また、今回のお話は幕間ですので本編には全く関係ありません。
TANABATAそれは、ジャパニーズ文化の一つで、願い事を書いた短冊を吊るして、彦星と織姫に御願いする物。
当然、一年に一度しか会う事の出来ない二人は、自分達の幸せで貴重な時間中に、そんな願いを聞き入れてくれる訳も無く、届けられた願いは眼を通すだけ通してシュレッダーに掛けると言う俗説もある。
「僕と契約すれば手っ取り早く願いが叶うのに。本当に訳が分からないよ?」
そして、そんな雰囲気を開始早々ぶち壊してくれるのが、魔法少女物には欠かせないこのマスコットキャラ。
正直、私もちょくちょく「イラッ☆」として、殺害する事が度々。
ごほんごほん♪ 折角の番外編なのに、最初から読者の気分を悪くさせるのもイケないし、私ってホラッ?
可愛い系の明るくてか弱いツインテールのウルトラ美少女じゃん♪ イメージ壊すのも何だなぁ~とか思うので、キュゥべえへの文句はこの辺で終わらせといてっと♪
「ねぇ、マミさんは何を御願いするの?」
「そうねぇ~、何にしようかしら? ところで星屑さんは、どんな御願いにするの?」
なので、話を七夕に戻す為に、マミさんに何を御願いするか問いかけてみる。
ちなみに、天界のお偉いさんが、織姫と彦星に重圧を掛けて、今日一日だけマミさんを復活させてくれました♪
流石は七夕。空気も存在しない無重力下で何千年も機織りとか農業とかする人間離れした能力の持ち主である、彦星と織姫の御利益は伊達じゃない。
でも、ロマンチックよねぇ~♪ ババァになってもジジィになっても、一途にずっと愛し続けるなんて。
「私ですか? 私は、『マミさんを天界から連れ戻す事を可能にするドラゴンなボールを全部セットにして、私の前に作者自ら献上する』です♪」
「あら、私の事を思ってくれてるの?」
「勿論です!!」
「あら、ありがとう♪」
あぁ、お礼は結構です。その代わりに、御美しく立派なサイズのその御胸に、私の顔を……ゲフンゲフン、おっとマミさんを前にして喜びのあまりに、キャラが可笑しくなっちゃったわね。
しかし、マミさんの胸って凄いよねぇ~……本当に中学生かよって突っ込みたくなるくらいに。
と、私は寄せても上げてもCが限度な自分の胸を見つつ、溜息。サイズとしては中学生にすれば十二分に大きいサイズなのかもしれない。
だが、あの胸を前にすれば、流石に貧相に見える。
あっ!? でも、愛でるのなら真っ平らなのも好きだよ♪
Aカップ、Bカップ、Cカップ、Dカップ、Eカップ、Fカップ、Gカップ、Hカップ!!
8組のバストを選ぶとしたらぁ~♪ 貴方はどれが好きぃ~♪
さてさて、マミさんはニコニコと天使のような笑いをしながら、楽しそうに願い事を考えているので、その100万ドル出しても惜しくない天使の微笑みを邪魔するのもイケないから、今度はひょこひょこと談話中の杏子ちゃんと美樹ゾンビの元に向かう事にする。
「ねぇねぇ、杏子ちゃんと青いのは何を御願いするの?」
「誰が青いのよ!? この白いの!!」
「じゃあ、人魚の魔女。あと、何か呼び方がムカつくから、沈(チン)するわよ?」 (※沈(チン):生きたままコンクリに詰めたり、手錠をしたりして、湖や湾等に沈める事。良い子は絶対に真似しないでね?)
「何よぉおおおお!! 先に喧嘩を吹っ掛けて来たのはアンタの方でしょ!?」
「御前ら好い加減、仲良くしろよ……」
顔を合わせるや否や喧嘩を吹っ掛ける程の犬猿の仲の私達に溜息、勿論言っても聞かない事は分かり切っているので、杏子ちゃんもそれ以上は言う気はゼロである。
「安心して、これが私なりのスキンシップだから♪」
「アンタの中でのスキンシップは、喧嘩を吹っ掛ける事なの!?」
「青いの限定でね♪ 青い色とキュゥべえを見ると、つい喧嘩を吹っ掛けたくなるの♪」
「むきゃぁああああああああ!!」
おぉ、猿のように怒った。色は青いのに、顔は赤いのね♪
まぁ、青いのを揄(からか)うのは、尺の都合でここまでにしといてっと♪
「それで、杏子ちゃんは何を御願いするの?」
「あん? アタシか? アタシは、『美味いもんが食いたい』だけど?」
ですよねぇ~♪ なんか、そんな気は聞く前からしてたよ……
ここで、『アマタと友達以上の関係になりたい』とか書いてくれたら、テンションが物凄く上がるのに……
まぁ、良いけどさぁ~っと、少々妄想通りに行かなかった事に、膨れっ面になってしまう。
「美味しい物なら、私が作ってあげよっか♪」
なので、来年こそは妄想通りになるようにと、ここで好感度を上げる為に、笑顔で料理が出来る事をアピールしてみる。
勿論、腰に手を当てちゃって、胸を少々前にやり腰をやや反らして、自慢げに♪
「あれ? アマタって、料理出来るのか?」
「うん♪ 人並みにはね♪ 得意料理はマグロの目玉の――」
「あぁ、もう何も言うな……」
うぅ、会話を途中でキャンセルされたよ……マグロの目玉はDHA豊富で頭に良いんだよ!!
「マグロ、二夜連続!! 御期待下さい!!」って、ドラマ化されちゃうくらいに素晴らしい食材なのにぃ~……
「まだ言ってる途中なのに……あっ、青いのは尺の都合でヤッパリ言わなくて良いよ。どうせ、『上条君とこれからもずっと一緒に居られますように』とかでしょ?」
「うっ、うっさいわね!! アンタには関係ないでしょ!!」
顔を真っ赤にして反論する辺りを見るに、多分図星だね♪
しかし、本当に青色の彼氏としては上条恭介はもったいないわね……青色には中沢君で十分よね?
「ありゃぁ~、もしかして図星だった? ひゅぅ~、ひゅぅ~♪」
「うるさぁあああああああああ~~~~い!!」
半分涙目で顔を真っ赤にして、魔法少女状態に変身。そして、サーベルを私に向けてきたので、取り敢えずスタコラサッサと逃走。
迎撃しようかとも考えたが、今日は七夕。折角の天の川に、美樹さやか星を打ち上げる訳にもイケないので、今日は素直に逃走する。
ちなみに、打ち上げた日には、一人じゃさみしいだろうから、上条恭介星も一緒に打ち上げてあげるつもりだよ♪
私って本当に優しいよねぇ~♪
ねぇ~?
ねっ!?
よし、最後の恫喝……ゲフンゲフン、問い掛けで全員が首を縦に振ったので、次に行ってみよう♪
次は、楽しそうに短冊に願いを書く、まどかちゃんとほむほむの所だよ♪
う~ん、皆が私服の中、風情あるまどかちゃんはピンクの生地に金魚の絵が入った浴衣かぁ~♪
ほむほむは相変わらずの学生服……こんな時くらいは、可愛い私服や浴衣で決めて欲しかったなぁ~……
「二人は何書いてるの?」
「あっ、アマタちゃん。えっと、私は、『皆が仲良く過ごせますように』だよ♪ アマタちゃんは?」
なぁ~んだ、『新世界の神になる』とかじゃないんだね?
原作最終話では、『平伏せ愚民ども、私が神だ』と魔女を全て消し去ると云う、暴虐を尽くしたのに……あれで、可哀そうな落書きの魔女は、骨も残さず消滅させられちゃったと云うのに……
「私はね、『世界平和』だよ♪ この世に蔓延る悪を全て滅し、貧困や飢えを無くして、世界中の人々が笑って暮らせるような世界になりますようにって♪」
「笑顔で嘘を吐くのも大概にしなさい……『マミさんを部屋に引き込んで<ピー(不適切な発言の為書く事が出来ません)>』って書いてあるわよ?」
ほむっ!? 時間停止能力を発動して、私の短冊を奪い取ったほむらちゃんが、冷たい視線を飛ばしながら、私の書いた願い事を読み上げる。
ちなみに、そのあまりにもR18で過激な御願い事に、耐性の少ないまどかちゃんは顔を真っ赤にして、途中から耳を塞いでいた。
しかし、こういう初心(うぶ)な女の子を堕とすのも、色々と良いよね?
えっ? どう堕とすのかって? そんなの、ググりなさいよ!! 『神無月の巫女』とか『桃花月憚』とか『百合』とかで!!
「流石はほむらちゃんね。まさか魔法を使ってまで、私の短冊を奪い取るとは……」
「そう云うアマタも、平然とした顔で魂之眼球を、まどかの浴衣の中に侵入させるのは止めてくれないかしら?」
「いやぁ、浴衣にはノーパンって言うじゃん♪ まどかちゃんはどうなのかなぁ~って♪」
残念ながらちゃんと履いてたけどね……
「もう、アマタちゃん止めてぇええ!! どうして、毎回毎回私の下着を覗くの!?」
うむぅ、今日は良く人を涙目にする日だなぁ……しかし、S気有りの私の心を揺さぶり高揚させるので、涙目は止めた方が良いと思うよ♪
まぁ、取り敢えずは回答だねぇ~……う~む、『何故下着を覗くか?』ねぇ……
「『そこに美少女が居るから』かな?」
「とある登山家みたいに答えても駄目です!!」
「大丈夫!! まどかちゃんの胸は登山しようにもまだっ!? ゲフェ!?」
刹那、灰色の影が疾走し、私の続きを見事にキャンセル。
杏子ちゃんと違い、凶行手段(こうげき)で私の口封じを図って来ている……
「取り敢えず、落ち着きなさい」
ほむらちゃん、その台詞は私の顔面を狙ったドロップキックを決めて言う台詞じゃないと思うよ。
しかも、さり気無くオマケの強力な膝蹴りを、顎に食らわしてくるし……
もしも私が一般人だったら、病院送りだよ……
「今の普通の人が食らったら、逝っちゃうレベルの一撃だよ……」
「大丈夫。私達の本体はソウルジェムだから……」
さらっと、怖い流し方をしたね……それって、ソウルジェムさえ壊さなければ、どんなに凹しても死にはしないって意味だよね……
つまり、これ以上変な事を言ったら、殺しはしないけど、肉体言語で語るって意味だよね……確かロシアかどっかの国にこんな言葉が有ったよね?
『肉のカーテン』……
あれ、何か違うような気もするけど、まぁ良いや……これ以上は黙っておこう……
「分かったよぉ……それで、ほむらちゃんは御願い事に何を書いたの?」
「私? 私は『まどかとの約束が守れますように』と書いたわ」
「そっか♪ 願いが叶うと良いね♪」
「でもね、ほむらちゃんが、どんな約束かって何か教えてくれないの。私、ほむらちゃんとどんな約束をしたのか思い出せなくって……」
うん、思い出したら、それは時間の壁をブチ破ってるから、思い出さなくて結構。
さてと、私はマミさんをこれ以上一人ぼっちにするのは拙いので、退散しましょうかな。
噂では、一人にしたり、現実を目の当たりにさせたりして、情緒不安定にすると、「もう皆死ぬしかないじゃない!!」と言って半狂乱にマスケット銃を乱射するらしいので(ほむらちゃん談)。
いやはや、H波沢村特有のLV5に感染されてたとは……
でも、そんなヤンデルマミさんも可愛くて好きだよ!!
私が白馬の王子様で、マミさんはヤンデレラ♪
12時の爆撃音と避難勧告と共に、二人は別れるけど、また出会い恋に落ちる!!
まさしくフォーリンラブって奴ぅ~♪
おっと、テンションが上がり過ぎて……変な事を口走ってたわね……
じゃあ、そろそろマミさんの所に戻ろっと♪
それで、笹の葉に括って、ぶら下げるんだ♪
あっ、今一瞬「マミさんの首を?」って思った人が居たでしょ?
アンタの首をぶら下げるわよ?
勿論、短冊だよ。
それで、御願いするの。
私の願いが叶いますようにって♪
私はスカートの内ポケットから、別の御願が書かれた短冊を取り出して、マミさんの元に駆け寄った。
『皆の願いが叶いますように』と願い事が書かれた短冊を握って♪