魔法少年ワタリ☯バンプ   作:紡縁永遠

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物語シリーズのキャラはでできません、キャラの設定程度
はでますが死屍累生死郎も過去の祖先であり名前も出てきません死屍累生死郎の子孫というだけです。吸血鬼になったうえにキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを好きだったのではということに関してですがそれはそういうものとして無視してください、


骸喰篇
専門家


 「はぁっ!」

 

 最近になって現れ始めた変わり種の怪異を一刀両断にして斬り伏せる。これが儂(俺)の役目である。怪異殺しの専門家として、昼夜怪異を斬り殺す。心渡を握って怪異を殺す。

 

 「ねぇ、ボクと契約して魔法少女になってよ」

 「本気か?儂は男だぞ」

 「それでもだよ、ボクと契約して魔法少女になってよ」

 「ソレの利点はなんだ」

 

 キュゥべぇ、いや孵卵器(インキュベータ)との出会いは、魔女と呼ばれる怪異を数ど斬り殺したあとのことだった。いわく魔女とは人の絶望から生まれるものである、魔女は人を絶望させるものである、そしてソレに会いたいするのが魔法少女である。なるほど…魔女殺しの専門家というわけか、分野を一点化した専門家も珍しくはない何故なら多方面に手出しをできるほど人間はできていないからだ、ただし一つの問題として、儂は男である、魔法少女というのだから少女がやるものであろう。なぜ儂にその誘いが来るのかがわからない。

 

 「だったら、変身するたびに女の子になればいいんじゃないかな?」

 「ソレは困るな、性別が変われば肉体構造にも変化が訪れるであろう、ソレはやめておきたい」

 

 専門家ではあるが魔女を専門とする専門家にはなりたくはないものだ。儂の家は死屍累家は怪異全般を相手とする家だ、その証拠に儂が受け継いできた妖刀心渡は怪異殺しの異名を持ち怪異のみではあるが絶大な切断力を持つ。

 

 「なるほど、たしかにソレは困りものだね、君には魔法少女の素質があるというのに、少女以外で素質がある人は初めてだけど、長年魔法少女と契約してきたボクが言うんだ。間違いはない」

 「なるほど、専門家としての力を買りられたのか」

 「少女になるというのが嫌なら魔法少年と言う手もあるよ、それに魔女に対して優位になれるというだけでソレ以外は差し支えないよ」

 

 インキュベータは見ずらのことを人とは異なる知的生命体と称しているが、儂からしたらコヤツも怪異であることには変わりない、だが、過去にも怪異殺しの異名を持つ怪異の王がいた。ソレと同じように怪異を殺すための行動というわけではないだろう、たとえ言葉が喋れたとしても話ができるとは限らないのだ。鬼は鬼、人は人、ソレは変わることはない。人と鬼の価値観は違うのだから。

 

 「うぬに聞いておきたい、うぬは人に害を成す存在か?」

 「いいや、ボクは人に危害を加えないよ」

 「そうか、ならば殺すことは辞めておこう、」

 「ありがとう、それで考えてくれたかい?魔法少女、いや少年になってくれないかな?」

 

 怪異の交渉には対価が存在する、この場合は魔女を殺すということであろう。じゃが儂に対しての対価が存在しない、魔法少女となるのが目的である以上それは対価になり得ない。では何をこちらに与えるというのだろうか、専門家として悪魔と会いたいすることも何度かあった、【魂ト引キ換エニ、三ツノ願イヲ叶エテヤロウ】当たり前だ悪魔なら。孵卵器ようぬはどちらだ、何を対価とする。

 

 「君の望む願いを一つだけ叶えてあげよう、それがボクが君に渡す対価だ、」

 「ふむ、願いに対する上限は?」

 「基本的に何でもだけど、あまりに大きいと叶えられないかな。そういった意味で見れば君はかなり大きなことを叶えられるよ」

 

 なるほど、やはり上限は存在するか。悪魔との契約破棄には幾つかある、寄生型なら基礎の部分をきり落とせば対処が可能である、そしてもう一つ、悪魔が叶えられない願いとなれば悪魔側の不手際とされて解除される。それを説明したのだ。あとはその願いに対する代償がどこまでなのか。

 

 「魔法少女、いや君は少年だったね、前例がないからね、魔法少年として魔女と戦ってほしいんだ」

 「本当にそれだけか?」

 「エネルギー回収をしているんだよ、魔女になる時に生まれるエネルギーをね、絶望を振りまくのが魔女だけど、放っておけば絶望する存在もいなくなってしまう。魔女を倒さないといけないってわけ」

 

 矛盾はない、理になっている。じゃが、魔法少女である理由は何だ、少女という部類を考えるとまずは年齢、十歳から二十歳、法律のことを考えるといまは十八歳まで、第二次性徴期を迎える時期だ。おそらく九歳以前は肉体がまだ完成していないからと考えられ、魔法というものも専門家のような特殊な立ち位置にいなければ納得できるようなものでもない、大人を契約に持ち出さないのは現実的な考え方をする思考の固さからくるものだろう。

 

 「分かった、契約をしよう」

 「それはよかった、じゃあ、何を願う?」

 「ふむ、難しいな、うぬもわかる通り物事というのは見る方向で意味がすべて変わってしまうこともらう、」

 「そうだね、じゃあ君はどうするんだい」

 

 利点はある、何よりもこの儂が化け物以外になれるというのなら喜んでなろう、機械のような専門家、前例は一人だけ、怪異の王にでもなれるくらいに、弱さを持って化物へと成った少女、ならばそれにならうとしよう、魔法少年という物で何を得れるかのう。

 

 「そうじゃな、では渡りたい、」

 「どういう意味だい?」

 

 「心を渡りたい、夢を渡りたい、世を渡りたい、時を渡りたい、空を渡りたい、海を渡りたい、意味はいろいろある、渡という字にどれだけの意味がある?儂はそれをうぬに願おう」

 「変わった考えだね、世の中には、行き場のないもの、孤独なものはたくさんいる、けど君はそれだけじゃない、

 「知恵のある者、行動力のある者、胆力のある者、優しい者、表裏がない者、善き者、知識のある者、誰にでも公平な者、道徳的み深い者、後ろ暗い者、心が清くて私欲がない者、元帳面な者、品格があ粋な者、記憶力が優がある者、美しい容姿を持つ者、執着心がない者、忍耐強い者、客観的に物事を把握できる者、合理的な考えを持つ者、模範的な行動をとる者、自己犠牲がわない者、あらゆる事に納得できる者、他者から信頼されている者、春志が強い者、分析力に優れている者、俗を超越している者、尊敬されている者、人生がある者、普段から立派な言動をしていく者、立派な者、頭の回転が速い者、情に厚い者、観察力が鋭い者、特と学識に優れている者、

 「それらすべてを合わせ持つ存在をボクはしらない、君の強さはこれらの因果からくるものだ」

 「前例はいる、ソイツは革命家にでもなったがな、それで叶えられないのか?」

 「分かったよ、じゃあ、」

 

 儂は魔女を專門とする怪異殺しとなった、魔女以外も狩ることは可能ではあるが、人の絶望は未知を呼ぶ、未知は怪異を作る、ならば絶望を振りまく存在を狩ればよい。魔法少年になった証である銀色のソウルジェムを太陽に翳すと、光を反射して眩しく輝く、綺麗なものじゃ、儂は怪異を殺す事に重きを置く家の出だ、家族はいない。怪異殺しを生業とすれば命を落とすこともある、それは変わりない、そういう意味では精神的にも向いているのだそうだ。

 魔法少年になったことでできることも増えた。まずは妖刀いや、魔を扱う存在となったのだから魔刀と表記するのが正しいのかもしれん。世渡(よわたり)時渡(ときわたり)空渡(そらわたり)海渡(うみわたり)、魔刀を作り出す。これだけではない、怒渡(おこりわたり)勇渡(いさみわたり)など、少し特殊な魔刀もある、その数は百を超えるため把握などはしておらん。だが、専門家として使える者は理解せねばならない。

 それはそれとして、随分と中性的な服となったものだ、和服を崩さなかったことは評価できるが丈夫が浴衣に近いのは気になるものだ。帯びの締め方は男物ではあるが、中が派手であり、下馬が片肌脱ぎ、まぁ、動きやすいのも評価点ではあるがのう。

 

 「慣れているのは、契約する前から戦っていたからかな?」

 「そうじゃろうな、」

 「まぁ、グリーフシードで穢れを吸収する必要制が少ないのは見ものだね、」

 「む、それは別によいじゃろうて、なにせ、いざというときの交渉にも使えるのではないか?」

 

 かけがえのないものは嫌いだがこれは必要だ、故にいくらあっても困ることはない。あとは魔女を斬り続けるだけだ。

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