【黒見セイト】黒髪をウルフカットにしている
瞳の色は赤茶色
身長140以下を想定してます
アビドス高等学校には、現在5人の生徒が在籍している。
そして更に、アビドス廃校対策委員会には、6人の生徒が在籍している。
最大数が5なのに6とはこれ如何にと思った方も多いだろう。
その正体は………………。
「セイトくんは、中学校大丈夫なんですか?」
「はい。1、2年生の時に出席日数は満たしているので、あとは定期テストでやらかさなければ卒業できます。ですのでご心配なく」
「ん。セイトは立派」
そう、中学生である。
◆
高校の委員会に中学生がいるのはかなり特殊なケースもあるが、まぁそこを厳しくつつくような人はアビドスにはいない。それに、彼がアビドスにいる理由はもう1つあった。
それは
「セイトぉ〜!疲れたよぉ!お姉ちゃんを癒して!」
「…あの、まだ宿題が終わってないのですが」
「やだ!癒してくれるまで話さない!」
「姉さん。もう子どもじゃないんですから」
「や〜だ〜!!」
「子どもだったみたいです♧」
彼の姉、黒見セリカの強い要望によるものだった。
セリカは入学後、なにかと理由をつけてはセイトを校舎まで連れてきていたが、3週間も経つ頃にはホシノに指摘され白状したところ、ヤケを起こしたセリカが駄々を捏ねたので仕方なく*1セイトのアビドス通いを認めた。
その後も時々ホシノがセイトを見ては遠い目をしたり、普段クールなセイトをノノミが揶揄ったり、シロコと真面目に銀行強盗の計画を立てたり、アヤネとどのような対策を行うか真面目に議論したり、セリカに連れ回されてバイトをしたりと、すっかりアビドスに馴染んでいた。ちなみにセリカがいる時の定位置はセリカの膝上である。
セイトもセイトで、最初はトゲトゲしていた態度が随分軟化し、お弁当を作ってきたり、自然に笑うことも増えた。
セリカはその度、セイトに友達が出来たことに悦ぶ反面、嫉妬に狂いそうになっていたが。
そうしてアビドスの日常が過ぎていくある日、シロコが死体*2を運んできたのだった!
一通りわたわたしている対策委員会を、セリカの膝の上で1人眺めているセイトはかなり熱い視線を先生に送っていた。
(これが……大人……)
彼は普段クールにしているが、それでもまだ中学生。幾ら3年と言えど、まだまだ子ども心はあるのた。
そんな彼が初めて出会った、このダウナーな雰囲気を纏う大人を前に抱いた心はただ1つ
(かっこいい……!)
いつになく目をキラキラと輝かせるセイトを世にも珍しい物を見たような目で見る対策委員会の視線に耐えきれず、顔を赤くしたセイトが急いで退出しようともがくまであと3秒。
セイトへの対策委員会への矢印
【ホシノ】昔の自分みたいで時々ダメージを受けている。あの手この手でセリカとセイトのバイト姿を写真に収めようと努力している
【ノノミ】揶揄うと反応が大きいのでお気に入り。最近金平糖で餌付けしている
【シロコ】銀行強盗の計画立てを積極的にしてくれるので、お気に入り。サイクリングもやってくれないかなと考えている
【アヤネ】唯一建設的な議論をしてくれるためお気に入り。自分と1個しか違わないのにこんなに立派なんだなぁと密かに尊敬している
【セリカ】全てがお気に入り。昔は『お姉ちゃん』とか呼んでくれたし、そんな固くなかったのにどうしてだろうとセイトを吸いながら考えている