。

しかし、話を聞いていても天草四郎の考える人類の救済とやらの方法が語られない。

 

 

『47、あの場への介入を許可するわ。何としても天草四郎の真意をつかんで』

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

今回の聖杯大戦のルーラー、ジャンヌ・ダルクと黒のサーヴァントたちは窮地に生い立たされていた。

黒のランサーとセイバー、鹵獲した赤のバーサーカーの敗退。

裏切った黒のキャスター。

一向に姿を出さない黒のアサシン。

状況は詰将棋のようなものだった。

 

 

「━━さてルーラー、貴女は邪魔です。"黒"のアーチャー諸共に滅んで戴き━━『シュッ!』・・・ッ!」

 

「!?」

 

 

突如として天草四郎の真横を短刀が通り過ぎる。

一瞬頬を掠めるかと思われたその一撃は一切ダメージが入っていなかった。

 

 

「ICAですか‥‥‥今回はあなた方をダーニック殺害の保険として用意していましたがここで介入してくるとは‥‥‥。

しかし、やはりICAにもいましたか━━

 

 

私と同じくイレギュラーのサーヴァントが。

 

 

その言葉を聞いた一同が驚愕する。

ありえない、これ以上サーヴァントがいるというのか。

 

 

「あ、バレてましたか。そんにゃら姿を見せましょうか。」

 

 

声がした方向をサーヴァントたちが見るとまた驚愕の顔が広がった。

特に驚いていたのは存在を指摘した四郎を含めたルーラーの2人だった。

 

 

「な、なぜ…!聖杯大戦のルーラーは私だけ。なのになぜ━━」

 

「まさか同郷の、それもかの軍神と称えられた者がICAのサーヴァントでしたか━━」

 

 

「「上杉謙信」」

 

 

 

その場にいたサーヴァントたちはさらに驚いた。

冬木の大聖杯はそもそも日本、アジア圏の英霊を召喚できない。いや、原典のキリスト教と縁のある高山右近や天草四郎なら召喚できる可能性はあった。いや出来るだろう、現に天草四郎が召喚されている。

しかし、今居るのは軍神と称えられた毘沙門天の化身、キリスト教ではないし、しかもルーラーである。

 

 

「日本の亜種聖杯戦争で召喚されたランサーの霊基をルーラに変更させたのですか。確かに聖堂協会ですら把握が出来なかった戦いでしたが、ICAが動いていたなら納得です。

まさかICAもここまで技術を持っていたとは思いもよらなかったですが」

 

「我々の技術は常に進化している。」

 

 

今度は男の声が聞こえた。

各々のサーヴァントが見た先には黒いスーツを着たハゲ頭が居た。

 

 

「これはまた予想外でした。獅子劫界離ではなくICAのトップアサシンである貴方が今回派遣された暗殺者でこのルーラーのマスターでしたか、エージェント47」

 

「ICAに依頼を出しただけあって情報は調べつくしてある、か」

 

「おや、匿名で出したつもりでしたが」

 

「今の状況から依頼人はお前だったことを証明している」

 

 

そもそも依頼が出された時点でICAは依頼人を聖杯大戦で出る聖堂協会の代行者ということまで判断していた。

しかしながらその人物の詳細は細部まで隠蔽されていたこともあって今になって情報が送られてきていた。

 

 

「この際ですからあなた方もこちらについてくれませんか?」

 

「‥‥‥今から言う質問に答えろ。返答次第では考えよう」

 

「なっ‥‥!」

 

 

これには黒のアーチャーとルーラーは焦りを感じ始めた。

特に焦っているのはルーラーだ。

真名看破による能力で見れるあちらのルーラーのステータス・スキルがほぼ全てAかつ最低値がBのルーラーだとしても明らかに可笑しいスペックをしているのだ。

そんなハイスペックのサーヴェントがさらに敵側に付いたのなら、負けはほぼ確実だ。

熟考するルーラーを他所に質疑応答が行われた。

 

 

「お前の人類の救済方法について何をするのか聞きたい」

 

「なるほど‥‥‥まぁいいでしょう。本来であれば語る予定ではなかったのですがお答えしましょう。

私は死への恐怖を取り除く、即ち全人類に第三魔法、天の杯(ヘブンズフィール)を行使することです。

 

 

第三魔法、それすなわち不老不死である。

聞けば天草四郎は聖杯による魔力を利用して聖杯の本来の使われ方である第三魔法の適応を過去・現在・未来問わずすべての人類に行うことによって恒久的な世界平和でありながら誰一人不幸にさせない世界を創ることを目的として語った。

これにはルーラー、ジャンヌ・ダルクは驚愕、景虎の方は何と言うか少し、キレていた。

 

 

「さて、あなた方ICAの返答はどうでしょうか?(まぁ、結論は恐らく‥‥‥)」

 

「ふむ‥‥‥ダイアナ、上層部は?

 

『今審議中のようだけれど、恐らく結論はこうなるでしょうね━━』

 

 

数秒待を開けた後、47は口を開いた。

 

 

「断る。」

 

やはり(・・・)、そうですか‥‥‥。」

 

「我々ICAは暗殺組織だ。誰もが死ななくなる世界はICAの存在意義というものがなくなる。

そして、お前がやろうとしていることはただの世界の停滞だ」

 

「そうですか‥‥‥ならそちらのルーラーはどうでしょうか?

あなたも平和な世を築くために戦国乱世を生きた者なら分かるはずでしょう?」

 

「願いは否定しませんよ、"願い"は。

ですが、そのやり方で過去を、川中島の、晴信との殺し合いすら消そうとするオマエ(・・・)に従う理由が無い。吉利支丹(キリシタン)風情が、私の過去を壊すな」*1

 

「よもや、戦狂いが裁定者となっておったか。マスター、これはちと無理があったな。」

 

「想定してはいましたがこうまで言われるとは‥‥‥これではっきりしました。あなた方ICAは俺の敵だ。」

 

「どの道排除する予定だったのだろう。最初の時点でICAが協力する筋合いが無い。」

 

 

 

『上層部からの判断が出たわ。一先ずここで起こるであろう戦いは凌ぎきって。

上層部がトゥリファスに送り出す戦力を現在算出中よ。』

 

『それと、獅子劫界離とセイバーがそちらに到着したとの通信があったわ。

彼らもこの事を聞いていたからかICAに付いたわ。』

 

 

 

先ほど景虎の宝具が突き刺さったことでヒビの入った壁から赤のセイバー、『モードレッド』が鎧兜を付けて*2乱入してきた。

 

 

「セイバー!貴様裏切る気か!?」

 

「莫迦か手前ェ!オレのマスターを殺そうとした時点で敵だろうが!!

それにな、そんな願いで父上の歴史を消させるかよッ!!」

 

 

次々とゴーレムを斬るモードレッド。

だがそこに待ったをかけるように赤のランサーが槍を振るう。

 

 

「一度の聖杯戦争で2人のセイバーと矛を交えることになるとはな」

 

「ハッ!セイバーでも格が違うってのを知りやがれ、マハーバーラタの主役さんよッ!!」*3

 

 

その戦いが繰り広げられる中、ジャンヌ・ダルクと天草四郎の戦いも行われていた。

投擲される黒鍵に対して旗を槍のように振るうことで防ぐ。

その中で防ぎそびれた黒鍵は景虎の放つ白き焔によって消される。

 

 

「感謝します、もう一人のルーラーとそのマスター。」

 

「気軽に景虎と呼んでいただければいいですよ、ジャンヌ・ダルク殿。

後ようやく戦えそうで嬉しいんですよ」

 

 

狂気じみた声と表情で喋る景虎に対しジャンヌ・ダルクは引き気味であった。

その光景を見ながら天草四郎は冷静に現状を分析する。

 

 

「(マズいですね‥‥‥予想以上にICAのルーラーが強すぎます。私と戦いながらアサシンに焔で妨害をしてくる*4上、ステータスとスキルが軒並みAという狂っている性能。

こちらのアキレウスでも倒せるかどうか‥‥‥。それに加え亜種聖杯戦争で協会が回収しそびれた令呪と神明裁決(EX)のスキル持ちなのが厄介です。ほぼ制限なしにこちらのサーヴァントを操れる可能性が高い‥‥‥!)」

 

 

ならば令呪を使わせる前に動くのみ。

天草四郎はそう決断する。

 

 

「"黒"のキャスター、すみませんが任せます」

 

「ああ、分かった。が、恐らくは足止めにしかならないぞ」

 

 

天草四郎はそれだけ言うとユグドミレニアの城砦から大聖杯を持って逃走を開始した。

それに続いて他のサーヴァントたちも霊体化して逃げていった。

 

 

この後黒のキャスターによるゴーレム、通称ケテルマルクトが起動し、大乱闘が発生したのだが、令呪でブーストさせた景虎とモードレッド、それになぜか知らないが黒のセイバーのジークフリートになれるホムンクルスの少年*5による宝具を一斉に放つことでゴ-レムは完全に沈黙した。

ゴーレム討伐後はユグドミレニア陣営とICAの一部の幹部陣による話し合いの末、ICAが全面的に協力することとなった。

 

ICAは手始めに黒のアサシンとそのマスターである女性をトゥリファスの街から発見し、ある条件*6を提示した取引をした結果、アサシン、ジャック・ザ・リッパー(怨霊の類)とマスターである六導玲霞は万が一の時の時の保険のサーヴァントとマスターとして用意されたが、そのまま勝ったので、現在は願いを叶えて静かに日本で暮らしている。

 

さらにここからICAは空中要塞の攻略のために軍隊仕様の戦闘ヘリとジェット機、さらには特殊弾の提供、新設されたベンジャミン・トラヴィス結成の魔術強襲部隊『セインツ』などの人員も提供するという行動をとった。

もし天草四郎の願いが叶えばICAの存在意義が無くなるのでこればかりはICAも本気である。

 

 

その後の戦いでは、ケイローン(令呪3画ブースト)VSアキレウスは相打ち。

ジーク&アストルフォ(令呪3画ブースト)VSカルナはジーク側の勝利。

獅子劫界離&モードレッド(令呪4画ブースト)VSセミラミス(令呪1画ブースト)は獅子劫界離生存のモードレッドとセミラミスが相打ち。

47&景虎VSアタランテでは、

 

 

 

「あははははは!いやー、貴女よくそれで戦えてましたよね。

そんな霊基を変更させても勝てるわけないじゃないですか。というか、メンタル大丈夫ですか?」

 

「わ、私は‥‥‥どうやって…願い‥‥‥」

 

「‥‥‥‥‥‥。」

 

 

聖杯というのは具体的な方法を記さねば動かない代物である。

故に願いは持っていてもその方法を考えていなかった彼女は景虎の人の心を無意識に抉り取るような発言でメンタルをズタボロにした上で勝利をした。

最期の方に赤のキャスターであるシェイクスピアが登場していたが彼女のランサー時の宝具の流れ弾で突き刺されていつのまにか消えていた。

 

天草四郎の方はと言うとジークと戦いながら陰から特殊弾を撃って来る『セインツ』とライダー、ルーラー2騎を相手取るという鬼畜難易度のバトルをしていたが、結論から言うと、いくら大聖杯からバックアップがあっても数と令呪によるゴリ押しには敵うはずがなく、敗れ去った。

そうして、この聖杯大戦に幕が閉じられた。

 

 

 

 

 

*1
楽しかった思い出を消そうとしてくるのでマジギレ状態である

*2
「ルーラーにも真名補足されてなさそうだったし、アドバンテージは残した方が得だろ?」 by獅子劫

*3
真名も景虎によって看破された情報が獅子劫経由で伝えられている

*4
ただし、ゴミエイム

*5
なれるようになった経緯を聞いたらICAの幹部陣は興味深い被検体ということで身柄を欲しがったがルーラーとライダーに色々言われた結果、血を採取するだけになった

*6
亜種聖杯の提供(魔力の提供&アサシンの願いを叶える)





"評価付けてほしいです(目標:赤バー(傲慢))"



ベンジャミン・トラヴィス…Hitman:Absolutionに登場。ICAの幹部で後述する『セインツ』の設立者。元海兵隊員でAbsolutionの適役で最終的な排除目標。この世界線ではヴィクトリアが存在しなかったことによりダイアナの暗殺依頼を出していない。

セインツ…ICAに所属する女性暗殺者集団。トラヴィスが暗殺者の素質がある犯罪者、孤児などを集めて結成した集団で、全員が修道女(シスター)の格好をしているのが特徴。本世界線では全員が魔術師適性を持った対魔術師・対サーヴェント戦のために作られた暗殺者集団となっている。



Q&A


何か中途半端じゃない?

A.いくらなんでも長すぎたのでダイジェストに。というかそもそも原作「hitman」ですので。こじつけ(後から理論の)設定は後日。


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