場所:アビドス砂漠の住宅居
砂漠化によって個配している住宅地。
辺りには砂が降り積もっている中、仮設テントと共にカイザーPMCの兵士が待機している。
指揮所に潜入した私は聞き耳を立てた。
「現状の戦局はどうだ?」
「はっ!向こうの戦力が想定以上に多く、勝算は極めて低いかと…。」
「‥‥‥やはりか。それで、理事の方からは?」
「デカグラマトン大隊の戦力を使うと同時に試作型のゴリアテを使うとのことです。」
「バカなのか、理事は。あれはまだ実戦配備できる代物じゃないぞ。」
「慢心、ではないと思いますが‥‥‥。」
「はぁ‥‥‥なぜこんな辺境の地でゲヘナとトリニティが出張って来るのかね‥‥‥。」
Ω"プロジェクト:GOLIATH"をチェックする
場所:カイザーPMC格納庫
カイザーSOFの変装をしながら目的地へとたどり着く。
アビドス砂漠の前線近くにある格納庫には第一次世界大戦時代のクルセイダーや現代の空軍の戦力であるアパッチ、さらには二足歩行型の戦車のようなパワーローダーがある。
それとは別に特別研究倉庫。
そこには1機だけ目立つように配置されるゴリアテがある。
「こんな所にSOFの隊員が来るとはな‥‥‥。」
「本社からの伝達係じゃねーのか。」
多少怪しまれているようだが、無事に研究室内にある資料を読むことが出来た。
□インテルを表示
ΩカイザーPMCの整備兵に変装する
場所:休憩所
休憩所にはカイザーの整備兵が部屋に一人だけの状態で一人だけイスに座って眠っている。
高性能なロボットだからか人の所作を完璧に真似てしまう。
これはいい面でも悪い面であるのだろう。
「zzZ‥‥‥‥‥‥。」
しかし、これは私にとっては非常に都合がいい。
すぐさま彼に近づき、後ろから首を絞める。
「グギァッ‥‥‥!?」
そのままサイレントアタック。
首を絞めて気絶させる。
ロボットとはいえ動きは完全に人のソレだ。
そうして気絶したやつを隣にあったクローゼットに収納する。
Ωゴリアテの砲弾、または内部設備に細工をする
場所は先ほどの所、ゴリアテのある格納庫戻って来た。
私は確実に任務を遂行するために横断ではなく、機体内部に細工を施すことにした。
幸いにもドライバーが工具箱に、軍用ナイフが武器庫にあったのを拝借して、砲弾の装填システムに必要な配線を切った。
Ωミッションストーリー完了
『お手柄よ、47。もうじき理事の悪運も尽きるでしょうね。彼の最後ぐらいは見届けましょうか。』
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side:先生(3人称視点)
アビドス本校、砂に埋もれたここで今まさに最終決戦が始まろうとしていた。
「ん、ホシノ先輩を、返してもらうよ。」
シロコがそうたかだかに宣言する。
他のみんなも一緒だ。
「ならばかかってこい!来い!ゴリアテ!!」
カイザー理事がそう叫ぶと輸送ヘリから2足歩行型のパワーローダーに似た何かが投下された。
「この『ゴリアテ』で貴様らを葬り去ってやる!」
理事がゴリアテに乗り込み、操縦桿を握った。
そして、初段を放つ。
"避けて!"
先生は指示を飛ばす。
それに反応した対策委員会の面々はすぐに避ける。
が、この位置取りはまずかった。
というのも、シロコの場合は次弾を回避する行動に出ると先生に当たる。
ノノミ、セリカの場合は横に小高い砂岩の山が出来ているため避ける方向がほぼ一方向しかないため、いくら慢心している理事と言えど予測射撃が出来てしまう。
「(チャンスだ‥‥!)」
やはりと言っていいか、理事はこのチャンスを逃さまいと次弾を装填しにかかる。
それが失策だと知らずに‥‥‥
"‥‥‥?"
最初に気が付いたのは先生だった。
時間的にゴリアテが次弾をもう装填しているであろうにも関わらず打ってこない。
それどころかゴリアテは小刻みに震えている。
傍から見れば整備不良と見える。
「な、なぜ次弾が装填されない!」
この理事の言葉に対策委員会の面々もさすがに気が付いた。
攻撃を畳みかけるなら今だ!そう思った矢先‥‥‥
ドガァァァン!!!
「グァァァァァァァ!!!」
突如としてゴリアテは爆散した。
「「「『"‥‥‥‥‥‥。"』」」」
この光景を見ていた先生たちは口をぽかんと開けてしまう。
「何もしてないけど勝ったわね。」
「向こうのミスでしょうか?」
『現状不明です。』
「ん、でもこれはラッキー。おかげですぐにホシノ先輩を救出できる。」
"!…そうだね、みんなホシノが囚われてる部屋を探すよ!"
先生の掛け声のもと対策委員会一同はアビドス本校の内部へと入って行った。
少し火花が飛び散る中、カイザー理事はゴリアテの残骸から何とか抜け出す。
「クソが‥‥!こうなれば本社に援軍を‥‥‥!次は‥‥」
這いつくばりながらも本社方面を目指しているが、そもそも本社のトップは死んでいるので徒労である。
そして、この理事には次というものはない。
カイザー理事が歩く方に人型が見える。
見た目はSOFの隊員だった。
「おお!SOFが援軍に!しかし、なぜ一人なの━━」
カチャ
瞬間そのSOF隊員に扮した、私は理事にカスタムが施されているM4A1を構える。
「なっ、なぜだ!?私は本社の幹部だぞ!私を殺せばお前の立場は危う━━」
「仕事といこうか。」
そう言いながら私は引き金を引いた。
マガジンに入っている弾丸を全て理事の頭に命中させる。
すると、頭部の中身が色々と出てきた。
その中にあるメモリーチップ共々破壊する。
3分もしないうちにカイザー理事は金属くずと化した。
『カイザー理事の排除を確認。全ターゲット排除完了よ、脱出して頂戴。』
ダイアナからそう告げられた私はカイザーPMCの格納庫に戻り、そこのヘリポートから軍用ヘリで脱出した。
どこからともなく視線は感じているがターゲットは排除しているため無視してこの区域から抜け出した。
「クックックッ‥‥‥まさか先生の他にイレギュラーが来てしまうとは‥‥。セイントネフティスも面白いことをしますね。」
「まぁ構いません。どの道彼らは負けていたでしょうから。それが早く起こっただけだと解釈しておきましょうか。」
こんなあっさりした終わり方で良いの?
→他の暗殺パターンも書く予定です。
ディーノ・ボスコ…ラヴェントゥーラ・ピクチャーズという映画製作会社の監督。自身が主役の「ザ・アイコン」と呼ばれる映画で予算を度外視したやりかたをしまくったため会社がブちぎれてICAに暗殺依頼を出した。登場したのは「hitman、サピエンツァ:ザ・アイコン(ボーナスステージ)」。