廃核の海 〜魔族アバターのまま現実世界に放り出された俺と不思議な美少女の物語〜 作:織雪ジッタ
ゲーム運営を名乗る男達の言うまま施設へ。
その後、施設を破壊してしまうショウ。
時間は少し遡りサークルアンデッド施設ではイ特捜査官と施設の男達とで激しい戦闘が始まっていた。
イ特特殊攻撃部隊『D』は地上の敵を突破してエアバニーのいる地下へ
DJは勢いよく飛び込むとそこは螺旋状の坂道だった為にそのままボール状のDJは減速出来ずに転がって下に進んでいった。
DJ「アレーーーーーー!」
DJ「減速ー!」
DJ「デキナイーー!」
ドンッ!!と何かにぶつかる。
DJ「?? トマッタ!」
エアバニー「よお!DJ」
それはエアバニーの頭だった。
エアバニーは笹原に完全に脇固めを決められて後ろ手に押さえつけられて身動きが取れない状態だった。
しかも、笹原はエアバニーにこう言った。
「格闘技術はともかく、貴方は私より格上の適合者だ。」
「このまま貴方を捕食させて貰う。」
「知っていますか?捕食という手段で上手く行けば貴方の能力を奪う事が出来ることを。」
「さあ、試してみましょうか。貴方のその能力の全てを私が引き継げるかどうかを。」
笹原がニヤリと不気味に微笑みながら顔を近づけてくる。
エアバニー「ひいい!わ、悪いが俺は男と引っ付く趣味はないんで!気持ち悪いだけなんで!え、遠慮したいねぇ。。」
笹原「そう毛嫌いしないで下さいよ。」
そう言うと笹原は口を開けた。
八重歯が伸びて牙となりエアバニーの首元に近づいて来た。
エアバニー「あーー!ちょっと待った!!お、俺みたいなおじさん、美味しくないよー!」
DJ「エアバニー!永遠(とわ)にネムル!ワスレナイ!」
エアバニー「DJ!テメェまだ死んでねぇよ!勝手に殺すな!」
エアバニーは必死にもがくが抜け出せない。
電撃を撃ちまくっても腕を取られて伏しているので当たらない。
笹原「そんなに暴れないで下さいよ。」
そう言うと笹原はニヤリとしてさらに大きく口を開けた。
エアバニー:うわぁ、これはちょっとヤバイな。。
エアバニーの背筋に、冷たい汗が一筋流れた
笹原がエアバニーの首元に被さる。。。
エアバニー「うわわわわ!あーーー! あ?」
笹原はそのまま意識を失って倒れ込んだ。
エアバニー「あん?何だこりゃ?」
暗い地下道に、D隊の足音が力強く響いた。
『D』の面々が駆けつける。「隊長ー!」
剛本「ご無事ですか?」
ヒゲ夫「かなり危なかったんじゃないっすか?」
エアバニー「へっバカヤロウ!俺が只でやられるわけ無いだろうが!」
小町「隊長お怪我は?」
エアバニー「小町ちゃん!大丈夫だよー!小町ちゃんのお陰だねー!」
こびる「麻酔弾撃ったの僕なんですけど。。」
DJ「コビル!スネルナ!」
エアバニー「DJ!お前さっき俺を見捨てようとしてたよなー?」
DJ「気ニスルナ!臨機応変、ダ!ナ!?」
エアバニー「訳のわかんねー事いってんじゃねぇ!このポンコツがぁ!」
DJ「エアバニー、コワイ!小町!助ケテ!」
小町の後に隠れるDJ
小町「隊長。おさえてください。。」
なだめる小町。
エアバニー「小町ちゃん。。DJ!おいズルいぞ!」
皆の笑い声が暗い地下道にこだましてほんのひと時、なごやかな空気が流れた。
エアバニー「さーて!下に降りてみるかー」
エアバニー「お前らいくぞー」
『D』全員「了解!」
そして螺旋状のトンネルを4階分ぐらい降りたところで広い空間に出た。
そこには建物が見えるが何やら中から警報のようなものが鳴りっぱなしになっていた。
エアバニー「何だ?人の姿がねぇな。。?」
すると突然、DJからも危険を知らせる警戒音がなり始めた。
ピイ!ピイ!ピイ!ピイ!。。。
DJ「ココカラ更ニ地下30メートル付近ニ、巨大なエネルギー反応ガフタツアリマス!!」
DJ「ヒトツハ尚モ拡大中!危険!ココモ危険!緊急退避!!」
小町「え!?なに!?」
剛本「!?どうした?!DJ」
エアバニー「DJ!データをこっちに転送しろ!」
DJ「了解!オクリマシタ!」
次の瞬間、エアバニーはDJから送られてきたデータを見てギョッとする。
エアバニー「!!!これは。。まさか。。!?」