そこそこ残酷な描写があります。
それと、ブルアカのアビドス編の重要なネタバレが含まれていますのでご注意を。
別の暗殺ストーリー
場所:カイザーPMC駐屯地
駐屯地の入り口付近、軍用の装甲車の近くにカイザーPMCの兵士たちが深刻そうな顔で会話をしている。
話し合いを近場で書類を見るような作業をしながら場に溶け込む。
そして聞き耳を立てる。
「なぁ、理事からの依頼どうするよ?」
「ああ、あれか?採掘場で"アレ"が見つかったことの。
それで、近場のゴミ屋敷に居る霊能者を連れて来いってやつ。」
「そう、それだ。理事は今忙しいのは分かるが、あれでコンストラクションの方が何日も工事を中断してるらしい。」
「あそこは霊感の低い俺でも何となく分かるが"アレ"はヤバい。すぐに浄化させた方が良いだろうな。」
「マジで、この砂漠どうなってるんだろうな?
ビナー然り、オーパーツ然り、人骨然り。気味が悪ぃ。」
「だれか代わりに連れてきて来んねーかな‥‥‥。」
Ω霊能者に変装する
アビドス砂漠の郊外にある廃れた小屋。
そこでは毎日霊能者が一部の人のために集会を開いていた。
「さて、みなさん。精神の開放を求めて、やってきた方々、参加は自由です。」
長いローブと顔が見えないほどの仮面と帽子。
背丈は人と変わらないが、中身は恐らくは獣人である。
「霊の前では全員平等である。故に魂も皆平等である。
今の我々の五感は、自分の物理的な環境ではなく、我らを包む精神世界を認知している。」
「なるほど‥‥。」
参加者の一人はそう口ごもった。
「さてこれより瞑そ━━」
♪~~~
「?」
?陽動を調査中
突如として霊能者の住んでいる小屋からラジオの音楽が流れ始めた。
少し驚いた後霊能者は小屋に戻ってラジオを止めに行った。
「何だったんだ、一体‥‥‥。」
霊能者はラジオのスイッチを確認して切った。
その瞬間━━
ガンッ!!
カラン
「がっ‥‥‥!」バタンッ!
後頭部を殴られた痛みからか、霊能者は地面へと倒れ込み、気絶した。
それを確認した私、47は霊能者に変装し、彼を近くの大き目のクローゼットへと収納した。
ΩカイザーPMC兵士と話す
場所は戻って駐屯地。
そこで私は先ほど会話をしていた兵士たちに声を掛けた。
「あの、先ほどここの兵士から除霊の件で頼まれた者ですが、現場はどこでしょうか?」
「あれ?お前ら他の奴に指示出してたのか?」
「いや、やってないが。」
「右に同じく。だが、さっきの話を聞いてた誰かが気を利かせたんじゃないか?」
「ああなるほど。それじゃあ霊能者さん、あなたは我々について来てください。」
Ω採掘場でカイザー理事と話す
移動の最中はPMCの兵士たちの会話に混ざる。
「まさか作業中に遺骨が発見されるなんてな。」
「ストラクションの社長さんが慌てて部下を百鬼夜行のお祓い師に身を清めてもらったそうだが、ああいう事故はめったに見ないよな。
霊能者の方的にはどう思われますかね?」
「まだ現物を見ていないから分かりませんが。見た目によっては呪物の可能性は大いにあるでしょう。
私もそれなりに血と骨を見てきましたが大半が碌でもないものばかりだったので。」
「うわぁ…霊能者でもそういうの見る機会が多いんだ。」
「職業柄だろ。かくいう俺たちPMCは金属くずと回路しか見てないんだがな。」
そんな会話をしている内に現場にやって来た。
現場では黒いビジネススーツの上に赤いローブを肩にかけている大型のオートマタが鎮座していた。
『あれがカイザー理事。この採掘場の現場責任者でアビドスを借金漬けにした張本人よ。』
「ご苦労だった、君たちは帰ってくれたまえ。」
「はっ!」
先ほど連れてきていたPMCの兵士たちはその場から去っていく。
「さて、君が霊能者か。我々は君がここに来てくれて感謝しているのだよ。」
「そうですか‥‥それでどういった状況でしょうか?」
「ああ、そうだな状況を説明するとしよう。
当初我々は砂の砂岩の層より上の砂が堆積している所を除去する作業をしていたのだが、その作業中になんというか、人の骨が発掘されたのだ。
最初はレプリカかと思っていたのだが我々の研究部が調べたところ本物の人骨であることが判明し一大事となった。」
「その人骨の状態はどうだったのでしょうか?」
「現在は百鬼夜行にある霊媒師と葬儀屋によって葬られてはいるのだが、その当時の写真はこれだ。」
□インテルを表示
「これのおかげで、作業が頓挫してしまってね。作業は除霊が終わるまでできなくなってしまった。
そこで君の仕事というわけだ。霊能者君。」
「最善を尽くそう。」
Ωカイザー理事の指示を待つ
「よし、現場の部下共。集合しろ!!
今から霊能者による除霊を行う!集まれ!早く!!」
カイザー理事の声の下、近場に居た部下たちが集まって来た。
「さあ、出番だ。除霊してくれ。」
Ω除霊の儀式を行う
私はいつぞやのシャーマンみたく儀式を開始した。
「おお!素晴らしい!!」
「すごい、光って見えるぞ!」
「最高だ!」
「スゲーよ!!!」
大きな動作をしただけで周りから賞賛される。
特にこれといったことは行ってはいないのだが。
「あの、終わったのか?」
「ああ、これにてこの現場は浄化されました。」
「そうか、協力感謝する。報酬は振り込んでおこう。
彼のおかげでこの地の霊は浄化されたであろう。」
「さぁお前ら、仕事を再開するぞー!!」
「OK、新しいコンクリートミキサーで埋め立てるぞ。これさえあれば、数秒で埋めれる。」
「お疲れ様だ、霊能者。やるべきことは終わったことだから、もう自分の小屋に戻っても構わん。
ああ、ここで信者を増やしておいても構わん。迎えは後で呼んでおこう。
ああ、それと近くの機器には気を付けてくれ。危険物ばかりなのでね。」
Ωミッションストーリー完了
『素晴らしいわ、47。これで作業員たちは持ち場に戻るはずだから、ここで故意の事故が起こってもバレないでしょうね。』
~~~~~
先ほど除霊が行われた場所でカイザー理事は独り言を呟いていた。
「あの遺骨の遺留品の手帳‥‥‥彼女には申し訳ないことをしてしまったな。」
「いくら我々カイザーがグレーな行為をしているとしても‥‥‥人が死ぬまで追い詰めるのはやりすぎた行為だ。」
「私は越えてはいけない一線を越えてしまっただろうな…。」
「だがそれでも私は止まれ━━」
ピィーーー!!!!!
「?」
ドババババババァーーーー!!!
「うがぁぁぁーーー!!!」
突如としてカイザー理事は後ろから強烈な圧力によって押され、埋め立て地へとダイブ。
そのままコンクリートに埋められていった。
『カイザー理事の排除成功。こればかりは不運な事故ね。
残るはジェネラルとプレジデントの2名ね。』
カイザー理事を排除した後、迎えに来た兵士と合流し、小屋に戻る。
そして、服装を元に戻した。
元ネタ、hitman2
コロンビア
ミッションストーリー:神聖な土地