混ざり合う世界へようこそ、47   作:メタ(ル)

5 / 11
本作オリジナル要素。
本格的な原作改変および介入。


注意:
このミッションは『ミッションストーリー:それでも手放さなかったもの』と単独でプレジデントを排除した後に起こったという前提のもとで進んでいます。
また、最初のブリーフィングと矛盾するところがあるので修正しました。


介入ミッション:対アビドス対策委員会

カイザー理事を不慮な事故と見せかけて排除した後、次のターゲットが居る場所へと向かおうとした矢先、ダイアナから通信が入った。

 

 

『47、ICAの偵察部隊から緊急で通信が入ったわ。

どうやら、そこから少し離れたところにある旧アビドス本校へジェネラル率いるカイザーSOFの1師団が向かっているそうよ。』

 

『狙いはシャーレとアビドスの生徒。

理事のバイタルがロストしたのに気づいたのか、それとも本社から援軍として派遣されたか。』

 

「両方と見るべきだろう。」

 

『ええ、そうね。

アビドスの生徒たちと戦闘になったら暗殺は不可能、ジェネラルは戦闘になる前に排除するか戦闘のどさくさに紛れて排除した方が良いけど、どちらを選ぶの?』

 

「後者だな。ここからだと戦闘前には始末できない。

そちらから支援はできるか?」

 

『‥‥‥分かったわ。ICA特注の対オートマタ用EMPを戦闘中に投下させるわ。

それまでの間、できるだけ引き伸ばして頂戴。少しでも移動されると効果が薄れるからね。』

 

 

 

 

 

介入ミッションを発見

---------------------------------

 

 

 

Ω
介入ミッション

対アビドス対策委員会

 

 

現在アビドス本校に向かってジェネラル率いる、カイザーSOFが進行を開始。

このまま行くとアビドス対策委員会と間違いなく衝突、排除できる機会がなくなってしまう可能性が高いわ。

戦力的にはカイザーSOFに軍配があるのだけど、相手は未知数のシャーレに3年前に大暴れした小鳥遊ホシノなどの精鋭がいるから間違いなくカイザーSOFは敗れるわ。

何とか戦闘を引き延ばして排除できる隙を作って頂戴。

 

 

 

ΩカイザーSOF兵士に変装する*1

 

 

 

Ωアビドス運営委員会と戦闘をする。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

旧アビドス本校では苛烈な戦闘を極めていた。

 

 

 

 

ドンッ!!   ガンッ!!

 

バンッ!

 

 

 

 

「遮蔽物確保!」

 

「撃てぇーー!!」

 

 

 

 

カラン

 

 

 

 

「グレネード!!」

 

 

 

 

ドガァァン!!!

 

 

 

 

「がぁっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

"ホシノはそのまま盾で防ぎながら迎撃!ノノミ、一斉掃射!!"

 

「は~い、お仕置きの時間です~♧」

 

 

 

ドガガガガ‥‥‥!!!

 

 

 

シャーレの先生は冷や汗をかいていた。

ホシノを取り戻した、そこまでは良かったが、相手は待ってくれなかった。

今度はカイザーの精鋭部隊がやって来た。

全員先の戦闘での傷が言えていない状況ではあったが、アロナによるサポートと適切な指揮もあって襲撃部隊に対処できていた。

しかし、油断していれば負ける。

そんなことを思わせる相手だ。

 

 

 

『"シロコ、そっちの状況は!"』

 

 

 

バババババッ!!

 

 

 

「‥‥‥今ので全員片付け‥‥いや、まだ一人残ってる。」

 

『"分かった。校内にいるのはその兵士でラストだよ!"』

 

 

シロコは通信を切る。

そして、目の前のカイザーSOFの兵士を見据える。

服装を見てもそこら辺の兵士と遜色のないただの一兵士、故にシロコは正面を切った。

 

 

「最短で倒すよ。」

 

 

 

接近しながらサブウェポンのGlock17を撃つ。

着実に仕留めるために距離を詰めていく。

 

 

「‥‥‥。」シュッ!

 

「(避けた…!でも、間合いに入った!)」

 

 

銃弾を躱すSOFの兵士、少し手慣れのようだ。

そう考えながらシロコは得意技の間合いに入った。

 

 

「これは痛いよ。」

 

 

右足を上げ、一回転するように回し蹴りを放つ。

 

しかし━━

 

 

「ふっ‥‥‥!」シュッ!

 

「なっ‥‥!」

 

 

回し蹴りが当たると思われた直前、相手は偶然なのかわざとなのか、ギリギリで躱される。

回し蹴りをし終えたシロコに隙が生まれる。

その瞬間SOFの兵士、否変装した47が殴る動作に入る。

 

 

「もらった。」

 

 

ドンッ!!

 

 

「うぅぅ‥‥‥!!!」

 

 

拳がシロコの腹部のやや上に命中し、その勢いで壁に激突する。

 

 

「(こいつ‥‥‥強い‥‥‥!!)」

 

 

壁にぶつかってもなお意識を保っているシロコは相手がそこらの兵士よりも強い事を理解した。

そして、自身の獲物である『WHITE FANG 465』否、独自のカスタムが施されたSG550を構え銃弾を放つ、が…

 

 

カンッ!カンッ!

 

 

銃弾は全てライオットシールドによって防がれる。

そして47は背中に下げていたM870のMCSモデルをライオットシールドを持ちながら構え、散弾を放った。

 

 

バゴンッ!!

 

 

「くっ‥‥‥!」

 

 

一発喰らったシロコはたまらず近くにあった遮蔽物に身を隠す。

それと同時に47は撃つのを一旦止める。

 

 

「‥‥‥あなた何者?さっき戦ったカイザーの兵士とは動きが違う。

いくらなんでも私たち以上に戦い慣れ過ぎてる。」

 

「‥‥‥お前に言う筋合いはない。」

 

「ん‥‥。」

 

 

ここでシロコは時間稼ぎに出る。

いくら自分が強いと思っていようが、あの兵士相手に一人で戦うのはキツい。

ホシノ先輩が来てくれるなら大満足だが、先生に師事を仰がなければ。

 

 

「先生マズイかも、さっき言った残り一人の奴強すぎる。

勝てるかどうか正直怪しい。」

 

『"そんなに!?‥‥‥分かった、今他に兵士は攻めてきてないから他のみんなをシロコの居る入り口付近に集めるよ!"』

 

『"くれぐれも無茶しないで!!"』

 

「ん、了解。」

 

 

通信を切ったシロコ。

シロコの選択は時間稼ぎ一択だった。

 

 

「とりあえず、視界をゼロにするよ。」

 

「煙幕か。」

 

 

煙幕手榴弾によって辺りが白煙が白煙に包まれる。

互いの視界はゼロだ。

お互いこれが晴れるまで待機する状態になりそうだと47が思った矢先、

 

 

 

ババババババッ!!

 

 

 

「!?」

 

 

 

こちらに向かって正確に弾丸が放たれてきた。

 

 

「(ドローンか‥‥!)」

 

 

 

内心47は舌打ちする。

ここキヴォトスではドローンの技術も発展していると聞く。

煙幕を透過するフィルターか熱源に向かって撃つ機能ぐらいあっても不思議ではない。

 

 

「そこか。」カチャ

 

 

47は自身の獲物であるAMT Hardballer(シルバーボーラー)の2丁拳銃を取り出しドローンの影めがけて銃弾を放った。

 

 

 

パシュッ!

 

 

 

「‥‥‥そこだね。」

 

 

 

バンッ! バンッ!

 

 

 

「‥‥‥!」

 

 

 

ドローンが撃ち落されることをシロコは読んでいた。

そのため銃弾の軌道から相手の位置をおおよそ特定し、リロードを終えているGlock17で射撃した。

 

 

撃たれた銃弾の一発が47の頬を掠める。

ようやくシロコの銃弾が掠ったとはいえ命中したのだ。

 

白煙が徐々に晴れていき。

両者の視界がクリアになった。

 

 

「やるな。」

 

「そっちこそ。でも、時間稼ぎは成功した。」

 

「何?」

 

 

 

ドガンッ!!

 

 

カンッ!!

 

 

 

 

「チッ‥‥」

 

「うへぇ、強いね。

不意打ちで撃ったのに防いでくるなんて。

お待たせシロコちゃん、強い先輩が助けに来たよ~。」

 

「ん、時間ばっちしだよ、ホシノ先輩。」

 

「(これでもカイザー側が押されるか。)」

 

 

状況が悪くなってきた。

「暁のホルス」とICAが称えた小鳥遊ホシノに加え他の生徒が集まって来た。

正面玄関の近くの生徒といる20代前半の男が件のシャーレの先生だろう。

 

 

『せ、先生!!大変です!あのカイザーの兵士、オートマタじゃないです!

 

 

━━ヘイローを持たない生身の人間です

 

 

"‥‥‥何だって!?"

 

 

突如先生のタブレットから声が聞こえてきたと思ったら、こちらが生身の人間であることを看破して来た。

 

 

『47、あのタブレット間違いなくオーパーツの一種ね。

それも、自我を持った高度なAIが住み着いている形のね。』

 

 

 

なるほど、シャーレの先生が指揮が上手いと言われている理由がそれか。

指揮系統が上手いというギフテッド持ちなのもあるのだろうが、高性能なAIによる戦術補助を受けているなら指揮が上手いのも頷ける。

 

 

"みんな!その人は生け捕りにして!相手はヘイローを持たない生身の人間だ!!"

 

「え、うそ‥‥‥。」

 

「ヘイロー持ちならまだしも、無い人がシロコ先輩と互角!?」

 

「なるほどね~、おじさんみたいなタイプかあー‥‥。」

 

 

 

対策委員会一同に困惑と驚愕が広がる。

その隙に47は周囲を見渡す。

廃れた校門辺りにジェネラルがチラチラと見える。

時間はもうそろそろのはずだが‥‥‥

 

 

 

 

Ω介入ミッション完了

 

 

 

『47、EMP投下機があと数秒でそちらに到着するわ。時間稼ぎは完了よ。』

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

「なっ…先生!レーダーに物体が反応!この動きは‥‥航空機です!」

 

"航空機!?"

 

 

先生はアヤネからの知らせを聞いて焦る。

もう既にこちらには対空装備はない。

かろうじてノノミのミニガンによる掃射で倒せる可能性があるが‥‥‥

 

そなことを考えていると上空から「ビュ~!!」という風切り音と共に何かがやって来た。

ヘリではない、小型のジェット機だ。

そのジェット機から何かが投下された。

 

 

"みんな下がって!!"

 

 

先生はそう指示するしかなかった。

投下された何らかの物体は地面への着弾と同時、辺りに閃光弾ぐらいの青光りが発生した。

 

 

 

ボカンッ!

 

 

「ドローンが一瞬で!?」

 

「通信設備が全て壊れました!」

 

 

幸いにも人体には影響は特に何もなかった。

しかし、機械類が次々と爆発していく、これは一体‥‥‥

 

 

『先生‥‥‥あの投下物は恐らくEMP弾です。』

 

"EMPって言うと、機械類を破壊するあの?"

 

『はい…それで、今回のEMP弾は周囲にいるオートマタを十分に"殺す"ことのできる威力を持ってます。

こんな代物キヴォトスでは製造されていません‥‥‥。』

 

 

先生は言葉を失った。

機械兵とは言えオートマタを十分に破壊できる兵器。

そんなキヴォトスでは存在しない兵器が出てきた、十中八九あそこにいるカイザーの兵士に扮した何者かが関わっているのだろう。

ゲマトリアか?

あの黒服と呼ばれる集団の仲間がいたとしたら‥‥‥

いや、待てそもそもなんで対オートマタ用の兵器を使用し━━

 

 

 

"まさか‥‥!"

 

 

 

 

ウガアアアアアアァッ!!!」

 

 

 

突如として校門前からビリビリとフリーの効果音と似たり寄ったりの音と悲鳴が聞こえた。

悲鳴がなくなると、そこには二度と動くことのないカイザー側の指揮官とその兵士たちが倒れていた。

 

 

 

『ジェネラルを排除、周りにいた兵士はお気の毒だけど。

その場から脱出して。』

 

 

 

ダイアナの通信が入ると同時、47は校門入口へと走り出す。

 

 

"待て!"

 

"お前たちは一体何者だ!"

 

「‥‥‥。」カチャ

 

"!?"

 

 

 

パシュッ!

 

 

カンッ!!

 

 

 

「おっと、先生には‥‥‥傷一つ付けさせないよ。*2

 

「‥‥‥。」カラン

 

 

 

ピカーン!!

 

 

 

「閃光弾‥‥‥!」

 

 

辺りが白い閃光に包まれる。

 

 

 

 

 

 

「逃げられた‥‥‥。」

 

 

閃光がなくなり、聴覚が元に戻った時にはもう既に例の何者かはいなかった。

例の何者、47はその後カイザーの駐屯地に会ったヘリコプターで脱出した。

 

 

 

 

 

*1
すでに変装しているので次の目標

*2
マジギレホルス一歩手前




投票、お気に入り登録、感想お願いします!
ブルアカ編は今後不定期に投稿し、次の物語に進みます。


Q&A

47の強さ(ブルアカ基準)だとどれくらい?

A.ヘルメット団辺りの不良・半グレ程度なら制圧できる。さすがにネームドキャラについては事前情報なしだと無理(今回は事前情報があったからシロコの蹴りに対応できた)。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。