第1種目が終わり、キャリゲーターの時間制限まで出していると天喰と波動が来た。
波動が2位で天喰が3位だ。
キャリゲーターの上に波動が来て話しかけてきた。
「このロボ何〜?大きさいくつ?君の個性なんなの〜?」
原作通りの質問攻めである。
めんどうなのでキャリゲーターに話してもらおう。
「キャリゲーター自己紹介して」
『ジャイアントな千両役者!拙者、炎神キャリゲーターでござる』
「炎神ってなぁに?」
『炎神なマシンワールドにすま「マシンワールドって〜?」
『…マシンワールドは機械生命体が住まう別の世「機械生命体って?」
『…拙者たちのような炎神や蛮機じ「君以外にもいるんだ〜。すごいすごい!」
はしゃぐ波動に対して、キャリゲーターは話を聞かずに遮られ話したいことも話せずにいるためかプルプルと震えている。
しかし、時間が来たので小さくなった。
「すごいすごい!小さくなるの?」
「ここじゃ短時間しか本来の姿になれないだけだよ」
波動としばらく話している間にゴール者が続々とやって来た。
原作にいるキャラだと40位がミリオ、甲矢が41位だった。
ミリオは体の一部だけの透過を現在は不得手にしており、地面に透過してからの射出ならできるようだ。方向は定まらないようだが、それらはおいおい矯正していくだろう。
個性を面白い使い方をする者もいた。
壁際と独楽だ。
壁際は壁の生成を繰り返し、壁につかまることで移動していた。ゴールの瞬間しか見てないがスタイリッシュでカッコよかった。
独楽は自身に回転をかけて転がってきた。無様だったがタフネスは素晴らしい。
そんなこんなで10分ほど休憩を挟み、第2種目の綱引きが始まった。
ルールは以下の通りである。
1つ、所持点の平均が均一になるようにチームが組まれる。
2つ、負ければ所持点の半分が相手に移る。
3つ、5試合行い、最終試合が終わると所持点を分配し上位12名が第三競技に進める。
4つ、縄が切れた場合、無効試合とする。
5つ、直接攻撃は禁止
そして、1位の俺は1000万点である。
思ったことを言うなら、所持点を分配するなら1000万点は計算に面倒じゃないか?
そんな疑問を持ちながら指示された縄の場所まで向かう。
チームにはミリオと甲矢がいた。
1チームの人数3人の12チームでやるようだ。
ミリオの点は10点、甲矢が5点らしい。
つまり、チームの点は1000万15点。
まあ、ミリオ達はいらない気がする。
綱は50mくらいある。そして、ロボの手の大きさは約5mくらいだ。
半分で25mとしても2体分くらいの余裕はある。
だが、ミリオと甲矢のことも考えなくてはならない。
二人はただでさえドンケツだ。
ならば、ここで結果を残したいはずだ。
「二人は何か結果を残したいか?」
「「?」」
キョトンとした顔をされた。
仕方ないから説明するか。
「二人は自分で何かしたという目立つ結果を残さないと、これから辛いだろうから聞いている。」
そう言うと納得したようで考えている。
「私の矢で綱を固定するとかは?」
「いいと思うが、通形はどうする」
「俺は…試したいことがある」
「何だ?」
「俺は透過して物体に重なってると射出されるんだけど、射出されてから、すぐに縄を掴んだら結構引っ張れる気がするんだ」
「じゃあ、始まったらすぐに試せ。甲矢は縄の後ろの方を固定してくれ」
「ああ!」「うん」
「2人の作戦が失敗しても俺たちがカバーするから」
しばらくして
『第1試合スタート』
始まってすぐに甲矢とミリオは作戦通りに行動を開始した。
俺は真ん中あたりで縄を踏み付けて後ろが動かないようにしつつ、手には3体の炎神を持っている。
後ろの方で甲矢が固定し終わり、前の方でミリオが射出された。
しかし、1回目は失敗した。
だが、固定には成功しているので±0だ。
2回目でミリオは縄を掴むことに成功し、縄を上方向に引っ張り上げた。
突然の勢いに相手側も耐えきれず体勢を崩した。
その隙を逃さず俺と甲矢で引っ張り、勝利した。
勝利し、200点獲得した。
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第2試合
相手は壁際と一石がいるチームだった。
マンパワーとミリオと同じように下側から引っ張られるであろうから今回は拮抗するだろう。
『第2試合、スタート』
案の定、壁が生成されて縄が引っ張り上げられる。
だが、固定されているので縄が斜めの状態でキープされる。
ミリオも慣れたのか一回で射出からの縄を掴むを繰り返して少しずつ引っ張り上げている。
だが、同じように壁際も壁を生成し対向している。
俺は甲矢に壁を壊すように指示した。
壁のリソースを高さに使うためか幅が小さいので下から壊せば一気に引けるようになるだろう。
甲矢は壁を射抜き始めた。
壁際は生成を緩めて修復にもリソースを使うようになり、ミリオの引上げに対抗できずに少しずつ引っ張られ始めた。
そして、最後は壁を破壊し綱を一気に引き込み勝った。
400点獲得した。
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第3試合
相手は針鐘と鍵穴で固定に特化した相手だった。
普通にこの二人では負ける可能性があるのでそろそろ出してもいいかもしれない。
『第3試合、スタート』
まずは折神とジュウオウキューブを出して引っ張らせた。
固定を外したいが針鐘の髪なので直接攻撃扱いになるだろうから引っ張らせておく。
小さいので巨大化したときほどのパワーはないが、それでも戦隊たちのロボであるためパワーはそれなりにある。
それ以外は先ほどと同じようにして、針鐘の髪を地面ごと引き抜き固定を無効化することで勝利した。
500点獲得した。
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第4試合
この試合では作戦通りで勝利した。
強いて何か挙げるなら、ミリオが射出を完璧にマスターできたというところだろう。
355点獲得した。
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第5試合
相手は波動と天喰、独楽のチームだった。
はっきり言うと厄介な相手だ。
天喰がタコの足で固定し引っ張り、波動が縄をねじれさせて妨害、独楽が巻き取ることで縄を引っ張られるだろう。
『第5試合、スタート』
案の定、作戦は上手く機能しなかった。
なので、少し本気を出すことにした。
「甲矢、少し時間稼ぎで固定しろ」
「っ?了解!」
「ミリオは普通に引っ張れ」
「うん!」
「炎神ソウル、セット!」
『スピードル!』
『バース、オーン!』
『ブイブイブイ!』
「炎神合体!」
バスオンが脚部に、ベアールVが腹部に、スピードルが胸部、腕、頭を形成し合体した。
『3体の炎神と、1人の心が一つになる時、巨大なる炎神の王が降臨するぜ!!』
「エンジンオー!チューンナップ!ゴーオン!」
とりあえず縄を掴み引っ張った。
容易に引っ張り上げて、勝利した。
縛って正解だったなぁなんて思っていると
『な、な、な、なんじゃありゃぁ!?なんかまたデカいの出てきたと思えば、合体しちまいやがったぁ!』
マイクが叫んでいる。
だが、気にせずに引き上げた三人*1を降ろしてあげた。
天喰が青い顔しているが、いきなり目の前にデカいのが出てきたら誰でも驚くだろうから気にしないでおいた。
800点獲得した。
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お昼ごはんの時間
試合終了後、点数計算と昼食のために休憩となったのでランチラッシュの食堂に向かった。
今日は特盛天丼にすることにした。
天麩羅は伊勢海老天が2匹とカボチャの天麩羅、レンコンの天麩羅、かしわ天、ちくわの磯辺揚げを乗せた豪華な昼食にした。
衣がサクッとしており、中はぶりっぷりの海老、噛み応えあるかしわ、普通に旨いかぼちゃ、甘くて濃すぎないタレが上手く機能している。
美味かった…
星5つあげよう。
ついでにレシピも知っておいた。
今度作ろう。
明日は作者も天丼にするかもしれないが、気にするな。