魔法少女あまた☆マギカ   作:星屑アマタ

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『予約投稿を入れた4月9日のnaonaoの記録

4月9日土曜日19時18分
ギリギリ当日分の執筆が完了した
毎日投稿が途切れるかとひやひやした

4月9日土曜日20時20分
翌日分の執筆開始
時間的に甘い物が食べたくなって来たので、冷蔵庫よりコンビニで購入した蒜山ジャージー濃厚ミルクサンド(味は値段の割には普通だった……)を取り出して食べる

4月9日土曜日21時08分
長時間の執筆と昨日が久し振りの大学であった事もあって、少し疲れて来て、睡魔が襲ってきた

4月9日土曜日21時14分
眠気を取り除くために薬物 CA(カ)-FEIN(フェイン)を体内に大量投与してみる
NESC●FEの900mlペットボトル(無糖ブラック)を一気飲みした事もあり、何だか漲って来た……

4月9日土曜日22時38分
か……ゆ……うま……

ここで、記録が途切れている 』

4月9日に執筆してたみたいですね。
つうか、カオスだな当時の俺っ!?
あと、数年ぶりに投稿する話ごとに軽く眼を通しましたが、客観的に見るとこの話でも矛盾点が1つ発見。
ユニグロでのあまたの服装に学校指定靴ってありましたが、よくよく考えると学校指定靴あるなら制服もあるだろっていう突っ込み……
なので、文章の学校指定靴をローファーに今度変更しておきます。


十一話眼 オネダリ

わたしのところの奇跡の木

桃色の眼球と白色の眼球が実ります

悪魔の使者が訪ねてきたのも

奇跡を呼ぶ木がお目当てなのです

時の中を跳ね 掌の上で踊るわたしは

どんな悪魔でさえ 捕まえられない

 

~マザーグースのhad a little nut treeより一部改竄~

 

 私の能力で、家庭科の授業中の鹿目まどかと美樹さやかは何かブルジョアっぽい人と+αの4人で班を組み家庭科の授業で御菓子作り。

 ほむらちゃんだけは、別の班でやっている。一切会話などせずに、ひたすらホイップクリームの入ったボウルを混ぜている。

 ここで、ホイップクリームをぶちまけて、どこぞのグラビア雑誌の表紙みたいにならんかなぁ~と期待しつつ、家庭科室に潜ませている眼球をほむらちゃんに急接近。

 だが……一瞬で、ホイップクリームを混ぜる『しゃかしゃか(泡立て器の事)』で、飛んでるハエを掃うかのように攻撃……

 

「うにゃぁあああああああああ!!眼が廻るぅうううう!!」

 

 眼球が吹き飛ばされた事で、眼球が360度回転し、ぐるぐる回る光景が脳内に……

 うっ、酔ってしまいそう……

 そして、回転が収まると同時に、視界がホワイトアウトする。

 恐らくだが、誰かのボウルの中にナイスシュートをして、ホイップクリーム塗れになったのだろう。

 普通はボウルの方ががナイスシュートを決められる筈なのに……あっ、それはボールだったね♪

 日本語って難しいよねぇ~♪そりゃあ、黒船で有名なペリーさんも「ニッポンノミナサン、カイコクシテクダサイヨ~」って片言で言う訳だ♪ 

 

『ほむらちゃん、掃うのは酷くない~?』

 

 取り敢えず、現状を知る為と、抗議をする為に念話を掛ける。

 当然、チャンネルは私とほむらちゃんだけである。間違っても、鹿目まどかとミッキーサヤカ(某アニメのネズミキャラっぽい呼び方でやってみる)には繋がない様に気を付けている。

 

『御免なさい。ビックリして攻撃してしまったわ』

 

 絶対に嘘だ……

 

『嘘っだぁ~♪あっ!!ねぇねぇ、私の魂之眼球の視界がホワイトアウトしたんだけど、何処に飛ばされたの?』

 

『まどかが掻き混ぜてるボウルに突っ込んだわ。それで、まどかの付けてるエプロンがホイップクリームで汚れて―――』

 

『ちょっと、使い魔の口にカメラ持たして、部屋に突っ込ませて撮影するわ!!』

 

『じゃあ、貴方の使い魔が、窓から入れない様に閉めないとね』

 

 ブッブッブー!!これでは、いけませんね?

 はい、ほむらちゃん対応ミスです。何がイケないか、読者の皆さんは分かりましたか~?

 使い魔に一切突っ込みが無い。次に、窓から何故入って来ると分かったのか?

 ちなみに、家庭科室が1階ならその発想が出るかもしれないけど、見滝原中学校の家庭科室は3階だからねぇ~♪飛行出来る使い魔じゃないと、窓から入るのは無理だよね?

 

『うにゃぁ!!止めて~!!ほむらちゃんは友達でしょ!!』

 

『ええ、でも……まどかに手を出すのは許さないわ……』

 

『くっ、鹿目まどかはほむらちゃんの嫁って事ね……』

 

『そ、そう云うのじゃないわ……』

 

 と、ほむらちゃんを動揺させておきつつも、静かに建物内に魂之眼球を召喚し潜入させる。

 考えてみれば使い魔だと、魔法少女である美樹さやかや、才能を持つ鹿目まどかににバレルじゃん♪

 私の召喚する使い魔は、魔女が召喚する使い魔やキュウべえと一緒である。魔法少女や魔法少女の素質のある人間には当然見えてしまうのだぁ~♪

 流石に使い魔特攻させたら、それこそ大騒ぎだよね♪

 魂之眼球を素早く操作し、家庭科室に無事に潜入させる。

 おぉ~、愛しの楽園(エデン)がそこに♪

 エプロンと顔ににホイップクリームを付けて、やや呆けている鹿目まどかちゃんの姿♪

 そして、それを可笑しそうに笑う美樹さやかとブルジョアっぽい人と+α。

 鹿目まどかには何故ホイップクリームが飛び散ったのか理解出来ず、かなり戸惑っている♪

 うん、可愛い可愛い♪そのまま、地面に横になってグラビアっぽくポーズ取ってくれないかなぁ~♪

 

『あっ、ほむらちゃんやぁ~♪そう云えば、何作ってるの?』

 

『シフォンケーキよ……』

 

 シフォンケーキかぁ~♪そう云えば、最近ケーキ食べてないから食べたいなぁ……

 よし、ここはオネダリ作戦に出てみるか♪

 

『私も食べたいから、後で持って来て♪じゃないと、使い魔を大量に突貫させて、美樹さやかを挑発して、家庭科の時間を恐怖の―――』

 

『分かったわ……ケーキが出来たら、時間を止めて持って行くから、屋上で静かにしていて……』

 

 よし、これで少し遅めの3時のオヤツが手に入るわ♪

 完成まで時間があるし、紅茶を手に入れに行って来よっと♪

 

 スッと立ち上がり、助走をつけて屋上より飛び降りる。地面に着地する寸前で、ペンダントの宝石ことソウルジェムをギュッと握り、一切の痛みを遮断。

 骨が折れる鈍い音と共に、折れた骨が皮膚を突き破って飛び出るが、痛みを遮断している為、何も感じない。その後、落ち着いて脚を回復させる。

 治癒の願いを叶えて貰った者は、通常の魔法少女と比べて治癒能力に関しては優れている。ちなみに治癒能力に関しては、全ての魔法少女にデフォルトで組み込まれている能力である。

 ただ、キュウべえとの契約内容によってその強さが顕著に現れる。

 恐らく、杏子ちゃんやほむらちゃんの契約内容では、こんな簡単に治す事は不可能であろう。

 まぁ、それ以前に、華麗に着地するであろう♪

 う~ん、一々高い所から飛び降りる度に、足の骨を折ってたんじゃ話にならないわね……この間の路地裏のビルの時も着地と同時に足の骨を粉砕したし……

 高くジャンプも出来るが、着地すると脚の骨を粉砕する。高く飛べると云う事は、それ相応に足の筋肉が強化されてる筈なのに、何故に骨を折るのかが未だに分からない。

 

 さてさて、リアル出血大サービスな着地をし、着地付近の地面を深紅の血液で染めてしまったが、気にもせず、そのままトコトコと近くのコンビニへと向かう。

 店員さんはちょっとやる気無さ気な大学生くらいの男性。中学生がこんな時間にコンビニやって来ても、全く気にする事も無く、オウムの様に「いらっしゃいませ」とただ淡々と与えられた言葉を喋る。

 まぁ、私としてもそっちの方が助かるので、気にもせずペットボトル飲料のあるコーナーへと向かう。

 さてさて、紅茶はどれにしようかな?

 私としては、ペットボトル飲料の紅茶は紅茶ではなく、ジュースであるとみなしているけど、今はそんな御茶を沸かして作る事も出来ないので文句は言わず、午後ティーかリプトンリモーネで悩む。

 紅茶好きに言わせて貰うと、どちらも味のレベルとしては、好きな方には失礼だが同じくらいである。

 というか、「俺午後ティーよりリプトンリモーネの方が紅茶としては美味しいと思ってんだぜ(キリッ)」みたいな台詞を言う奴は、紅茶好きでも何でも無いと突っ込みたい。

 それ以前に、レモンティーが甘いって云う事態で、紅茶好きにとっては可笑しいって云うのに……

 

 とか、思いつつ、取り敢えず午後ティー(ストレート)を手に取り、レジへと向かって代金を支払う。

 ちょっと、スィーツコーナーに有った、北海道のとあるメーカーのポテトチップスチョコレートが気になったが、1箱の値段が500円くらいと意外に張るので諦め、紅茶だけを購入。

 ちなみに、エコ精神なんて一切考えず、レジ袋とストローはちゃんと貰う。

 

 そもそも、エコバッグとか再生紙とか悪いけど全然エコじゃないとか思っている。エコバッグに至っては、スーパーの負担は減るかもしれないけど、産業発展には邪魔にしかならないね♪

 あと、金属のリサイクルは必要だと思うね♪あの資源だけは、地面に植えたから増えるって訳じゃないしね♪

 

 とまぁ、私の感想を述べつつも、早足で中学校へと向かう。

 魂之眼球から手に入る情報にて、現在ケーキのスポンジ部分をオーブンで焼いてる最中なので、生クリームを塗る時間等も考慮し、軽く見積もってまだ30分くらいかかりそう。

 う~ん……この暇な時間を持て余すのも何だし、屋上じゃなくて、校舎の中に侵入して見ようかな♪

 魂之眼球を使えば、100%他人にバレないように潜入出来るしね♪

 

 ふっ、今思えばこの100%バレないって云う自身が何処から出て来たのか……

 そして、この言葉がフラグだったと云う事に後で思い知らされる羽目になるとは、1ミクロンも思いもしなかったのだ……

 

 と、メタ発言をしつつどうどうと玄関口から校舎に潜入する。現在は授業中という事もあり、生徒も教師も教室にて授業中♪

 

 スーハースーハ♪

 

 思いっきり深呼吸すると、甘美な女子中学生の匂いがぁ……

 

 当然する訳も無く、新たに4個の魂之眼球を召喚して、校舎をどんどん歩き進める。

 先ずは保健室に潜入して、恐らく用意されているこの学校の女子の制服を頂く事にするわ♪

 勿論、私は貰うなんて真似はしないわよ♪飽く迄、拝借するだけだからね♪

 校内をある程度自由に歩くようにするには、やっぱり制服が要るからねぇ~♪

 

 と、もっともらしい事を言ってるが、自身が義務教育で有る筈の中学校どころか小学校にすら通う事が出来なかったので、どうしても制服と云う物に憧れてしまうのだ。

 障害者学校には行ったけど、当然制服なんて物が有る訳も無く、私服で通っていたのだ。いや、万が一制服なんて物が有ったとしても、目が見えない私が確認するすべも無かったのだよ……

 だから、私にとって制服を着て、皆で楽しく授業を受けられる人間ってのは凄く羨ましい存在なの……

 私は生まれながらにして、その何気ない権利すらも与えられず……

 

 ゲフンゲフン、湿っぽくなったね♪

 てへっ☆LED電球よりも明るいともっぱら評判のアマタちゃんが、話を暗くするのは駄目だね♪

 

 保健室の位置に関しては、先程家庭科室に配置していた2個の眼球を動かして、既に探索済み。

 2個の眼球によって、保健室にてゴーフル(焼き菓子の事)を食べながら茶を啜る保健医の存在が確認されている。

 他の人間の存在は確認されないので、1人だけなら手段は色々とある。

 

 じゃあ、3話ぶりのクイズ行ってみよぉ~♪

 私の取る手段はどれでしょう?

 

①使い魔で攻撃して、保健医には眠って頂く

②保健室の外で騒ぎを起こし、保健医が外に出た隙に頂く

③正々堂々、コンビニの袋を手に持ったまま、保健室に突貫し頂く

④THE DOGEZA

 

 さぁ、どれでしょう?

 

 答えは~♪

 

 ③でしたぁ~♪

 

 ってなわけで、先ずは保健室まで全速前進だぁあ!!

 と、脳味噌(かいば)コーポレーションの社長の決め台詞を頂き、魂之眼球で周囲を把握しつつ保健室へと疾走する。

 階段なんかは3段飛ばしで駆け登りである♪

 勿論、3段飛ばしをしても、足音を殆ど立てないようにと、踵を一切付けない爪先だけで疾走する方法を取っている。 

 そして、階段を登り切った時には新体操の選手が技を決めた後にする決めポーズこと、グリコポーズを取る。

 あっ?グリコポーズって大阪府民以外には分からないかなぁ?片足で立って、両手を広げて上に上げるポーズでYの字を模している。

 ちなみに、このグリコのポーズは何故Yの字かと云うと、グリコの初代キャラの健康すぎる子供っぽい何かのキャラが、リアルで怖いと苦情が多く、グリコの方が困った末にYAWARAKAKUと云う意味を込めてYの字を取らせたと……

 

 嘘だよ♪グリコ関係者の方及び、大阪府民の方スミマセン♪

 

 本当は子供のゴールポーズが始まりだよ♪

 やったね、読者の皆♪無駄知識がまた増えたよ♪

 

 えっ?有名過ぎて知ってた?

 むぅ~……

 

 おっと、保健室の前に着いたね♪

 じゃあ、この話はここらで終了だよ♪

 

 さぁ~て、突撃するとしますか♪

 先ずは肉体を強化する為に、魔法少女姿に変身する。

 そして、保健室のドアに手を掛け……

 

 突撃した!!

 

「な、何だね君は―――ぐはっ!?」

 

 先ずは行き成りの闖入者に、驚く保健医(♂)の腹部に上へと抉り込むような素早いストレートを叩き込む。

 女医さんなら、多少は手加減はしたかもしれないけど、♂なら手加減なんて当然しないよ♪

 少し浮いた体に今度は横より蹴りを入れて、空きベットへと吹き飛ばす♪

 

 悪いけど、ベットで暫く寝ててねぇ~♪

 

 とか思ったけど、狙いが逸れて、無数のベットを仕切るカーテンを吊るす為に設置された金属製の支柱に、頭部を当てる。

 金属の震動する音と、地面と何かが接触する鈍い音と一緒に、保健医がグッタリと項垂れてピクリとも動かなくなる。

 

 てへっ☆やっちゃった♪

 

 取り敢えず、脈を確認。脈は有るみたいなので、恐らく脳震盪による気絶であろう。

 さて、生きてる事も確認したので、魔法少女の姿から何時もの服装に戻して、制服を探す事にしよう。

 

 保健室の奥の方に箪笥があるので、恐らくその中であろう。

 トコトコと歩み寄り、1番上の引き出しを引いてみると、中にはギッシリと……男物の制服が……

 よしっ、次は2番目の引き出し♪

 2番目の引き出しを引いてみると、中には男物のトランクスが……

 

 汚らわしい物を見てしまったわ……

 

 さて、三度目の正直って事で上から3番目を引いてみると、中にはほむらちゃんや鹿目まどかや美樹さやかが身に纏っている物と全く同じ制服が、ぎっしりと詰まっている。

 私のサイズの物を順に探してゆく。

 

 卵色のブラウス、タータンチェックのスカート、白色のシャツ、赤色のネクタイ♪

 全て発見したら、私以外一人も『眼を開けている人間』が居ない事を良い事に、どうどうと服を脱いで着替え始める。

 いやぁ、初めての制服にワクワクドキドキだよぉ~♪

 

 着替えた後は、着てた服を近くに畳んで置いて、初制服の嬉しさのあまり、保健室に備え付けられている鏡に向かって、様々なポーズを取ったりしてみる♪

 

 ふっふっふ……とまぁ、初めての制服の嬉しさに警戒を解いていたのが不幸の始まりだったのだよ……

 保健室の外に配置している魂之眼球より送られてくるヴィジョンに、制服にホイップクリームを着けた鹿目まどかが映った事に、気付くのが数秒遅れる。

 鹿目まどかが保健室の前で止まった事に間一髪で気付き、取り敢えず急いで、床で寝んねしている♂豚をベットへと蹴り飛ばして、汚物が眼に入らない様にカーテンを素早く閉めて隔離する。

 

「失礼します。津村先生、代えの制服を貸してくれませんか?あれ、津村先生は?」

 

 と、この場で暴行沙汰が行われた事を露も知らずに保健室へと入って来る、鹿目まどか。

 恐らく、津村とは今隔離されてる汚物のゲフンゲフン、保健医の事であろう。

 そして、鹿目まどかは私にその保健医の居場所を訪ねて来る……

 

「今はちょっと席を外されてるのよ♪どうしたの?」 

 

「えへへへ、家庭科の時間中に制服を汚しちゃって、代えの制服を貸して欲しくて」

 

 と、恥ずかしそうに私に話しかけてくる。今の私は制服に着替えているので、ここの生徒と思われてるみたいで警戒は一切されていない。

 

「ちょっと待ってね。サイズはSで良いかな?」

 

「すみません」

 

 隔離した津村を発見されと拙いので、鹿目まどかにはさっさと出て行って貰うべく、行動せねばなるまい。

 先程、箪笥を漁った甲斐も有って、直ぐに目的のサイズのブラウスを見つけて鹿目まどかに手渡す。

 

「あっ、ありがとうございます」

 

「どう致しまして♪あっ、私は向こうを向いておくから、着替え終わったら言ってね♪」

 

 まぁ、私が向こうを見ても、魂之眼球でしっかりと見るけどね♪

 まさかの私が魔法少女だと云う事を露も知らず、ブラウスを脱ぎカッターとスカートと云うラフな格好になる。

 しかし、考えてみれば、汚れて脱ぐのはブラウスだけだから、私が反対を向く必要ってないよね♪

 

 でも、鹿目まどかは、私が反対を向いてるのにも関わらず恥ずかしそうに、ブラウスを脱いでいる。

 世間の穢れを知らない乙女って感じで、萌えるわねぇ♪

 

「ねぇねぇ、貴方の名前を教えてくれる?あっ、私の名前は星屑アマタって言うの♪」

 

「えっ?えっと、鹿目まどかって言います……」

 

 行き成りの問い掛けにやや戸惑いつつも、返して来る。

 

「まどかちゃんかぁ~♪ねぇねぇ、まどかちゃんは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」

 

「えっ!?」

 

 なんか、物凄い驚いたんだけど……何故だ?

 

「あり?ちょっと、突拍子も無かったかな?」

 

「違うの……ただ、ほむらちゃんと同じ事を言ったから。あっ、ほむらちゃんって私の大切な友達なの!!」

 

 にゃる程ぉ~♪ほむらちゃんと同じ事を言った訳ね……って、マジですかい!?

 

「あっ、そうなんだぁ~♪で、答えはどうなの?」

 

「大切だよ。家族も友達の皆も、大好きでとっても大事な人達だよ」

 

「にゃはぁ~、まどかちゃんは優しいね♪それを聞けて安心だよぉ~♪じゃあ、授業に戻る前に私から一言♪絶対に今のまどかちゃんから変わろうと思っちゃ駄目♪まどかちゃんは、ずっと今のまどかちゃんで居てね♪」

 

「星屑さんって、ほむらちゃんに何処か似てるね。また全く同じ事を言うんだもの」

 

 ふむぅ、ここの台詞も同じ事を言うとは……誠に珍事である……

 

「あぁ、星屑さんじゃなくてアマタちゃんって呼んでよ♪何か、名字で呼ばれるの苦手なのよ♪」

 

「えっとぉ……アマタ……ちゃん?」

 

 まどかちゃんはどぎまぎしながら、ゆっくりと私の名前を絞り出す。

 

「宜しい宜しい。さてさて、授業に戻りなさいな♪」

 

「はい。ありがとう、アマタちゃん」

 

 私に礼を言ったまどかちゃんは保健室の外へと出た後、小走りで家庭科室へと向かう。

 さてと、無事に気絶する汚物の存在に気付かれなかったし、後は汚物の記憶操作をして、屋上でほむらちゃん御手製シフォンケーキを楽しみに待つとしますか♪

 

 そして20分後、屋上にほむらちゃんが持って来てくれたシフォンケーキは……

 

 とっても美味しかった♪

 

 そんなこんなで1日を過ごし、教会に帰宅すると、晩御飯のカップラーメンを作って食べる杏子ちゃんに、本日ほむらちゃんのシフォンケーキを食べた事、汚物を消毒した事を報告。

 嬉しそうに語る私を呆れ顔で見つつ、私が語り終えると同時に銭湯へ直行。そして、そのまま帰って即睡眠と、何も無い平和な時間を過ごす。

 

 翌日に恐ろしい真実に直面すると云う事を知らずに……

 

 

 

 

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