「医療用ナイフセット×100、持ったな?」
「はい!」
「自動追尾注射器と血液タンクは?」
「持ちました!」
「全血液型対応輸血キットは?」
「バッチリです!」
これだけなら戦地に赴く医者だな…
「コスチュームは?」
「バッチリです!」
「受験番号!」
「11524731!」
「ほい、弁当」
「ありがとう」
「じゃあ、頑張ってこい」
「はい!」
そう言い、玄関に一緒に行き
「いってらっしゃい」
「行ってきます!」
さてと…実技試験だけ見守るため午後から学校行かないとな。
それまで、個性試ししよ。
ゼンカイジューオーとかまだ試してないから…
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トガヒミコ 視点
緊張するなぁ…!
私は実技試験のために着替え終わり、市街地αにいるのです。
説明によるとロボを倒すこと。
それで得点を稼ぎ、その得点をどれだけ取れるかで結果が決まるようだ。
戦太さんは他に何かありそうな感じの雰囲気出してましたけど…
とりあえず、近くにいたガタイの大きい方に血を分けてもらいました。個性の説明したら快く応じてくれました。
流石雄英なのです。いい人多いなぁ…
これでゴセイナイトさんから教えてもらった体技を十分に使えます。
私、変身できるので全て教え込まれました…
クジラ教官もナイフの使い方を教えてくれました。
ロケットダガーという武器もあるそうですが、まだ出来ていないらしいのでお預けです…
そんな事を考えていると緊張が解けてきました。
ストレッチをしていると
『スタートだぜぇ!』
とアナウンスされました。うるさいのです…
私はすぐに走り出し、先ほどもらった血を飲み変身しました。
そして、その体重を乗せてラリアットです!
見事に3点のロボを倒せました!
なんだか、簡単ですね?
戦太さんから聞いた話だと長引いたと聞いたのですが…
まあ、気にせずに倒します!
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数分後
結構倒しましたね…
疲れてきました。
今の時点で50点くらい稼げてるので怪我しないように引き上げてもいいのですが…
周りの受験生たちは動きが素人何がまるわかりで、放っておけないですねぇ。
「助けて…」
おや?何か声が…
「助けて…!」
廃ビルの中からですかね?
軽く叩いてみる。
「ここですか?」
「あっ…うん!」
「動けますか?ケガしてますか?」
「足が挟まってて抜けられないの」
「なるほどです。少し待っててください」
幾つかのナイフをコンクリートのヒビに突き刺して、壊れやすくしてから蹴り込む。
変身しているので普段の姿よりパワフルですね。簡単に壊れました。
ビルの中に入り、救助者を発見した。
「大丈夫ですからね?今から退かしますから」
「うん…」
コンクリートを割って小さくして足から退かすと大量に血が出ていた。思わずヨダレが垂れるが今は我慢。
「今からこの注射器のチューブで縛って止血します」
「うん…ありがと」
「どういたしまして!」
止血して入り口まで運び終わると試験が終了した。
いつの間にか0点ロボが出ていたらしい。
それなりに強いらしいから見てみたかったなぁ…
「大丈夫かい?」
とおばあさんが来ました。ナース服です。
「お医者さんです?」
「わたしゃ、保健医のリカバリーガールだよ」
「この子の手当てお願いします」
「もちろんさ」
リカバリーガールが助けた少女を連れていく。
変身を解いて着替えて帰ろう。
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戦太 視点
トガちゃんが校門を出てきた。
「おつかれ」
「あっ、戦太さん!」
「帰ろうか」
「はい!」
ニックに乗り、運転しながら聞く
「試験どうだった?」
「たくさん倒せました!」
「それはよかった」
『入学してからやっていけそうか?』
「いい人いっぱいです!」
「そうか。それはホントによかったな。」
『だな!』
「はい!」
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数カ月後
「あのときはありがとう!私、不和真綿!」
「えっと…始めましてだよ?」
ガタイの大きい人と足挟まってた人が話してるのです!
「試験の時は血を分けてくれてありがとうなのです!ガタイの大きい人!私、渡我被身子!これからよろしくなのです!」
「ああ。君も合格できてよかったよ。俺は
「真綿ちゃんも足に怪我残らなくてよかったねぇ!」
「うん。ホントに助かったよ。眞寿琉くんのおかげだよ」
「「ん?」」
「え?何か変なこと言った?」