歪み出す一歩!
そろそろデクとオールマイトの出会いの時期だな。
あの名シーン!
「ヒーローになれますか!?」
「君はヒーローになれる!」
一番の疑問点はなぜ住宅地でしたのか…
一瞬でデクを連れてきゃいいじゃんと思わなくもなかったが…
そこは置いておいて、ヒロアカの始まりと言ってもいいあのシーンのためだけに自由度のある事務所にインターンに来ている。
「オーナー?パトロールしてきますね」
「いいわよー。たくさんウチの名声あげてきてね?私は朝捕まえた敵の報告書作らなきゃだから」
「へーい」
そう、その敵はあのデカいやつだったのだ。
つまり、デクとヘドロとホラーマンが一堂に会するあの場面を見られるのだ。
そして、オールマイトが降り立つビルも調査済みだ!
撮影しよう!おもろいからね!
そんなこんなで待機していると、空飛ぶオールマイトとしがみつくモジャモジャが降りてきた。
落としたペットボトルは拾っておく。
「あなたみたいな最高のヒーローに僕もぉぉぉあああ!?」
「ケホッ…グフッ…」
「萎んでるぅ!?にせもの!?」
「私はオールマイトさ」ダバー
いろいろと話し終わったようで
「やあ、オールマイト先生?」
「君は…色穂少年か。まさか聞いて…ん?せ、先生!?な、ナナナナ何のことかな?!」
「あれ?まだ、受けてないんだっけ?校長から後継見つけるために先生しないか話来てるんでしょ?再来年度からでしたっけ?」
秘技!情報の暴力!
「それで、彼にヒーローの大変さを説いてましたけど、全部話してませんよね?端折って話したら駄目ですよ?ただでさえ、彼虐められてるから言葉足らずは不味いのに」
「え…いじめ?…というかどこ端折ったら不味かった…?」
「『無個性でもできるけど無傷じゃ無理、最悪死ぬかもよ。ほかの道も探しな』を『無個性じゃ無理だからほかの道探しな』くらいまで端折ってましたよ」
「あっ…ホントに?謝ってくる!」
「その前に、敵をそんなダボついた服に収納しないでくださいね?」
ペットボトルを見せる。
「落としてた?!ホントにありがとう!」
「あと、彼は自己犠牲の塊ですよ。ヒーローの素質はバッチリです」
「そうなのかい?なぜ君がそこまで知ってるかは聞かないが…行ってくるよ」
「彼を、緑谷出久を後継にするのをお勧めしますよ。」
「そうか、彼が…しばらく様子を見させてもらうよ」
まずったかなぁ?
まあ、彼は主人公だから大丈夫だろ。
バコーンッ!
は?おいおい、ここまで直ぐかよ!?
かっちゃん、不運だなぁ!
いじめの罰と思え!
見に行くとゴミを吸収して大きくなっていく個性の敵が爆豪をゴミと一緒に取り込もうとしていた。
それに抵抗するように爆破しているが空き缶の残りをまとめたもので手を濡らされうまく爆破出来ていないようだ。
原作通り役立たずのヒーローが集まって、野次馬がたくさんだ。
おっ…緑谷が走り出した。
カバンは置いているので武器もないが、アレには効かないだろう。
助太刀しようかな。
「やあ、中学生くん」
「貴方は?」
「俺がなんとかするよ。」
恐竜折神を出して爆豪を引っ張り出す。
「お前も無闇に個性撃つな。邪魔になる」
「んだとっ!?」
俺は叫んだ。
「じゃあ、オールマイトあとはよろしく!」
「…任された!」
テキサススマーッシュ!
「じゃあ、コイツと一緒に引き渡してきますね」
「ああ、頼むよ。私は少し用があってね」
「ちゃんとしてくださいね?」
「ああ。それに、君の言う通り…いや、筋書き通りかな?」
俺じゃなくて堀越先生のだけどね
「黙秘しますよ、じゃあ、また再来年に」
「しかたない…では任せたよ」
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翌日
校長室にて
「どうしました?校長」
「オールマイトから連絡があってね。昨日のオールマイトの失態を叱責してくれたようで感謝するよ。あとは、コレについて聞きたくてね」
「あぁ、劇場版 僕のヒーローアカデミア 魔王と英雄ですか」
「この主人公とオールマイトが決めた後継者、名前が同じだね?」
「そうですね」
「…君は未来を見れるのかい?」
「俺は今のルートの未来は見れませんよ」
「ルート?」
「未来は枝分かれします。ここまでは?」
「何となくわかるよ」
「大胆な行動、一つの異物の混入で劇的に変わることもあります。」
「…つまり、今は何か劇的に変わったことがあると」
「はい!俺が変えました!」
「なら、どうやってこの台本のルートの未来を知ったのかな?」
「知ってたからですね!方法は説明できません!」
校長は困った顔をしたが、もう受け入れたようで
「これから何が起こるか知ってるかい?」
「変えなかったルートの話ならしましょうか?」
「頼むよ…」
僕のヒーローアカデミアを1話から最終話まで説明した。劇場版を含めて。
校長は頭がぽんっ!ってなったみたいだ。
生徒の成長と安全を考慮しなきゃならないからね。大変そうだ。