名探偵プリキュア!with特捜戦隊デカレンジャー   作:仮面大佐

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プロローグ

 SPD、スペシャル・ポリス・デカレンジャーこと、特捜戦隊デカレンジャー。

 それは、宇宙警察に所属している警察官の総称である。

 燃えるハートでクールに戦う刑事達は、地球に侵入した宇宙の犯罪者達と戦い、人々の平和と安全を守っている。

 そんなデカレンジャー達のいる地球署のシン・ネオデカベース。

 そこに、1人の青年がやってきていた。

 

「こんにちは!」

「ん?」

「君は…………?」

 

 その青年が中に入ると、部屋の中にいた2人の男性は首を傾げる。

 すると、その青年は足を揃えて口を開く。

 

「私は、ファイヤースクワッド所属、東野(ひがしの)麦翔(むぎと)と言います」

「東野…………?」

「ああ〜!この子だ!バンが言ってたのは!」

 

 その青年は、自己紹介をする。

 それを聞いて、黄色を基調にした制服を着た女性が首を傾げると、ピンクを基調にした女性がそう言う。

 彼らは、デカレンジャーのメンバーであり、戸増(とます)宝児(ほうじ)/デカブルー、江成(えなり)仙一(せんいち)/デカグリーン、礼紋(れいもん)茉莉花(まりか)/デカイエロー、胡堂(こどう)小梅(こうめ)/デカピンクだ。

 

「確か…………最年少でファイヤースクワッドに入隊したんだったか?」

「そんな君がどうしてここに?」

「はい。今日は休暇が取れたので、地球署の皆さんに挨拶をと思いまして。塁さんやバンさんから話は聞いていて」

「塁やバンから?」

「ただいま戻りました」

 

 宝児と仙一の2人がそう聞くと、麦翔はそう答える。

 麦翔は、休暇を取れた為、同じファイヤースクワッドに所属している江戸川塁(えどがわるい)/プレミアデカレッド、赤座(あかざ)伴番(ばんばん)/デカレッドから話を聞いていた地球署に挨拶に来たのだと。

 すると、部屋の中に人が入ってくる。

 そこに居たのは、伴番と塁と姶良(あいら)鉄幹(てっかん)/デカブレイク、ドギー・クルーガー/デカマスター、白鳥(しらとり)スワン/デカスワンだった。

 

「あれ?麦翔、何でここに?」

「お〜!来てたのか!」

「塁!久しぶりだな!バンさんも。そっちの調子はどうなんだ?」

「いや、上手くやってるけど…………麦翔はどうして?」

「休暇が取れたから、友人の誕生日を祝うのと、地球署の皆さんに挨拶をしに来ようと思って」

「もしかして…………この子が?」

「ああ。若くして、ファイヤースクワッドに入隊した者だ」

「へぇ〜…………」

 

 麦翔に気づいた塁とバンがそう話しかけると、麦翔は塁とそう話す。

 そんな中、鉄幹がそう聞くと、ドギーはそう答え、スワンはそんな風に反応する。

 すると。

 

「何々?友人ですって?」

「どんな人なの?」

「どんな人か…………幼馴染の女の子ですよ。あっ!そうだ!誕生日プレゼントを買わなきゃな。では!」

 

 茉莉花と梅子は、麦翔の友人というのに興味を持ったのか、そんな風に詰め寄る。

 麦翔はそう答えると、すぐに足早に去っていく。

 

「行っちゃったね…………」

「幼馴染の女の子だって…………!」

「興味あるわ…………!」

 

 仙一がそう呟く中、恋の気配を感じたのか、梅子と茉莉花はそう話す。

 そんな中。

 

「それにしても……………あの子は何故、あの歳でファイヤースクワッドに入隊出来たんだ?」

「確かに……………塁や先輩は何か知らない?」

「いや………俺も詳しくは知らないんですけど、ギョク隊長がスカウトしてきたみたいで」

「俺も知らないな〜。中学生くらいの年齢にしては、かなり腕がいい感じだし」

 

 宝児は、中学生くらいの男の子である麦翔がファイヤースクワッドに入隊している事に違和感を抱いていた。

 鉄幹がそう聞くと、塁とバンも詳しくは知らないのか、そう答える。

 

「ボスは何か知らないんですか?」

「…………さぁな。ただ、あいつには何らかの考えがあるのだろう」

 

 仙一がドギーにそう聞くと、ドギーはそんな風に答える。

 何か知っているような雰囲気を出しつつも、やんわりと誤魔化していた。

 それを聞いて、地球署の面々は首を傾げていた。

 


 

 そんなやり取りが行われている中、麦翔はというと。

 

「……………さて、プレゼントはこれでいいのかな……………」

 

 麦翔はそう呟きながら、右手を見つめる。

 そこには、プレゼントの箱があった。

 すると。

 

「あれ?麦翔君だ!」

「あっ、あんなちゃん!」

 

 お母さんと一緒にいる女の子が、麦翔に気づくと、そんな風に声をかける。

 それに気づいた麦翔はそう答える。

 彼女は、明智あんな。

 麦翔とは幼馴染であるのだ。

 すると、あんなのお母さんが話しかける。

 

「あら、麦翔君、こんにちは」

「こんにちは」

「麦翔君、来てくれたんだ!」

「うん。あんなちゃんへの誕生日プレゼントも買ってあるから」

「ありがとう!」

 

 あんなのお母さんが挨拶をすると、麦翔はそう答える。

 今日は、あんなの誕生日なのだ。

 その為、誕生日プレゼントも用意していた。

 あんながそう言うと。

 

「そうだ。せっかくなら、麦翔君も一緒に来ない?」

「え?いいんですか?」

「うん!麦翔君のプレゼントも、パーティーの時に受け取りたいから!」

「…………そっか。なら、お言葉に甘えますね」

 

 あんなのお母さんは、麦翔にそんな風に提案をする。

 それを聞いた麦翔がそう聞くと、あんなはそう答えて、麦翔も了承する。

 こうして、麦翔もあんなの家に向かう事になった。

 だが、この時の麦翔は知らなかった。

 あんなと共に、過去に向かう大冒険をする事になるのだと。




今回はここまでです。
今回は、名探偵プリキュアと特捜戦隊デカレンジャーのクロスオーバーを書いてみました。
捜査する繋がりで。
オリ主である麦翔は、ファイヤースクワッドに所属しています。
ギョク・ロウは何故、スカウトしたのか。
そして、麦翔はあんなとは幼馴染です。
短編集にて投稿した物と違い、赤座伴番を入れ忘れていたので、入れました。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のたんプリは、あんなとみくるが喧嘩をして、ポチタンが衰弱してしまい、マコトジュエルも持って行かれてしまうという完全敗北でしたね。
あんなの状況は、14歳になる女の子が精神的にきつい状況ですからね。
今後の展開などでリクエストがあれば、下記のリンクから受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=336800&uid=373253
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