イカれたパイロットが逝く艦隊これくしょん   作:狼煙HN2

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第三話

 あッありのまま今起こった事を話すぜ、、、俺は友軍小型艦が航空攻撃を受けてると聞いて敵機を撃墜したんだ。そんでもって小型艦を見てみたらボロボロになって何故か水上を滑るように動いてる女だったッ!

 

「ありゃ何だったんだ?訳がわからん、、、」

 

「かんむすです」

「撤退する必要はないはずでありますが、、、、」

「しかしなにやらふらちなかんがえをしていたようでした。てったいはせいとうなはんだんだったとおもいます。」

 

 、、、取り敢えず悪寒が走ったから逃げたが、、、あながち間違いではなかったか?

 

 「さてチビども、俺はいい加減着陸したいんだが、、、今のところハワイ諸島?から本土の方角へ向かってるだけ、どっかに人から機体を隠せる安全な場所をしらねえか?」

 

 流石に休みてえ、、、水爆の閃光でまだ目が痛いしな。

 

「複数の候補地が見つかりました!どこにいたしましょうか?」

 

「あ〜軍の基地は外してくれ、もう行きたくない。」

 

「なんと!」

「なにかあったんですか?」

「大尉殿が軍を拒絶するとは、、、」

「せつめいをおねがいします!」

  ワー ワー ワー

 

「わかった!説明ならしてやるから!騒ぐな!」

 

 シーン

 

「はぁ、まず今はどのくらい時間がたったか知らないが、推定でも条約が結ばれて日米は戦争をしていないはずだ。」

 

 ウンウン

 

「だが関係が緊張状態にあるのは間違いない。」

 

 ウン

 

「そこに水爆で死んだはずの、連合軍兵士を直接的に誰よりも殺した航空兵が戻って、それが万が一知れたらどうなる?」

 

 アッ

 

「少なくとも両国の関係に影響は出るだろうし、戦友や兄弟の仇を取るために俺は命が狙われるのは間違いない。」

 

 、、、

 

 

「だから人目に映らぬようにしなくちゃいけないんだ、、、さっきの変な女たちがどうか知らないが、今のところ見られた奴は少ないわけだしな。」

 

「わかったであります、、、」

「ふがいないでずッ」

「たいいをこんどこそおまもりいたします!」

 ワー ワー ワー

 

「結局騒ぐんじゃねえか、、、」

 

 まぁそれはそうと俺が単純にあのスパルタに戻りたくないのもある訳だが。もう流石に2回被爆したからゆるして、、、

 

 

  〜3時間後〜

 

 その後俺は本土の沿岸にある崩壊したダム施設の村に着陸した。どうやら攻撃を受けダムが破壊され、人が離れたらしい。

 だが、ここで一つ疑問が浮かんだ。以前こんな場所にダムなんてあっただろうか?というか道路標識とか自販機は完全に戦後じゃねえか、、、もう訳がわからん。

 

「着陸したのは良いが、今って西暦なら何年だ?」

 

「せいれき2020ねんよりはあとです!」

 

 あぁ新聞ね、、、まわりの設備からしてそうだよね、、、

 

「マジかよふざけんな」

 

 これじゃ万が一政府とかにバレたら、かのF15や地対空誘導弾に撃墜されて逃げるどころじゃなくなるだろうが!一体俺に何の恨みがあるってんだ!

戦争犯罪者?困った否定できん。

 

「取り敢えず衣食住を整えるか、、、」

 

「おまかせください!」

「いまこそわれらのみせばなり!」

「不自由はさせたくないであります!」

 

「どうしt」

 

 ガラガラ ドン カンカン バキイ ボオオオ

 

 いきなり山掘り始めやがった、、、しかもめっちゃ早えな、、、

 

 〜15分後〜

 

「出来たであります!」

「われらたいいどのをちゅうしんとするどくりつひこうたいぼうくうようさいです!」

「さすがにきぶんがこうようします。」

 

「なんじゃこりゃあ!」

 

 どういう事なんだ、、、畜生が妖精とか名乗りやがって、そのくせ割とそう考えなきゃ説明がつかない事をかましやがる。

 

「、、、どう見ても俺一人が使うには規模がデカすぎるだろ、、、こんだけデカい山くり抜いてそん中全部基地施設にしちまうとなるともうなんでもアリだな。」

 

「ようせいのぎじゅつはせかいいちです!」

 

「、、、もう休めるならなんでも良い。こんな規模なら格納庫はあるよな?機体を入れたいから案内してくれ。」

 

「了解であります!」

 

 〜20分後〜

 アレから機体を山の中に作られた『独立飛行隊防空指揮根拠地要塞』とある要塞内格納庫に置き、一度現状の整理をした。

 

 なんでもここは新聞の日付からして2020年代以降の日本らしく、水爆の閃光に呑まれた俺は愛機と共にタイムスリップしてしまったらしいのだ。

 これまでは、一度転生して過去に生まれた経験があるのでまだ理解できる。だが事態は複雑怪奇であり、いつの間にか俺の愛機に乗り込んでいたチビ達は自らを妖精などと名乗り、人類と共にとある敵と戦っていると言う。

 もう既に現実味が無い内容なのだが問題はその''敵"で、深海からやってきた全身を未知の金属で覆い現第兵器が全て無効な名を深海棲艦と言うらしい。

 よくそんな敵と戦えてるなと考えていると、妖精が待ってましたと言わんばかりに話し始めた。

 

「そんな我々が深海棲艦と戦えるのは艦娘の存在があるからであります!」

 

「か、艦娘?」

 

「かんむすめはおもにたいいどのとどうじきにたたかっていたぐんかんのたましいがひとのかたちをしてよみがえったそんざいです!」

「彼女らがいるからこそ人類は戦えてるのであります!」

 

 ええ何それ怖、、、まてよ?

 

「あの時代の軍艦の魂が擬人化して蘇った存在か、、、しかも娘とあるって事はもしかしなくともあん時の水上を滑る女達がそうか?」

 

「「「そうです!!」」」

 

「そ、そうだったのか、、、」

 

「しかたないとはいえほんらいはべつにてきではありません」

 

「ちょっと待て、それってつまり日本以外の軍艦もいるのか?」

 

「はい!」

 

「俺恨まれてないか?」

 

「それは、、、無いとは言えないであります。」

「やっぱりにげてよかったです。」

 

「とんでもない強さした深海棲艦つーのと同等らしいからな、、、怒らせると何されるかわからん」

 

「大尉殿、、、」

 

「でも、人類全員が危ないっていうなら出来る範囲で手助けはしてやるよ。」

 

「たすけてください」

「速いな」

 

 話を聞く限りその艦娘というのは深海棲艦と同等らしいが、いかんせん時期的に遅かったらしく、艦娘が現れた頃にはもう日本では本土に上陸され四国や九州が陥落していたらしい。

 さらに言えば艦娘は数があくまでもかつての軍艦くらいなので精々三〇〇隻位に対し深海棲艦は無尽蔵に湧いてくるため戦力差は圧倒的というB29に爆撃されていた頃よりも絶望的だった。

 

 現在では艦娘と日本軍が協力して撃退し、本土はかろうじて守れているようだが近海の制海権を握られているというので油断を許さない状況だ。

 

「ちょっと俺の手には負えない規模な気がしなくも無いが、、、本格的にサポートしてやらねえとマズいな。」

 

 だが何をどうすりゃ良いんだ?俺は作戦参謀なんかじゃ無い。強いて言えば航空戦の事位しかわからん。

 

「まずやってほしいことがあります。」

 

「ほう?」

 

「艦娘の建造と兵器の開発であります!」

 

「お前らなぁ、一応日本のヤツなら話が通じるかもしれんが、、、建造なんてのはそれこそ俺一人じゃ手に負えん。何百人かが数年かけて作るんだぞ、第一此処にはそんな設備があるわけn」

「こちらです!」

「あるんかい!」

 

 い、いや待て設備があったとしても俺一人じゃd

「けんぞうじたいはわたしたちがやります」

「大尉殿には建造の際に起工式の様に祈って欲しいのです」

 

「先に言ってくれそういうのは、、、じゃあ開発はどうやるんだ?」

 

「たいいどのがわれわれにめいじれば、われわれがおこないます」

 

「それなら一言かけてくれりゃ好きにして構わねぇが?」

 

「いえ、大尉殿に命じられたという事実が大事なので必ず命令をしていただきたいであります。」

 

「そ、そうなのか、、、」

 

 なんかオカルトじみた話だな、、、オカルトとかいうと怒られそうだな。

 

「じゃあ早速その建造と開発をやってみるか」

 

「りょうかいです!」

「きぶんがこうようします」

「粉骨砕身の覚悟で当たります!」

 

 なんか覚悟キマりすぎだろ、、、

 

 

 〜建造ドッグ〜

 

「ほーんここでやるのか。この水は何処に繋がってるんだ?」

 

「近くの海に繋がっているのであります。艦娘や内火艇を出撃させるためで、堅牢な地下通路になっております」

「わたしたちのどりょくのけっしょうです!」

「つくるときはつかれました」

 

「これを半日も掛からずに作ったなら建造もすぐ終わる訳だな、、、それで、建造つってもどう言う船、、、いや艦娘か、を作るんだ?俺としちゃ日本艦ならなんでも良いが」

 

「ならさいしょはせんかんがいいとおもいます」

 

「せ、戦艦ね、、、規模が分からなくなってきたな、、、理由を聞いても良いか?」

 

「これについては本官が、まず航空戦力なら人類最強の大尉殿がいますし、我々も基地から出撃出来るので気にする必要が無いため軽巡洋艦や重巡洋艦に空母などはあまり必要では無いです。」

 

「ふむふむ」

 

「駆逐艦などの小型艦はそれこそ航空隊がいれば代替できます。」

 

「まぁ噴進弾とかで駆逐艦ぐらいの砲火力は補えるし、魚雷とか爆雷は雷撃機とかの十八番だからな」

 

「よって早急に必要になるのは航空機には無い貫徹力の高い大火力と堅牢な装甲を積んだ戦艦なるのであります」

 

「対空能力が高い飛行場とか要塞なら艦砲射撃が一番効率が良いしな、、、なるほど、文句は無いしそれで建造するか」

 

「はいなのです!」

「やるぞー!」

「総員建造にかかれ!」

 

「ああちょっとまて!」

 

「総員止まれ!」

 

「何隻作るんだ?」

 

「ひとまず3せきです」

 

「じゃあ内一隻は空母にしてくれ、考えがある」

 

「了解しました!総員建造再開!」

「たいいどのはけんぞうがうまくいくようにいのってください」

 

「おおそうだったな、、、これどのくらいかかるんだ?」

 

「ちょっと待ってくださいね、、、えー8時間であります!」

 

「じゃ、祈るのもやったし基地の中見て回るとするか」

 

 〜翌日〜

 

「もうしわけありませんでした!ふそくのじたいがおこったためにおくれてしまいました!」

 

「いやまぁ、普通の建造に比べたらアホみたいに早いし構わねんだが、、、不足の事態ってなにがあったんだ?」

 

「建造されたいと願う艦娘が"向こう側"で大喧嘩を起こして対処に負われたのであります、、、」

 

「えぇ、、、血気盛んだな、、、」

 

「ふつうならこんなことないのですが、、、」

 

「まぁ良いさ、それで大喧嘩の末に建造された艦娘はどうすれば会えるんだ?」

 

「このボタンをおしてください」

 

「わかった、これだな」ポチッ

 

 ガコン

 

 おぉ、黒い鉄の棺桶みたいなヤツが3つ開いたぞ!うわ蒸気で前が見えねえ、、、

 

「私は、、、何故ここに、、、」

「ここは何処だ、、、」

「蒸気で前が、、、」

 

 懐中電灯があるし、これで誘導するか。

 

「混乱しているところ悪いが、こちらに来てくれ」

 

「あしもときをつけてください〜」

「安全第一であります!」

「こっちだよー」

 

 妖精達もアシストしてくれてるし問題はないが、そういや戦艦二隻に空母一隻だったな、どの艦だろうな。今のところ影しか見えないが、、、なんかデカくないか?下手すると俺よりも、、、

 

「ッ!?お姉様ではありませんか!」

「!?信濃!信濃ですか!」

「何!?信濃だと!」

 

 信濃?空母はあの信濃か?というか今姉様って、、、

 

「そういう貴女は武蔵じゃないですか!?」

「大和!まさか姉妹が揃うとは、、、」

「また会えて嬉しいです!」

 

 や、大和型三隻!?なんてこった、、、と、兎に角挨拶を、、、

 

「ゴホン、3人共挨拶がしたいのできて欲しい」

 

「あ、すみません今行きます」

「そうだな、再会も大事だが私達の提督に挨拶と礼を言わねばな!」

「うっかりしてしまいました、、、」

 

 お、見えてきt すげえ美人だな!?というかやっぱりデカいな!?色々と!?

 

「どうも、君達の建造を妖精に指示した元大日本帝国海軍航空隊大尉の飛田勇だ。生憎提督ではないし、そもそも現日本政府機関とはなんら接点が無いたった一人の独立飛行隊だがどうか力を貸して欲しい」

 

「「「・・・」」」

 

 ? 返事がないな、、、これ軍だと注入棒でぶん殴られるから流石に女とはいえ軍艦が無言で返すのは無いはずだが、、、やっぱり恨まれたりしないよな?

 

「、、、名前を伺ってm「「「大尉殿!!」」」ワーッ!?」

 

 なんだ!?飛び掛かってきたぞ!?やはり恨まれt

 

「ううっ大尉殿かいきてるッ」

「大尉ッ私はッ私は何もできませんでしたッ今度こそはッ貴方を護りまずッ」

「大尉殿、、、やっと帰って来てくれたんですね、、、もう離れませんから」

 

 、、、なんか見た事ある光景だな。たしかあん時は妖精が泣いていたが。

 

「大尉殿が危険だ!引き剥がせ!」

「かくほー!」

「とつげきぃ」

 

「大尉殿ぉ!」

「くっ離せッ大尉は渡さないぞ!」

「離しませんからッ離しませんからッ」

 

「落ち着けぇ!妖精は味方だ!別に命の危険とかじゃ無いだろ!そして離れてくれ!」

 

 この時の俺はまだ知らない、建造された彼女たちと、妖精たち全員、何より俺の存在がこの世界のさらなる混沌への入り口だと言う事を、、、

 




大尉の戦績

撃墜数 2857機
車両撃破数 1532両
艦船撃沈数 562隻

大尉のつけられた異名
・軍神
・空の破壊王
・合衆国の悪夢(アメリカ)
・人民史上最大の敵(ソ連)
・史上初の戦略核兵器(フランス)
・大統領を憤死させた男(アメリカ)
・悪のキリスト(イギリス)
・ローマ教皇が最も恐れた男(イタリア)
・旭日の英雄(日本)
・紅茶泥棒(輸送船を破壊されたイギリス)
・解放者(アジア旧植民地国)
・英雄殺し(エースパイロットをほぼ全滅させたため)
・初恋泥棒(性別不問)
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