なんだい作者君?
……いや、また後でいいです。
まぁいいけど早めに言ってね、僕も休暇が終わりそうだから。
え!?神様にも休暇という概念があるんですか!?
普通に考えてみて休暇ないとストライキが起こるからね。
あ、そっか。そんな訳でどうぞ!
俺たちは今さっきの出来事を話した。
「そうか…シズさん。逝っちまったのか」
「というか、本当にリムルの旦那なんでやんすか?どうにもその…なんか、ちっこいシズさんぽいっつーか…」
「本当だよ、ホレ」
リムルはスライムの姿に戻った。
「おお!」
俺以外の人たちは口々にそれを見た反応を言った。
「…シズさんを食べたの?イフリートを食べたみたいに」
「…それが俺にできる唯一の葬送だったからね。仲間のお前達に相談もなく悪かったな」
「いや…それがシズさんの望みだったのなら仕方ないさ」
本当にいい人たちだな、これ以上ないくらいに。いやそれは言い過ぎか。
それから3人はシズさんとの思い出話をしていたのに結局喧嘩になった。あとなんかシズさんに頼りすぎじゃない?
「さてと、そろそろお暇するかね」
「帰るのか?」
話を聞くとギルドマスターにこのことを報告するんだと。まあ悪いようには言わないらしいからいいか。
「あっ、と最後に1つ。なぁリムルの旦那、もう一度人の姿になってもらえねぇかな」
何がしたいんだ?
「?、別にいいけど。一体なんだって…」
リムルが人の姿になると、
「「「シズさん、ありがとうございました!」」」
3人は礼をしてそれぞれ言葉をかけた。
こういうのを見ると思わず感極まるな。
「ところでお前らの装備ボロッボロだな」
「そうだな、酷すぎて思わず笑えるほどな」
「「「酷い!」」」
まぁそんな訳でリムルは餞別ということでカイジン達が作った装備を土産として渡した。にしてもカイジン達って有名人なんだな。
3人は大はしゃぎで笑顔で去っていった。ほんと元気な人たちだったな。
そういえばずっと気になってたんだけど俺が転生する前に聞こえた声ってなんだ?
《解。それは世界の言葉というものです》
世界の言葉?なんだそれ。
《世界の言葉とは進化した時や新たな能力を得た際に、その本人の脳内に響く声です》
なるほど。転生する前に聞こえた声の正体がそれか。だけど転生する前にも聞こえたのは何故なんだ?
《そこまでは不明です》
そうだよな。ちなみにさユニークスキルの上ってあるの?
《ユニークスキルの上位のスキルは
さらに上にあるスキルは分かったが話が飛躍し過ぎじゃないか?いや、
《
つまり俺は本来ならば凄いスキルが手に入ったってことか。
《獲得出来なかった原因は不明ですが、スキルの格が何故か一段階下げられたからだと思われます》
じゃあ
……そうだ!今さっき寝るのに丁度良さそうな木を見つけたんだった。今日はそこで眠りますかね。
いやまさかアルト君がとんでもスキルを獲得しかけていたとはね。ちなみに作者君、質問はしないのかい?
あぁ忘れるところだった。あの神様、この今見ている世界とアルトが転生する前にいた世界ってまず創りが違うはずですが、何故転生できてしまったんですか。
やはり、それか。それはね僕も気になって調べていたんだけどね、あまり分かってないんだ。
では本当に何故?
でも一つだけ分かったことがあるんだ。
それは一体?
アルト君が今いる世界に転生する前に数秒だけ小さな魔素の変化があったんだ。
ん?待ってください。アルトが前にいた世界では魔素という概念自体ない筈ですよ。
まあそうなんだけどね。多分意図的に誰かが何かをしたということも無さそうだからね。だから少し考えられるのはバグが発生したということかな。
バグ?
そう、バグさ。まあ何処かの転生者が意図せずやらかしてバグを起こしてしまったんだろうね。それを修正しようとした結果魔素が発生し一瞬アルト君が今いる世界とアルト君が前までいた世界が繋がってしまい転生したんだろう。
なるほど。ならアルトが
でもこれは予想でしかないからね。とりあえず僕達はこの先を見守ることにしよう。
では次回もお楽しみに!