名探偵プリキュア!with特捜戦隊デカレンジャー   作:仮面大佐

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第9話 ドキドキ!初めての依頼!(後編)

 純一さんのバッグを捜索していた麦翔達。

 その場所に見当が付いたのか、ある場所へと向かう。

 そこは、アトリエプレンティ・絵画教室だった。

 みくるがインターホンを押すと。

 

「は〜い」

「あっ!」

「間違いない!この人だ!」

「ん?」

「このバッグは、あなたの物ですか?」

「あっ…………!私のバッグ!そうです!」

 

 すると、1人の女性が現れる。

 あんなとみくるは、みくるの描いた絵と見比べて、そんな風に言う。

 その女性は首を傾げる中、麦翔は手に持っていたバッグを見せると、その女性はそう言う。

 それから、あんな達はアトリエの中に入る。

 

「「あれって…………純一さんの!」」

「かなりそっくりだ。そりゃあ、間違えても無理はないね」

 

 あんなとみくるは、純一のバッグを見つけてそう言うと、麦翔は納得していた。

 実際、見た目はかなり瓜二つであり、間違えても無理はないのだと。

 すると、女性が口を開く。

 

「三人とも…………よくここだって分かりましたね」

「バッグに付いている汚れは、土じゃないし、エプロンも汚れてた。ペンキがついたハンカチを見て、思ったんです。汚れはペンキじゃないかって」

「でも………あんなの落とした紙…………この絵画教室のチラシを見たり、麦翔さんの言葉で分かったんです!付いてたのは…………絵の具だって!」

「バッグに入っていた物はどれも新鮮じゃなく、食べるのには向いてない。でも、絵のモデルなら適切ですからね」

「そうですよね?」

 

 女性が感心する様にそう言うと、あんなたちはそう語っていく。

 ポチタンの手についたペンキ、バッグの汚れ、あんながもらったチラシ、バッグの中身を見て、ここにあると思ったのだ。

 それを聞いた女性は。

 

「そうなんです。本当…………よく分かりましたね?」

「私達…………」

「「名探偵ですから!」」

「僕は警察ですけどね」

 

 女性がそんな風に言うと、あんなとみくるはサムズアップをしながらそう言う。

 麦翔がそう呟く中。

 

「……………何が名探偵だ」

「「「っ!」」」

 

 そんなバカにする様な声が聞こえてくる。

 それを聞いて、バッグがある方を向くと、そこには原稿を持ったゴウエモンの姿があった。

 

「ゴウエモン!いつの間に…………⁉︎」

「ほう、なかなか面白い漫画だ…………!頂いていくぞ!とうっ!」

 

 麦翔がそう言う中、ゴウエモンは中身の漫画を見ていてそう呟くと、そう叫んでジャンプする。

 

「逃すか!2人とも!」

「うん!」

「ええ!」

 

 麦翔がそう叫ぶと、あんなとみくるもそう答えて、ゴウエモンの後を追う。

 

「は〜はっはっ!」

 

 ゴウエモンは建物と建物を飛び、路地裏に着地する。

 すると。

 

「待て〜っ!」

「逃すか!」

「来たか!」

 

 路地裏の向こう側から、あんなと麦翔の2人がゴウエモンを追って現れた。

 ゴウエモンは反対側から外に出ようとすると。

 

「逃さないよ!」

「おっ…………?まさか追いつくとはな」

 

 そこから、みくるが現れた。

 ゴウエモンの動きから、麦翔は挟み撃ちを提案して、みくるには待機してもらってたのだ。

 ゴウエモンが感心する中、みくるは口を開く。

 

「何故、絵画教室に原稿があると分かったの?」

「…………パンだよ」

「「パン?」」

「そういう事か…………!」

「ああ、新人(るるか)が気づいたんだ」

 

 みくるがそう聞くと、ゴウエモンは簡潔にそう言う。

 あんなとみくるが首を傾げる中、麦翔はその意味を分かっていた。

 ゴウエモンがそう言う中、近くにはるるかとマシュタンの姿があり、マシュタンは口を開いた。

 

「パンは消しゴムみたいに…………描いた線を消すのに使うの!バッグの中を見て分かるなんて……………!流石ね!」

「……………別に」

 

 マシュタンはそんな風に言う。

 実は、食パンは絵画…………特に木炭デッサンで木炭をぼかしたり、ハイライトを表現する為に消し具として用いられていたのだ。

 るるかは、荷物の中身から純一のバッグの所在をあんな達よりも早く突き止めていたのだ。

 マシュタンがそう言う中、るるかはソフトクリームを食べながらそう呟く。

 

『…………あのデカバイオレット以外のデカレンジャーは来ないのかな…………?』

 

 るるかの心境は、紅矢を始めとする先代デカレンジャーが来るかどうかを気にしていた。

 その意味とは……………。

 そんな中、麦翔は。

 

「ファントムにも、かなりの切れ者が居るって事か……………!その新人っていうのは何者だ⁉︎」

「お前さんに教える理由はねぇな。その代わりと言っちゃあなんだが、この俺に追いついたご褒美をやろう!」

「「「っ!」」」

 

 麦翔は、ファントムにかなりの切れ者がいると判断し、聞き出そうとしていた。

 それに対して、ゴウエモンはるるかの存在を明かさず、そんな風に言う。

 それを聞いて、あんな達が身構えると。

 

「ウソよ覆え!来やがれ!ハンニンダー‼︎」

 

 ゴウエモンはそう叫ぶと、手に持っていた扇子から桜吹雪を出して、漫画の原稿に当てる。

 すると、次の瞬間、原稿に宿っていたマコトジュエルが黒く染められていく。

 そして。

 

「ハンニンダー!」

 

 その声と共に、漫画の原稿を素体にしたハンニンダーが現れる。

 そして。

 

「さらにこいつらもだ!」

「ウィーン!ウィーン!」

「ウィーン!ウィーン!」

 

 ゴウエモンはそこから銀色のボールを投げる。

 ボールから、アーナロイドが現れる。

 

「2人とも、行こう!」

「「うん!」」

 

 三人はそう話すと、変身を開始する。

 髪を下ろしたあんなとみくるは光のドレス姿になると。

 

「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!」」

 

 2人がそう叫んで、懐中時計を投げると、懐中時計はペンダントのサイズから大きくなり、ジュエルキュアウォッチに変化する。

 2人は、マコトジュエルをジュエルキュアウォッチに装填する。

 

「「プリキュア、ウェイクアップタイム!3!」」

「見つける!」

 

 2人はそう叫ぶと、ジュエルキュアウォッチの長針を3の部分に持っていく。

 すると、あんなの髪はオレンジ寄りの明るい茶髪がお団子型になりつつ、色がピンクのグラデーションがかかった紫色に変化する。

 みくるの髪も、小豆色のロングヘアーから紫のグラデーションが入ったピンク色に変化して、三つ編みとなった。

 目の色も、あんなは澄んだ青緑、みくるは神秘的な紫へと変化した。

 

「「6!」」

「向き合う!」

 

 2人がそう言って、ジュエルキュアウォッチの長針を6の部分に持っていく。

 長針が頂点に戻ると、2人の服装が変わっていく。

 みくるはノースリーブワンピースが包み、スカートが生成され、腰の部分に水色のリボンが付く。

 あんなは、チューブトップタイプのワンピースに身を包むと、みくると同様に、スカートが生成され、腰に黄色のリボンが付く。

 

「「9!奇跡の2人!」」

 

 2人はそう言うと、ジュエルキュアウォッチの長針を9の部分に持っていく。

 長針が頂点に戻ると、ブーツとニーハイソックスが生成され、オープンフィンガーグローブがつき、あんなは紫の、みくるはピンクのネイルが入った。

 

「くるっと回して………!」

「キュートに決めるよ!」

 

 2人はそう言うと、ジュエルキュアウォッチの長針を11の部分に持っていく。

 長針が頂点に戻ると、髪飾りとピアスが生成され、胸元に蝶ネクタイとネクタイが合わさった様な装飾が生成されると、ケープも生成される。

 ジュエルキュアウォッチが腰のキャリーに収まると。

 

「どんな謎でもはなまる解決!名探偵、キュアアンサー!」

「重ねた推理で笑顔でジャンプ!名探偵、キュアミスティック!」

「「名探偵プリキュア!」」

「私の答え、見せてあげます!」

 

 2人はそう名乗る。

 最後の言葉は、今回はみくるがそう叫んだ。

 そして。

 

「エマージェンシー!デカレンジャー!」

 

 麦翔はそう叫ぶと、SPライセンスの左横のスライドを一番上に持っていき、上のボタンを押すと、カバーが展開する。

 コールを受けたSPライセンスから、形状記憶宇宙金属であるデカメタルが粒子状に分解・転送され、持ち主の身体の表面で定着し、デカスーツとなるのだ!

 

「フェイスオン!」

 

 麦翔がそう叫ぶと、ヘルメットが形成され装着する。

 麦翔はデカバイオレットに変身する。

 

「デカバイオレット!」

 

 麦翔はそう叫ぶ。

 

「アーナロイドは僕が!2人はハンニンダーを!」

「うん!」

「はい!」

 

 麦翔はそう叫ぶと、ハンニンダーをあんなとみくるに任せて、アーナロイドと応戦していく。

 2人がそう答えると。

 

「ハン………ニン………ダー!」

「「っ!」」

 

 ハンニンダーは大きくジャンプをして、あんなとみくるの2人に迫る。

 2人がジャンプをして回避すると、ハンニンダーのパンチは地面に命中して、『THUMP!』という文字と共に衝撃波が2人に襲いかかる。

 漫画の原稿をベースにしている為、漫画の特性が反映されているのだ。

 2人は衝撃波も回避する。

 

「「ハァァァァァ!」」

「ハンニンダー!」

「「うわぁぁぁぁ⁉︎」」

 

 2人はハンニンダーに攻撃しようとするが、ハンニンダーはそう叫ぶ。

 すると、今度は『POW!』の文字と共に衝撃波を放ち、2人を吹き飛ばす。

 2人が着地をする中。

 

「なるほど。漫画の原稿をベースにしてるから、漫画の特性が反映されてるのか!」

 

 麦翔はアーナロイドと戦いながら、そんな風に呟いていた。

 そして、ジュークンドーを駆使してアーナロイドを倒していく。

 そんな中、ゴウエモンは口を開く。

 

「天晴れだ!これがハンニンダーか!流石はウソノワール様から授かった力!」

「ウソノワール…………?」

「アゲセーヌも言ってたが…………一体何者だ⁉︎」

 

 ゴウエモンは扇子を広げながら、そんな風に満足げに言う。

 それを聞いたあんなと麦翔がそう言うと。

 

「ああ…………そうだ!我が怪盗団ファントムの偉大なるボス!ウソノワール様だ!」

 

 ゴウエモンは自慢げにそう言う。

 その光景を、ファントムのアジトではウソノワールがオペラグラスを使いながら見ていた。

 そんな中、ゴウエモンはハンニンダーの上に乗りながら口を開く。

 

「マコトジュエルはウソノワール様の為に持ち帰る!だから…………お前達には消えてもらう!まあ、本当なら残りのデカレンジャーも消しておきたいが…………まずはお前からだ!」

「ハンニン………ダー!」

 

 ゴウエモンはそんな風に言う。

 マコトジュエルをウソノワールに献上する為に、名探偵プリキュアとデカレンジャーを排除するのだと。

 ゴウエモンがそう言うと、ハンニンダーが襲いかかり、パンチをする。

 すると、『BAM!』の文字と共に衝撃波が襲ってきて、アーナロイドを薙ぎ倒しながら向かってくる。

 三人はそれを回避する。

 衝撃波が建物にぶつかる中、あんなと麦翔は口を開く。

 

「人を楽しませたいっていう純一さんの漫画を…………こんな事に使うなんて!」

「君は…………漫画の原稿を盗まれた被害者の事はどう思っているんだ!」

「知った事か!ウソノワール様がお喜びになればそれでいい!」

「ハンニン…………ダー!」

 

 あんなと麦翔の2人はそう叫ぶ。

 それに対して、ゴウエモンはウソノワールへの忠誠心が高いのか、そんな風に吐き捨てる。

 すると、ハンニンダーは衝撃波を飛ばしてくる。

 それに対して、みくるがジュエルキュアウォッチを取り出して、ジュエルキュアウォッチの長針を11に回す。

 そして、四角を描く様に腕を動かすと。

 

「ミスティックリフレクション!」

 

 みくるはそう叫ぶ。

 みくるはバリアを発動させたのだ。

 みくるのミスティックリフレクションによって、ハンニンダーの衝撃波は打ち消される。

 

「な…………な〜にぃ〜⁉︎」

「やるね…………!」

「私も!」

 

 それを見て、ゴウエモンが驚く中、麦翔はそう呟き、あんなも動いた。

 あんなもジュエルキュアウォッチを取り出して、ジュエルキュアウォッチの長針を11に回す。

 そして、右手にエネルギーを溜めて、ジャンプすると。

 

「アンサーアタック!」

「ハンニン………ダー⁉︎」

 

 あんなは、アンサーアタックを発動して、ハンニンダーに攻撃する。

 ハンニンダーは吹き飛ばされて、建物に叩きつけられる。

 

「ハンニンダー!」

「まだ動けるんだ。なら!」

 

 ハンニンダーが立ち上がり、攻撃しようとすると、麦翔はディーショットガンを取り出す。

 

「SPライセンス、セット!ハァァァァァ!」

 

 麦翔はディーショットガンにSPライセンスをセットすると、強力な一撃を放つ。

 それを受けて、ハンニンダーが倒れる中。

 

「へぇ〜…………やるじゃない」

「……………まあ、デカレンジャー程ではないけど」

 

 それを見ていたマシュタンがそう言う中、るるかはそう言う。

 すると、ハンニンダーは起き上がった。

 

「ハンニンダー!」

「漫画の原稿と…………!」

「純一さんの笑顔を…………!」

「「取り戻すんだ!」」

「決めろ!」

 

 ハンニンダーが立ち上がる中、あんなとみくるはそう言う。

 麦翔がそう叫ぶ中、二人はジュエルキュアウォッチを取り出すと、長針を11に合わせる。

 長針が元に戻ると。

 

「「これが私たちの…………アンサーだあああああああ‼︎」」

 

 2人はそう叫ぶと、光を纏い、ハンニンダーへと向かっていく。

 光を纏った拳が、ハンニンダーの胴体を一瞬で貫いた。

 纏っていた光が消えて、ハンニンダーの反対側に着地したあんなとみくるは。

 

「「キュアット解決!」」

 

 そう叫びながら、決めポーズを取る。

 すると、ハンニンダーは光に包まれる。

 

「ハン……ニン……ダ〜………」

 

 力を失った声とともに、ハンニンダーは光に包まれ、霧のように消えていった。

 そして、マコトジュエルがあんなの手に渡ると。

 

「ポチ〜!」

 

 ポチタンがそう叫ぶと、あんなはポチタンの胸元にマコトジュエルを翳す。

 

「ポチポチ!キュアキュア!」

 

 ポチタンは嬉しそうにそう言う。

 そして、マコトジュエルはポチタンへと吸収される。

 戦闘が終わると同時に、周囲を包んでいた結界が消えて、戦闘で損傷した場所が元通りになっていく。

 それを見ていたゴウエモンに、麦翔が話しかける。

 

「これで終わりだ。大人しくしてもらう」

「俺も楽しませてもらったぞ。プリキュアにデカレンジャー。またあい見えよう!」

「待て!……………逃げられたか」

 

 麦翔はゴウエモンにそう言う。

 それに対して、ゴウエモンは桜吹雪を出して、撤退する。

 そんな中、るるかは。

 

「結局、あの子達だけで解決したわね」

「行こう、マシュタン」

 

 マシュタンがそう呟くと、るるかはそう言って移動していく。

 


 

 その後、原稿を取り戻したあんな達は、事務所へと戻る。

 

「ありがとうございます、探偵さん!」

 

 原稿を純一さんに届けると、彼は今にも泣きそうなぐらいに喜んで感謝の言葉を告げる。

 それに対して、あんなとみくるがハイタッチする中。

 

「いえ。お役に立てたなら光栄です。もし何かあれば、またお願いします」

「はい!」

 

 麦翔は純一にそう話しかけると、純一はそう答える。

 すると。

 

「『ジュンジュン・コマッツ』?」

「えっ?」

「うん!僕のペンネーム!」

「えっ…………⁉︎純一さんが…………⁉︎」

「あの…………ジュンジュン・コマッツ先生⁉︎」

 

 あんなは封筒に書いてあった『ジュンジュン・コマッツ』という名前に反応する。

 快斗も反応する中、純一さんは自分のペンネームだと答える。

 それを聞いたあんなと麦翔はそう反応する。

 みくるは口を開く。

 

「2人は知ってるの?」

「ああ、先生の作品は俺もあんなも大好きでいつも読んでるんだよ。ねっ?」

「うん!純一さん、有名な漫画家さんになるよ!」

「えっ、本当なの⁉︎それって名探偵さんの推理?」

 

 みくるがそう聞くと、麦翔はそう答える。

 純一さんは、未来ではあんなや麦翔が読んでいる漫画の原作者だったのだ。

 あんながそう言う中、純一さんがそう聞くと。

 

「推理じゃなくて分かってるの。何て説明して良いのか…………」

「あなたの人柄を見れば分かる気がするんです。あなたの優しさや、漫画への真摯な思い。それを感じたので、売れると思うんです」

「そうなんですか…………!」

 

 あんなはそんな風に口籠る。

 実際、2027年での出来事なので、下手に伝えるのは危険なのだ。

 麦翔がフォローする様にそう言うと。

 

「そんな凄い漫画家さんの作品なら、私も読みたい!」

「僕も読む!読みたい!」

「待って、私が先だって〜!」

「なら、ここは平等にじゃんけんといこう!」

 

 みくるとジェット先輩も興味を持ったのか、そんな風に言う。

 そこから、ジャンケンが始まったのだった。

 こうして、また一つ、未来が守られた。

 


 

 一方、その頃、デカベースでは。

 

「本当に口を割らないわね〜」

「なかなか手強い…………」

「骨が折れるねぇ…………」

「強情な奴だな」

「まあ、一筋縄じゃいかねぇな」

 

 紅矢達はそう話しながら、デカルームへと戻っていた。

 パーフェク星人ブレトガの取り調べは続いているが、難航しているのだ。

 すると。

 

「お前達。麦翔から連絡があったぞ」

「麦翔から?何だって?」

「怪盗団ファントムの首領の名は、ウソノワールだそうだ」

「ウソノワール…………」

「やっぱりか…………」

「まあ、アゲセーヌとかいう女が言っていたが…………これで裏が取れたな」

 

 ギョクはそんな風に伝える。

 麦翔は、怪盗団ファントムの首領がウソノワールという名前である事を報告していたのだ。

 それを聞いて、紅矢達はそう反応する。

 アゲセーヌがそう言っていたので、確信を得たという形になるが。

 すると。

 

「それと、もう一つ知らせがある」

「何かあったんですか?」

「ああ。……………宇宙警察によると、バリオゼクターが何者かに盗まれた様だ」

「バリオゼクターが⁉︎」

「ああ」

 

 ギョクはもう一つ知らせがあると伝える。

 緑希がそう聞くと、ギョクはバリオゼクターと呼ばれる物が、何者かによって盗まれたと伝えた。

 それを聞いて、紅矢がそう反応すると。

 

「現在、エステバンがバリオゼクターを盗んだ人物を追跡中だそうだ」

「エステバン……………あの宇宙刑事がですか?」

「ああ」

「面倒な事になりそうだね…………」

「それでも、俺たちは戦うだけだ。この星の平和を守る為にな」

「ああ」

「そうだね」

「ええ!」

「うん」

 

 ギョクは、エステバンなる宇宙刑事がバリオゼクターを盗んだ人物を追っている事を伝えた。

 それを聞いて、緑希がそう言うと、紅矢はそう言う。

 まだまだ、一波乱起こる気配があるのだった。

 そして、麦翔、あんな、みくる、先代デカレンジャーの面々はこの時には気づいていなかった。

 もうすぐ、試練の時がやってくるのだと。




今回はここまでです。
今回は、解決編となります。
ゴウエモンって、性格的にはいい人物なんですよね。
るるかにアイスを奢ったりしてますし。
まあ、悪党らしい一面が出る事もありますが。
ゴウエモンが呼び出したハンニンダーを倒したあんな達。
るるかは、やけに先代デカレンジャーの事を気にしていたが、その意味とは…………。
そして、エステバンなる宇宙刑事が、バリオゼクターを盗んだ犯人を追っている様で。
何者なのか。
次回は、オリジナルの話にするか、たんプリの序盤のシリアス回である第5話に相当する話のどちらになるのかは、考え中です。
オリジナルの話の場合は、たんプリとデカレンジャーで衝突が起こる予定です。
果たして、どうなるのか。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
たんプリとコナンのコラボは、かなり面白かったです。
ニジーは、蘭姉ちゃんの回し蹴りだったり、コナンのボールを受けるなど、散々な目に遭ってましたね。
たんプリとデカレンジャーでは、あんなではなく麦翔が麻酔銃の餌食になって、紅矢を始めとする先代デカレンジャーは別の場所にいる感じにする予定です。
麻酔銃を使っているのを見られたら、面倒な事になりそうですし。
リクエストがあれば、活動報告から承っております。
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