勇者は呪いを祓えるのか   作:ただの出来損ない

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今回は長めの回です。


嘘と真の不協和音

"時は少し遡り順平を車で追跡中"

虎杖「あれ?私服?」

伊地知「高校には暫く行っていないようですね」

虎杖「それは俺もそうだけどさ…あいつら、元気にやってる?」

アリスが答えます。

アリス「はい…元気でした」

すると、ユウジが笑顔でアリスの頭を撫でました。

虎杖「そっか!アリスも早く元気になって、あいつらのとこ一緒に戻ろうな!」

アリスは少し無理をして元気になったフリします。

アリス「…はい!…それで、蝿頭?と言うモノを使ってどうやって判断するんでしょうか?」

伊地知さんがやる方法は簡単に言うと

1.蝿頭をフル無視したら一般人

2.反応はするけど逃げるなら聴取

3.祓った場合、拘束

4.2級以上のポテンシャルがあれば、七海さんと合流

アリス「…うーん、ユウジと2人で協力すれば2級でも倒せると思いますよ?」

伊地知さんが2級の術師は同級の呪霊に絶対勝てるので1級に近い実力と説明します。

虎杖「…何で俺はそう言う大事な情報知らないの?」

アリス「アリスも初めて聞きました…」

伊地知さんがため息を吐きます。

伊地知「…ここからは車を降りますよ」

虎杖「…何か自作自演みたいで気が乗らないな〜」

 

"暫く追跡し作戦を始める5秒前"

伊地知さんが蝿頭を放とうとします。するとユウジが誰かいると言い、伊地知さんが開けた瞬間驚いて固まってしまい、蝿頭が脱走してしまいます。ユウジが捕まえに行ってくれました。

ユウジがジュンペイさんに事情を聞こうとするとジュンペイさんの先生に邪魔されたので、ユウジがズボンを脱がせて何処かへ行きました。

吉野「何だったんだ…」

アリスがジュンペイさんに話し掛けます。

アリス「初めまして!ジュンペイさんですよね!ユウジは後もう直ぐで戻ってくるので待っていてください!」

すると、ユウジが戻って来ました。

虎杖「そんじゃあ行こうぜ〜」

吉野「えっ!?速っ!もう一周して来たの!?」

…ユウジ、前より足が速くなりました。呪力の操作を覚えたからでしょうか?

吉野「…態々、あんな事しなくても、僕だけ引っ張って行けば良かったんじゃ…」

虎杖「まぁ。でもお前、アイツ嫌いだろ?」

嫌い…。アリスには分からない感覚です。…う〜ん…嫌いな物…。

"記憶"

宿儺「魅せてみろ!!

"現実"

…いました。いつか絶対に殴りたい相手が。

するとジュンペイさんがユウジに何故分かったか聞いていましたが、ユウジが何となくと答えていました。ユウジが何故ズボンを降ろしたか言っていました。

…なるほど、嫌いな人に家の前にいて欲しくない…。アリスもユウジの中に住んでいる人を追い出したいです。だから分かります。アリスとジュンペイさんはユウジについて行きます。

"夕方・河川敷"

アリス達の足元が揺れました。地震でしょうか?

ユウジが伊地知さんに電話をしても出ません。ユウジが何かに悩んでます。すると、自棄になったユウジが聞きます。

虎杖「なあ!この前お前が行った映画館で人が死んでんだ。何か見なかった?こう言うキモいのとか」

ジュンペイさんにはハッキリと見えているようです。

吉野「いや、見てないよ。そう言うのハッキリ見えるようになったの最近なんだ」

虎杖「そっか〜。じゃあもう聞くことねえや!な!アリス!」

話題を振られ、答えます。

アリス「はい!もう聞くことはないです!」

虎杖「でも、俺達の上司?みてえな人が来るまで待ってくんない?」

吉野「良いけど…」

虎杖「サンキュー!」

アリス「ありがとうございます!」

ユウジとアリスはジュンペイさんの隣に座ります。ユウジがジュンペイさんに質問をします。

虎杖「なあ、映画館で何観てたの?」

アリス「アリスも気になります!」

吉野「…昔のリバイバル上映だから言っても分かんないよ。」

虎杖・アリス「良いから良いから!」

吉野「ミミズ人間3」

ミミズ人間?狼男みたいな物でしょうか?

虎杖「あれチョーつまんねえよな!そのせいで何回殴られた事か…!」

殴られた?ツカモト君にですか?一回触らせて貰いましたが、殴られた事ないですね…。

吉野「殴られた…?」

ジュンペイさんが少し殴られたと言う言葉に反応しました。まあ、これはこの世界だと普通…なのでしょか?

吉野「…本当にねえ。でもスプラット映画だからさ。あの描写以上の内容を求める僕達が悪いのかもね。でも2は「2はちょっと面白かったな!」

吉野「!…そう、そうなんだよ!2だけは楽しみ方があるんだよ!」

映画の解説に入ります。

吉野「2はさ、一見、1と3と変わらないように見えるんだけど、完璧主義の人間が全てを投げ出すまでの感情の動きがちゃんと描けてるんだ。」

虎杖「あー、だから2は観れたのか!」

吉野「僕も最初、何で面白いのか分かんなくてさあ。態々3回観たよ。グロ描写も2が一番切れてたから、辛かったねえ、はあ」

虎杖「何でそこまですんの?」

ジュンペイさんがユウジに質問します。

吉野「虎杖君、映画好きなの?」

虎杖「ちょい事情があってさ、ここ最近映画三昧。でもちゃんと映画館でって訳じゃねえんだよな」

吉野「えー。天童さんは?」

アリスに質問が来ます。

アリス「アリスは映画はあんまり見ないですけど、転校する前のゲーム開発部と言う部活に入る前にやらせて貰ったゲームがクソゲーランキング1位のゲームをやったんですが、理不尽なゲームでトゥルーエンド達成時は死にたいと思う位でした」

吉野「ええ…」

虎杖「怖っ…」

橋の上の人「(丁度、『テイルズ・何とか』をクソゲーだと言われて渡されてたね。後でやってみようかな)」

アリス「アリスがそのゲームをやり思った事は、そのゲームはクソゲーです!」

吉野「やっぱり…!」

アリス「でも…アリスにとっては思い出の作品です。それが無ければそこで仲間と出会う事も無かったからですから…」

吉野「…そっか。僕もいつかやってみたいな。名前はなんて言うの?」

ジュンペイさんが興味を持ってくれました!

アリス「『テイルズ・サガ・クロニクル』です!初代がアリスの人生を変えたゲームで、2がアリスが仲間と協力して作って、特別賞も取れたアリスにとって思い出です!」

するとジュンペイさんが考え、驚いた表情を見せた。

吉野「『物語・物語・物語』…!?名前が全て同じ言葉…!?」

虎杖「そうなの!?違和感なかった…!」

アリス「(ふふっ、こう話すと会いたいですね、皆…)人生で初めてやって、ゲームが好きになった理由がこのゲームです!」

吉野「…映画と同じなのかな。僕が観てきた映画にハマるように、天童さんもゲームにハマる。人の人生をいい方向に導けるのは、そのゲームの魅力かも…」

アリス「…見つけることができたらやらせたいです!なので連絡先交換しましょう!えーと交換のやり方は…慣れないですね…このスマホ…」

ユウジもスマホを必死に動かしていると、声が聞こえました。

??「あれー順平?」

順平「母さん!」

凪「こんなところで珍しいね。友達?」

順平「さっき会ったばかりだよ!」

虎杖「さっき会ったばかりだけど、友達になりそうでーす!」

アリス「はい!アリスは会った人は友達です!」

凪「本当!?仲良くしてやってね!」

順平「母さん!タバコ…辞めてって言ってるだろ…」

凪「あーごめんごめん。あんたの前で吸わないって約束だったね。友達は何て子?」

虎杖「虎杖悠仁です!お母さん、ネギ似合わないっすね!」

凪「おー、分かる?ネギ似合わない女目指してんの。もう1人の子は?」

アリス「天童アリスです!好きな事はゲームをやる事です!」

凪「ゲーム…そう言えばやった事なかったなー。今度やってみようかな」

ジュンペイのお母さんにもTSCをやらせたいです!

凪「2人共、どう?晩飯食べていかない?」

順平「ちょ、ちょっと!迷惑だろ!」

凪「ああん!?私の飯が迷惑!?」

虎杖のお腹の音が鳴ります。

凪「嫌いなもんある?アレルギーとか」

虎杖「無いっす!」

アリス「無いです!」

 

"夕食時・吉野家"

虎杖・凪「ははっは!」

凪「そんでそんで!?」

2人が盛り上がっています。呆れて見ていたジュンペイもユウジの映画のネタ?を喰らって笑っています。

アリス「ふふっ…」

何だか、面白い光景だと思ってしまいます。

"夕食後"

順平のお母さんが寝てしまいました。

虎杖「順平の母ちゃん良い人だな」

順平「うん。……虎杖君と天童さんのお母さんはどんな人?」

お母さん…アリスの親どころかキヴォトスの人の親を見た事無いですね。

虎杖「あー、俺会った事ねえんだわ。父ちゃんは薄っすらと記憶あんだけど、俺には爺ちゃんがいたから」

アリス「アリスも親の記憶は一切無いですね。転校前の先生が親のような方でした!」

ジュンペイが驚いてる内にユウジのスマホから電話が鳴り出ます。どうやら相手は伊地知さんの様です。電話が終わった後、ジュンペイが呪術師かどうかの質問をして来ました。

虎杖「おう」

アリス「はい」

順平「…人を殺した事はある?」

…その話題は、今出して欲しくなかったです。でも、自分の罪とは向き合わないといけないです。

虎杖「無い」

順平「天童さんは?」

アリス「…あります。」

順平「…え?」

アリス「呪霊だと思った相手を殴ったら、人でした。体の形が変えられていて、アリスが何もしなくてもいずれ死ぬ、だから楽にしてあげたと言われてもこの拳で命を奪った事には変わりありません。だから…その人の分まで生きて、他の人を助けます。それが弔いになるなら」

順平「…そっか。ごめんね、こんな事聞いて。観ようか」

 

"翌日"

里桜高校にて帳が降ろされる

"里桜高校突入前"

ユウジが七海さんと電話しています。…中に人を改造する特級呪霊が潜んでいる可能性がある。しかも、ジュンペイが中にいる。アリスとユウジを伊地知さんが止めるために立ちはだかっていましたが、ユウジが身体能力、アリスが引力を利用し、前に進みます。

"里桜高校・体育館"

アリス達は急いで駆けつけ、扉を開きます。そこには、ジュンペイが1人の生徒を式神で持ち上げていました。

ユウジ「何してんだよっ!順平!!」

アリス「ジュン…ペイ…?」

順平「…引っ込んでろよ、呪術師」

 

 

 

 

 

 

 




順平をファンパレのイベクエみたいに生かすルートかゲラゲラルートか…。書きながら考えます。

おまけ
夏油「真人、このゲームやって見ないかい?」
真人「何これ?『テイルズ・サガ・クロニクル』?」
夏油「このゲーム、私もやってみたんだが面白くてね。是非やって欲しいんだ」
真人「ま、学習に損する事ないでしょ。良いよ」
"6時間後"
真人「あ…ああぁ…あああぁぁぁ…!」
夏油「まだトゥルーエンドだよ。助けてあげようか?真人」
真人「夏油ぉ!」
夏油「だが、断る!後、18時間頑張れ」
??「これはこれは夏油さん。クックック…。面白い事になってますね」
夏油・??「クック…ゲラゲラゲラ」
真人「(ああ…コイツらはどこまでいっても"呪い"なんだ…)」
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