序盤からずっと利用するような施設経営者だけど強キャラに薄目にこやかで見られながら名前を呼ばれて最後に「ですよね?」で締め括られる存在になりたい   作:ブ雨堰ド

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登場人物紹介・地名紹介です。
あとがきには世界のマップと直近の年表があります。


地名・登場人物紹介

この場では単位系を地球基準に合わせています。

 

ガルズ王国

 首都をソノヴァキアに置く、剣と魔法のファンタジーで軍事やってる国。魔王国とヴァグス・ディランシア連邦、仙実国に挟まれていて、周辺国との戦争を一生やっている。

 国の中心へ入り込んでいるエールグラスト湖の湖畔にはシャルフロースの街など、豊かな自然を利用した街が多く存在している。

 

カズラ・リアナ 身長177cm 体重71kg

 律義で真面目な少年。背が高いので青年と勘違いされがちだが、物語開始時点(紫輝歴670年)では14歳であり、まだまだ元気いっぱいの少年である。

 得意武器は大剣。武具加工を受けてからは炎を纏った攻撃手段が増え、大剣を振るいながら戦場の全てに属性攻撃をまき散らしつつ、タンクもアタッカーもなんでもできるオールラウンダーに成長した。

 恋愛感情に疎いというか、性に関係する知識がゼロに近い。異性の裸体を見ても寒そうだな、くらいしか思わないタイプ。

 

ユーノ・ロックスター 身長154cm 体重41kg

 カズラが故郷に残してきた幼馴染。世話焼きであり心配性。コミュニケーションが取れないわけではないのにそれを重要視していなかったカズラに認識を改めさせた人物であり、彼女がいなかったら世界が色々変わっていた可能性がある。今は王都に住んでいるが、カズラが色々な国を飛び回っているので結局彼を待っている。いつでも帰ってきなさいよね!

 

ジルベルト・ノノフ 身長201cm 体重95kg

 ガルズ王国生まれの父とアスミカタ帝国生まれの母の間に生まれたオーガ族の長男坊。カズラと同じく大剣を使うが、加工は炎ではなく氷を選択。敵を凍らせたり魔法を止めたり、橋を作ったり階段を作ったり壁を作ったりしている。故郷に弟や妹がたくさんいるためか、兄貴肌が板についている。幼馴染を故郷に置いて一年帰らなかったら弟とくっついていた苦い思い出がある。

 

ハナカラ・リンヤン 身長100cm 体重25kg

 故郷を出て十年ふらふら、なんとなくで戻ってきたらきれいさっぱり無かったけど別に家族は普通にいた。ハーフリングなので見た目より歳を食っている。何歳かって? 紫輝歴620年生まれの50歳だよ♪

 

フィノ・ルンテーニ 身長179cm 体重73kg

 丁寧語で喋りはするものの、パーティの誰よりも過激思考で誰に対しても遜らない。とはいえ常識が無いわけでもないので、パーティメンバーには基本的に振り回されっぱなし。特にハナカラとメギスにはいつも拳が出そうになる。出る時もある。格闘が得意。

 

メギス=ヘカトン 身長0cm~300cm 体重0g~20kg

 齢1500、精神年齢15歳な精霊の少年。純粋な精霊なので魔法についてはスペシャリストというステージにない。ただ今まで人間の歴史にあんまり興味が無かったため、遠すぎる過去のことを聞かれてもよく覚えていない。カズラたちは基本的に魔鉱石をため込んでいるため、それにつられてやってきた。

 ヘカトンは"君と二人手を取りあって"という精霊語であるが、古代魔族語で読むと"渦中に放り込まれる"という意味になる。

 

魔導兵器研究所の研究員の女性 身長165cm 体重50kg

 ゼルパパム国立魔法大学を卒業したあと、ソノヴァキアの兵科学院へ。そこで魔導兵器についてを学んでいたところ、シュラインに出会う。在院中に同じ学科にいた青年と結婚。卒院後そのまま王立ソノヴァキア魔導兵器研究所へ入り、シュラインにいくつかのヒントを(無意識に)与え、彼が武具加工を発表するところに立ち会う。

 数奇な運命に付き合わされた彼女であるが、彼女もまた充分に数奇な運命を送ってきた者であったのだろう。

 

希望の牙

 シュラインに助けられた後、折れかけていた心が立ち直る「ある出会い」を経て、A級最上位への昇格を果たす。

 彼女らは負けられないのだ。自分たちを追い抜かしつつある、若い追い風に。

 

『鏡の工房』の本弟子たち

 八人の高弟は今も主の帰りを待っている。彼は死んでいないと、そう確信を持っているかのように。

 

ハンラム王国

 首都をベルシュタインに置く。芸術と伝統の国であり、貴族の権謀術数が渦巻く国でもある。芸術家を優遇する法律や制度が多数あり、一攫千金を夢見るならここが一番適しているかもしれない。

 国土の面では小国と言わざるを得ないが、世界各地の芸術を愛する資産家・実力者が旅行に来ることも多く、他国との小競り合いもほとんどない。

 

マルガナレ・アリエッタ 身長163cm 体重57kg

 様々なジャンルの芸術家を輩出しているアリエッタ家の娘。自分には何もないことを自覚しながら自分には何かがあると思って過ごしている。そんなところを畜生に見つかってしまった可哀想な子。ただ、持ち前の度胸と優しさは本物で、彼女を頭の弱い子に見ていた周囲も、次第に彼女の人柄に惹かれつつある……とか。

 

ジュリア・セルベルタ 身長163cm 体重55kg

 光触主義の名門セルベルタ家の娘。年齢の問題で娘に甘んじているだけで、やっていることの量や責任は既に当主クラス。現当主の父親も、彼女にならば任せていいと考えている。実は多少魔法が使える。

 

オーレリア・セントグラフフィエ 身長167cm 体重61kg

 オーリエ(仮)の正体にして、ハンラム王国の王族が末娘。ケレンに恋をしているけれど、彼には一切届いていない。前髪を上げると印象がガラっと変わる。

 

ガルベン・ゼンノーティ

 五十年前の戦争で活躍したらしいハンラムの英雄。勝手にどっかの三人の絵を描いたことにされた。

 

港湾国家ゼルパパム

 首都をアンガ・ダナに置く、ゼルパパム洋(奪海)を囲うようにして存在する巨大国家。元は四つの港湾国家だったものが併合されてできたものであり、国の南側はトルノ・ヴェスティア自然保護地区という珍しい魔物や植物が蔓延る森林地帯となっている。密猟は絶えないが、そうであることが他国への牽制となっているため、自治組織も取り締まるに取り締まれない状況がずっと続いている。

 ゼルパパム国立魔法大学を始めとした教育機関、『公営外輪船』、郵便局など様々な国営施設が存在するが、ギルドはない。表社会と裏社会がはっきり分かれているため、各国の犯罪者が逃げ込んできやすい。

 

アルカ・ダヴィドウィッチ 身長151cm 体重46kg

 モーガンの研究室に入ってきた少女。自分に自信が無いような素振りをしていたが、実は【マギスケイオス】が『最小限』の魔導士であるため、学生とは比較にならないレベルの魔法を使う。小さな空間に無数の魔法陣を敷き詰める工程が得意で、やろうと思えば魔法式だけで作った日傘ドームなんてものまで作れる。モーガンの刻印行使に惚れており、彼を【マギスケイオス】に入れようとしたが断られた。その後彼へと同行し、なぜかダヴィド船長になったけど、レスベンスト冒険隊との旅は楽しいもので、気付けばちゃんと仲間になっていた。

 ローレンスに貰った絵画は肌身離さず持っている。いつかシュラインという人にも会って、教授についてを聞くつもり。まさかこの絵画に写る全員が行方知れずと死亡者であるなど、彼女は夢にも思わなかった。ちなみに本気・ズルなしだとモーガンより強い可能性がある。

 

アルジオ・レスベンスト 身長161cm 体重59kg

 レスベンスト村で生まれた突然変異。頭の中で常に動いている冷たい思考を熱血な発言で実行するため、戦闘の神に愛されていると言われることが多い。大剣使いだけど、実は得物はなんでもいい。己の肉体の方がぶっちゃけ強い。魔族の血が入っているとか、精霊の血が入っているとか、そういうことの全くない純人間にしてこの世の頂点に最も近しい潜在能力を秘めている。

 

レベッカ・ヴィスマルク

 ジョージ・ヴィスマルクの隠し子。矢を複数同時に放つことが得意なスカウトで、アクロバットも得意。視認できて矢が届くのなら絶対に外さない。ジョージ・ヴィスマルクの血が流れてはいるが、彼女もまた純人間の突然変異。放った矢が岩をも穿つところから、剛力無双と呼ばれ……かけたけど、呼ぼうとしたやつは全員土に埋まった。

 

ユリウス・ヴァーハウスト

 精霊の血が1/4ほど入った人間。クォーター。そのため魔力量はピカイチだけど、魔法は苦手。依存生物としての特性が暴れて上手く制御ができない。基本は槍使い。たまに変な方言が出る。ガルズ王国に叔父がいる。

 

ヴィクニ・レスベンスト

 レスベンスト村で生まれた突然変異。三重詠唱(トリプル)並列詠唱(ダブル)を独学で覚えた傑物。純人間。アルジオと同じファミリーネームだが、レスベンスト村で生まれた子供は皆このファミリーネームになるだけ。家族でも恋人でもない。話すのはちょっと苦手。

 

リチャード・スミス 身長179cm 体重73kg

 スーパー偽名。リチャードでもスミスでもないけれど、流石に呼ばれ慣れたのでこれでいい。格闘主体に戦うが、海を歩いたり空を駆けたり、刻印魔法とはちょっと毛色の違う魔法で戦場を駆けまわる。マフィアに雇われ、レベッカを殺しにきたけど、レベッカに絆され、冒険隊に絆された。結構涙腺が緩い。本来はガルズ王国の人間。

 

エレオノーラ 身長164cm 体重58kg

 本名はエレン・"オーラ"・マイズライト。【マギスケイオス】が『財宝』の称号持ちで、この世を四回買ってお釣りがくるほどお金を持っているらしい。なぜかアルカのメンタルがやられることを事前に知っていたようで、彼女のメンタルケアのために冒険隊へ潜入したが、冒険隊の空気にアテられ、すっかり仲間になってしまったとか。『財宝』という称号は持っている財産から来るとされているが、その実力の程は如何に。

 魔族の弟がいる。

 

カリアン・ヴィスマルク 身長171cm 体重74kg

 年上も同年代も年下も化け物ばっかに囲まれた普通の人。ビビりではあるが臆病ではない。諦めが早いが逃げることはない。ツッコミ気質だが理解力が無いわけではない。

 彼の言う普通とは周囲と相対的に、という話であり、どれほどの傷を受けても心が折れない部分など、しっかり特異な点がちらほらある。ローレンスがいなくなったことで無疵のヴィスマルクの看板は下ろすかと思いきや、カノンに魔力を斬る術を習い、自分の身くらいは守れるようになったので、看板は上げ直された。

 人を使う才覚を持っているし、頼ること、頼むこと、選ぶことなど、本来人間が負担に思うようなことをサラサラ行えるため、周囲は皆彼にドンの面影を感じている。

 

カノン・フォーティナイン

 ローレンスの忘れ形見としてカリアンを守っていたけれど、彼に自分の幸せも見つけてみるといいぞ、と言われ、最近はおしゃれに目覚めたとか。砲撃魔法が得意なように調整されてはいるが、素の身体能力によるアクロバット、及び双剣使いとしての戦闘行動も可能。実は戦闘能力の総合はレスベンスト冒険隊の面々に並ぶほど。

 

魔王国

 人間の国の多くを侵略吸収しているため、国境がどこであるか、というのは正直曖昧。増えたりするし減ったりする。別に侵略した場所だけに闇属性の魔力が蔓延する、みたいな便利機能はないので、知らない内に取り返されていることもしばしば。そうならないための師団なのだけど、最近内へ内へと意識が向いているようで魔王は困っているらしい。

 侵略をしているので当然だが、隣接する国と数えきれない量の戦いをしている。にもかかわらずのどかな村々が多いのは、戦線の災禍を国内へ持ってこない前線の兵士たちの努力の賜物だろう。

 

エステルト・"ヴァーン"・マイズライト 身長186cm 体重66kg

 なよっとした印象のオレンジ髪の男性。肩に雨の神を乗せていることが多い。一応魔王。

 魔王としての苛烈な部分はしっかり持ち合わせているし、基本的には人間嫌いだけど、話は通じる。人間の姉がいるが、頻繁に連絡を取っているわけではない様子。魔獣形態(オーバーウェルム)時には戦闘力が150倍にまで膨れ上がる。得意魔法は空間系。あんまり部下に慕われていない。

 

ヒューガ・ローホ

 元第四師団師団長。野性味溢れる獅子の魔族の兄ちゃん。基本戦闘狂だったのだが、例のアレに充てられて貪欲に力を欲するようになった。リュオンと分けてからは自分を見つめ直すようになった。

 敗北を喫してからは惜しまれる声を振り切って師団長を降り、副団長にすらならず一兵卒になった。現第四師団師団長はヴァルカンが練兵した兵の一人だが、常に値踏みしてくるような目を向けてくるヒューガには辟易している。一応魔族の貴族。

 

ガジール

 第一師団師団長。自分ならば言葉を届かせられると驕り、師匠の期待に沿えなかったことを今でも悔いている。リュオンに負けてからは自戒の精神は少しだけ薄まったものの、それでも修行を休む日はない。

 ルヴグ村の面々とはたまに飲みに行ったりする仲で、彼らと飲んだ後はいつも知らない場所で覚えのない格好をしている。

 

フルエ

 第三師団師団長。オールラウンダーなスカウトで、どのポジションにも行ける女の子。ガジールとの関係性をしばしば期待されるが、彼女のタイプは俺様系。ガジールは優男すぎる。

 父親に似て酒豪。優男イケメン風なガジールを潰して変な格好をさせて適当な場所に放置しておくのが趣味。

 

ロノマ

 第八師団魔導長。マイペースな男の子だけど、扱う魔法は熾烈にして苛烈。好物はカツレツ。持ちつ持たれつで、が口癖だが、ほとんど持ってもらっている。

 お酒は嗜む程度だけど弱いわけではない。自身の恋愛には然程興味がないが、魔王軍内の恋愛ごとには興味津々で、ガジールとフルエが互いに興味がないことを知っている上で早くくっつけばいいと思っている。

 

リュオン・"ハルカウオン"・マイヤー 身長169cm 体重68kg

 次期魔王を目指す獅子の魔族の男の子。第七師団師団長。高い膂力と速度を使って敵を翻弄し、状態異常を引き起こす爪や一撃の威力の高い殴打を織り交ぜて戦う。魔人形態でヒューガと分けることのできる強さでありながら、潜在能力は魔王に匹敵するとも言われており、魔獣形態となった彼ならばあるいは、などとささやかれている。昔溺れていたところを人間に助けられたことがあり、そのお礼のためにも戦争を止めたいと考えている。

 ただ、過去に起きた惨劇を知って、少なくとも真実は知らなければ、とも考えているとか。

 酔うととりあえず魔王に喧嘩を売りにいこうとするため、師団長には酒を飲ませてはならない、という暗黙の了解が第七師団に発生した。

 

アイン

 第七師団の遊撃担当。強さの根拠が見つけられていないが、ポテンシャルはリュオンより上である可能性がある。魔王と雨の神、『最小限』くらいにしか見抜かれなかった魔力マニピュレーターを初見で見抜き、主人公に名前を覚えられた。

 彼女いないいじりをされることが多いが、実は十年付き合っている幼馴染の彼女がいる。

 

ユズハ・"ドナウテナウ"・スフェーン

 仮面の魔族の少女。彼女が生まれたことについてヴァルカンはそこまで大きな反応をしなかった。()()()彼は守り神に挨拶をさせられた……らしい。

 

ジョット・"ゼヌジオ"・ロマンスオーン

 第二師団師団長。ヴァルカンに呪いを解呪されてからは調子が良く、四天王に抜擢されるのではないかという噂が流れている。リュオンにホの字だが、肝心の彼は……?

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