トガちゃんを確保し、仁くんと燈矢くんの居場所はわかった。
ほかのメンツも場所はわかるが会いに行く時間がない、もしくは会えないので後回しにしている。
とりあえずトガちゃんには勉強を教える先生としてジャン・ボエールを、戦闘の先生にゴセイナイトを、情報処理の先生にデータスを付けた。
学校生活は今まで通り過ごしてもらっているが、ジャン・ボエール曰く、「中学の勉強内容はもう直ぐに終わるであーる」だそうだ。
ジャン・ボエールからの小テストもクリアしているそうなので学力に問題はないそうだ。
ゴセイナイトからは体格差があるから最低限の筋力をつけて動きを身に着けさせると聞いているので体術と原作でやっていた気配操作の技能を身に着けるのも時間の問題だろう。
データスからは時折、情報処理を勘ですることがあるがかなりの精度でうまく行くようだ。ただ自分からの発言をしないようで、そこを改善すればいい人間関係を築けるだろうとのことだ。
「戦太さん!」
「うん?何かあった?」
「人と話す方法を教えてください!」
どうやら、コミュ障をこじらせてるだけらしい。
「いろんな人と話せば身につくよ?」
「だって、ここロボットしかいないじゃないですか!」
そうだね。
魔法家族は燈矢くんとトゥワイスに接触してもらっていて、まだ会えてないんだよね〜。
それ以外は炎神と折神、ジュウオウキューブ、バスターロボ、ゼンカイジュランたち…人では無いから話しにくいかもね。
「そのうち人増えるからしばらく待っててよ。対人のエキスパートもいるしね」
「対人のエキスパートですか?」
「15股する人ね」
「え!?」
「じゃあ、学校行くね」
「え…ちょっと!説明してください!」
「本人帰ってきたらするよ〜」
今日は期末テストなのだ。
実技の頃には体力を回復しているようにしておきたい。
午前の筆記は面白かったです
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午後の実技はロボを倒す感じらしい。
俺だけは能力を見たいから今まで出したことのないロボで来てほしいとのことだ。
試験での牛折神対策をしてきたようだ。
だが牛折神は破壊特化だから出したのであって、ロボ退治には必須というわけではない。
なので、久しぶりに合体してみようと思う。
実に一ヶ月ぶりくらいに。
獅子折神、龍折神、亀折神、猿折神、熊折神を出して、ショドウフォンで「大」の字を書く。
とりあえず、廃ビルや工場をぶっ壊してもらい動きやすく場を整えた。
「折神合体!」
獅子折神が変形し胴体になり、猿折神と亀折神が腕部、熊折神と龍折神が脚部となって合体し、龍折神から出た兜を取り付けた。
「シンケンオー!いざ参る!」
カラフルな侍になって、大量にいる入試の0ポイント敵ロボを斬り倒していく。
『俺等ノ真似カー!?』
『猿ハ猿ダナー!』
煽ってくるので兜折神を呼び出して巨大化させる。
「侍武装!カブトシンケンオー、天下無双!」
近くの0ポイント敵ロボを腕のカッターで引っ掛けて投げて、ほかのロボ達にぶつけ、まとまった所を兜砲で砲撃した。
『虫ゴト…ギャー!』
『投ゲルナー!』
断末魔を尻目に、虎折神を出してトラシンケンオーとなった。
「トラシンケンオー、天下無双!」
『コロコロ変ワルナー!』
そんな文句は聞かずにドリルを回して突進する。
『『『ウギャー!』』』
まだまだ残っているので舵木折神も出し、合体させる。
「侍合体!ダイテンクウ、天下統一!」
『鳥ィ!?』
『飛行機ィ!?』
『隕石ダー!』
隕石がいいそうなので、超重量を生かして突進しに行く。
『ヤメロー!』
『死ニタクナイ!死ニタクナァイ!』
『『ウギャー!』』
無慈悲に轢いていく。
そんなこんなで暴れていると、ロボを狩り尽くしたのか出てこなくなった。
後日、ブラド先生より「実技、筆記ともに合格」との旨を伝えられた。