今頃、ミリオ達は死穢八斎會と戦っているだろう。
サーには面白いものを渡したから死ぬこともなかろう。
俺は普通に授業の手伝いしてる。
主に技の改良をしている。
人数の多さだけならエクトプラズム先生に頼むのだろうが、俺は質が高くて数はほどほどあるからね。
まあ、ゼンリョクゼンカイキャノンで戦隊呼び出してるだけなんだけどね。
そんなこんなで1日終わり、夜中に3年の寮にミリオ、環、ねじれが帰ってきた。
一年4人も無事だそうだ。
「お帰り、御三方」
「ああ!ただいま!」
「ただいま…」
「ただいまぁ!」
少し落ち込んでるミリオに話しかける。
「ミリオは五体満足みたいだね」
「五体はね」
「個性消されたようで」
「…まあね」
そんな時のために俺がいるというのに、全く。
「じゃあ、次は奪われないようにしないとな」
「え?」
「聞こえなかったか?次は奪われないようにって言ったんだよ」
「次って…?」
「ロボの譲渡の話したろ?」
「え…でも俺は個性無くなったし…」
「体あるなら渡せるだろうよ。というか俺呼び出せるだけで体は無個性みたいなもんだしな。気にすんな」
俺からしたら元々貰い物の果物を分けるみたいなもんだし…
マスターキーだけ持ってるけども。
「それにな、俺と違ってお前はさらにおもろい機能付きなのよ。そっちのほうが羨ましがられるぞ」
「ええ!?」
「面白い機能って?!」
「変身だよ、変身。今日もサーがやってたろ」
「変身!?…というかサーも?」
「見てなかったのか?」
サーの変身は何処でやったのかは知らないけど、見てないとこでしたのか?
まあ、いいや。
「要するにまだヒーローやれるってこった」
「…ぃよっしゃーー〜!」
元々ヒーロー出来てたけども。
「後で相棒決めようぜ」
「相棒!決めるとも!」
「風呂入って飯食ってこい」
「うん!うん!」
疲れてるだろうから、この後すぐ寝ちまうだろうけど…
三十分もすると環が
「ミリオが風呂で寝た…」
と伝えに来た。
なので俺は
「予想してたよ。ミリオには明日決めさせればいいしな」
と伝えた。
風呂で寝るのは駄目だけど、そんだけ安堵したんだろうな。
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翌日、病院にミリオと一緒にエリちゃんと相澤先生に会いに行った。
「よっす」
「おはようございます!」
「ああ、二人ともおはよう」
「ここがエリちゃんの病室っすか?」
「ああ。触れたりするなよ。いつ個性が暴走するかわからんからな」
「俺は触れませんよ」
エリちゃんが触れても巻き戻らない、若しくは巻き戻っても影響ないくらい長く存在するものならいいんだろ?
他には、思ったことを形にできる能力のある金のグリップフォンで制御できるようにしたりね。
「やっほ」
「えっと…始めまして…」
「君に聞くよ?」
「は、はい…」
「力の制御を凄い力で努力もせずに得る事が出来るなら頼る?」
「えっ…えっと…?」
「要するに、君の力を完全に君の物にできるってこと」
「力を…?」
「好きな時に自由に使えるようにできるよ。払う代償はあるけどね」
「だ、代償…?」
「俺の家族になるのさ。トガちゃんには会ったかな?」
「うん…」
「あの子は色々あって俺の妹にしたよ」
「妹…?」
話脱線したわ…
「もしくは巻き戻しが効かない友達を紹介したりね」
「巻き戻しが…効かない?」
「巻き戻しが意味ないくらい長生きしてる存在は居るんだよ?一億年とか」
「一億年…?」
獣電竜や古代炎神、ジュウレンジャーの守護獣とかね。
「どうする?両方でもいいよ?」
「両方…?でも、私なんかじゃ…また…」
「その友達の心配してる?」
「うん…私といたら不幸になるって…」
ホントにヤバイ奴だなオバホ…
今度会ったら胸の真ん中にホントにデカい風穴を空けてやる。
お前の需要は声だけだよ。
「安心しな、ソイツら世界滅ぼすようなヤツとか人間滅ぼそうとするヤツと戦ってるから。」
「えっ…!?」
「不幸なんて蹴散らして一緒にいてくれるよ」
そもそも、倒せるのは間違いなく破壊神とか殺戮神とかそんなのを名乗れるレベルじゃないと倒せないし…
「まあ、気にすんな!子供の仕事は迷惑かけることだしな!」
「いいの…?」
「いいとも!」
「じゃあ…お願いします…」
ホイキタ!
「じゃあ、外行こうぜ。ここ狭いし」
「うん…」
相澤先生にエリちゃんを抱っこしてもらい中庭に行く。
ついでに外の中庭的な所を貸し切ってロボ披露会をしよう。
小児科には言ってあるから大丈夫だろう。
「ほい!ちびっこたち〜!カックイイロボ見たいかー?」
「「「見たーい!」」」
「着いてきなー!」
「「「はーい!!」」」
さてと、まずはマジレンジャーを呼び出して、魁以外にほかの子たちの相手してもらって…
「魁、金のグリップフォンでエリちゃんの力を制御できるようにしてくれ」
「良いぜ」
じゃあ、次はガブティラ達を呼ぼう。
11本、獣電池を投げると空中に全員が現れ口の中に入る。
『『『『『『『『『『『ガブリンチョ!』』』』』』』』』』』
『トバスピ〜ノ!』
『ガブティ〜ラ!』
『パラ〜サガン!』
『ステゴッチ!』
『ザクト〜ル!』
『ドリケ〜ラ!』
『プテラゴードン!』
『ア〜ンキドン!』
『ブンパッキー!』
『プレ〜ズオン!』
『ブラ〜ギガス!』
「すまんね!子どもたちの相手お願いしたくてね。エリちゃんもおいで」
「うん…!」
個性の制御は出来るようになったし、育児等の面倒も俺が見るし、おねちょ*1しても大丈夫な友達もいるし。俺以上の適任はいないな!
そんな視線を向けると『やれやれ』みたいな顔をして許可をくれた。
やったぜ…
トガちゃんにツーショット撮って送ろう。
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渡我被身子 視点
あっ!エリちゃん!
かあいいなぁ…!
炎神13体の中からミリオの相棒を選んでね!
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1番 スピードル
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2番 バスオン
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3番 ベアールV
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4番 バルカ
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5番 ガンパード
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6番 キャリゲーター
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7番 トリプター
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8番 ジェットラス
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9番 ジャン・ボエール
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10番 キシャモス
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11番 ティライン
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12番 ケライン
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13番 マッハルコン