勇者は呪いを祓えるのか   作:ただの出来損ない

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投稿が遅れてすみません。


人の命

"2018年9月 とある映画館"

《アリス視点》

??「見えますか?これが呪力の残穢です。」

虎杖「いや、全然見えない」

アリス「アリスも見えません!」

??「それは見ようとしないからです。私達は普段当たり前のように呪いを視認しています。術式を行使すれば痕跡が残る、それが残穢。だが残穢は呪霊などに比べ薄い。目を凝らしてよく見てください」

虎杖・アリス「う〜ん…」

すると呪力の足跡?のような物が見えました。

虎杖・アリス「お〜!見える見える!/見えました!」

??「当然です。見る前に気配で悟って一人前ですから」

この人は七海建人。七海さんと呼ばせて貰ってます!

"少し前の呪術高専"

アリスとユウジは、五条先生に案内され金髪のスーツを着た大人の方が紹介されました。

五条「脱サラ呪術師の七海建人君で〜す!」

七海「その言い方やめてください」

脱サラ?何かは分かりませんが、凄そうです!

五条「呪術師って変な奴多いけど、コイツは会社勤めてただけあってしっかりしてんだよね〜。1級術師だし」

七海「他の方も、貴方には言われたく無いでしょうね」

虎杖「脱サラって何で初めから呪術師になんなかったんすか?」

アリス「脱サラってなんですか!」

七海「…サラリーマンを辞める事です。…まずは挨拶でしょう。初めまして、虎杖君、天童さん」

アリス「初めまして!」

虎杖「アッはい…初めまして」

七海さんがユウジの質問に答えます。

七海「私が高専で学び気づいた事は、呪術師はクソと言う事です!」

虎杖「ふぁ?」

アリス「?」

七海「そして一般企業で働き気づいた事は…労働はクソと言う事です!」

虎杖「そーなの!?」

アリス「よく分かりません!」

七海「同じクソならより適性のある方を…出戻った理由なんてそんなもんです。」

虎杖「暗いね〜」

五条「ね〜」

七海「虎杖君、天童さん。私と五条さんが同じ考えとは思わないでください。私はこの人を信用しているし信頼している。でも尊敬はしていません!!」

五条「ああぁん!?」

アリス「わあぁ!?五条先生が怒りました!?」

七海「…上のやり口は嫌いですが、私はあくまで規定側です。話が長くなりましたね。要するに、私もあなた達を術師として認めていない。宿儺と言う爆弾を抱えた少年と呪物から出た少女。あなた達が己は有用だと、そう示すのに尽力してください。」

この時、アリスは初任務で見たあの光景と少年院で何もできずユウジが死んでいく光景を思い出します。

アリス「アリスは、何もできない事は分かってます。ですが、強くならないと身近な人さえ助けられません。アリスは誰でも助けられる勇者になるんです。」

アリスに続いて、ユウジの強くなる宣言を聞いた七海さんは…

七海「いえ、私ではなく上に言ってください。」

アリス「えっ…」

虎杖「アッはい」

七海「ぶっちゃけ私はどうでも良い!」

虎杖「はいはーい!」

"現在"

虎杖「監視カメラには何も映ってなかったんだよね?」

七海「ええ。被害者以外は少年が一名のみです」

虎杖「じゃあ犯人は呪霊?」

アリス「…そうであって欲しいです…」

七海「まあ、そうですね…」

"屋上"

七海「あの少年がやった可能性もなくは無いですがそちらの身元の特定は警察に…」

呪霊k「お…おべ…おべんとうう…

緑色の呪霊がいました。

アリス・虎杖「!」

七海「ストップ。こちらは私が片付けます。お二人はそちらのもう一体を」

呪霊n「ウィィィィィ…センザイ

白色の呪霊が壁から覗き込むように見て来ます。

…何故でしょう。どこと無く違和感が。

七海「恐らくないと思われますが、勝てないと判断したら呼んでください」

虎杖「ちょっと舐めすぎじゃない?」

アリス「そうです!1人でもいけます!」

七海「舐める舐めないの話ではありません。私は大人で君達は子供。私には君達を自分より優先する義務があります。」

…七海さんは(シャーレの)先生に似ています。

虎杖「ガキ扱いなら舐められた方が良かったよ」

七海「君達は幾つか死線を潜り抜けて来た。でもそれで大人になった訳じゃない。枕元の抜け毛が増えていた。お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり。そう言う小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです」

七海さんが自分の術式と術式の開示について話します。…成程、新しい戦術にもってこいのシステムです!

呪霊がユウジに突進します。アリスは引力の操作でアリスの目の前まで持っていき、拳に重力を乗せます。

"五条との会話"

五条「アリスってその頭の上に浮かんでる確か…ヘイローだっけ?の特性で身体能力高いし、アリスの握力推定1tあったよね?」

アリス「そうですが、どうしました?」

五条「それに加えて、重力で拳を重くして、その上呪力だよ〜?その辺の雑魚とか一発で消し飛ぶね」

"現在"

全力で殴ると破裂する様に"赤い血"が飛び散りました。

…赤い、血?

呪霊の血は紫の血では…?しかも、血が消えません。すると、七海さんがスマホを見せて来ました。スマホに映っている映らない筈の腕、そして付けている腕時計…。きっと、アリスが殺したのは…。

アリス「ああ…あああぁぁ…ごめんなさい…!ごめんなさい…!

アリスは分かってしまいました。

七海「落ち着いて聞いてください。私達が戦っていたのは…」

"雨が晴れた頃のとある部屋"

スマホから家入先生の声がアリスの耳に入り込んで来ます。

家入「人間だよ。いや…元人間と言った方が良いかな。映画館の3人と同じだな。呪術で体の形を無理やり変えられてる。」

アリス「ごめんなさい…ごめんなさい…

虎杖「…アリス…」

もう…聞きたくありませんでした。

すると七海さんが

七海「それだけなら、初めから気づけますよ。私達が戦った2人には呪霊の様に呪力が漲っていました。」

家入「それは犯人に術式の事を聞くしか無いな。ただ脳幹の辺りに弄られた形跡がある。恐らく意識障害、錯乱状態を作り出すためだろう。脳まで弄れるなら、呪力を使えるように人間を改造する事も可能かもしれん。脳と呪力の関係はまだまだブラックボックスだからな。そうだ、天童は聞いているか?」

虎杖「…多分聞いてる」

家入「…君と戦って無い方の死因は体を改造させられた事によるショック死だ。恐らく君と戦った方もいずれそうなっていた。だから苦痛から早く解放してやったと考えろ。」

アリス「…はい」

…アリスは怖いです。キヴォトスで出会った仲間がああなっていてもアリスは気づかずに殺してしまうんでしょうか。

 

"??の中"

??ア…アリ…アリスウウゥ…!

グシャ

アリス「…この人も体を改造された被害者の方ですか…」

すると、異形の体からスーツを着た男性の姿になります。その手には何時も持っていたタブレットが…

アリス「え…?せん…せい…?

先生から声が聞こえます。

先生「アリス…何故殺した…こんな事になるなら助けに行かなければ良かった…!恩人を殺すなんて…

 

 

君は魔王だよ、アリス

そう言い事切れました。

アリス「ああ…!先生…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!!」

"現実"

??「アリス…!起きろ…!アリス!!

アリス「…ん…ユウジ?ここは…車の中ですか?」

虎杖「悪い、魘されたから起こしちまった。」

…どうやら、寝ていたようですね。

すると、運転していた伊地知さんに話しかけられました。

伊地知「起きましたか?天童さん。今から、私達でこの写真の少年…"吉野順平"が呪詛師かこの蠅頭を使い、判別します。…いました。」

車の前には私服姿のジュンペイさんが歩いていました。

虎杖「あれ?私服?」

伊地知「高校には暫く行っていないみたいですね」

ジュンペイさんが今回の犯人なら…その時は、容赦はしません。

"少し追跡して"

伊地知「ここからは車を降りますよ"ガチャッ、バンッ"…行きましょう」

タンタンタン…

蝿頭「イイイィィィ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




原作では虎杖が殺しかけた改造人間はアリスに殺してもらいました。
…心理描写が難しいですね。大体、このキャラならこうなりそうとかの思いつきで書いているので、解釈が違うかもしれませんが、お許し頂けると幸いです。
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