日本人死にすぎ問題!!青井ちゃんに幸せを! 作:ウォーキング担々麺
訓練所。それはナナミン、そしてナナミンの恩師である傀儡呪術学の第一人者である大晦日にビンタしてそうな外見のおじさん…夜蛾正道が設立した訓練所である。
ぶっちゃけ冒険者という職業は危険が付き物だ。最も簡単なクエストでさえ、象ほどの巨体を持つジャイアントトードというカエルの討伐である。1tを超えるであろう体重でありながら…全長の倍以上の距離を飛ぶ脚力を誇る肉食のカエル。人間や大型の家畜でさえ丸のみする、この危険なカエルがクエストで戦う最も弱いモンスターの1つなのだ。
「訓練所は私と私の高専時代の恩師で作りました。
冒険者のクエストは様々有りますが、討伐クエストで戦うモンスターの中で最弱と言われているのがゴブリンかジャイアントトードです。ゴブリンは1体1体は弱いですが、小学生高学年が武器を持って大人数で攻撃してくると考えると驚異です。そしてアクセルを拠点にするなら、ジャイアントトードと最初に戦うでしょう。渚くんはご存知ですがジャイアントトードは象ほどの大きさを持つカエルです」
朝食を食べ終えて、ナナミンは青井達…そしてナナミンの影から出てきたハジケリスト、禪院渚を連れて訓練所に向かう。勿論、道中で冒険者が受ける討伐クエストの最初の敵であろう、ジャイアントトードの説明を交えてだ。
「肉食で非常に貪欲。村の家畜と住民の大半がジャイアントトードの群に食い殺されたケースもあります。
金属が苦手で、金属類の防具や装飾品を纏えば食い殺されることは有りませんが…その脚力と体躯から繰り出す体当たりは驚異的です。このジャイアントトードを倒せなければ、冒険者として金を稼ぐのは困難と言えるでしょう」
「あの…七海先生?ドラクエやモンハンにある、採取クエストとかはないんですか?」
先ず冒険者として活動するためには最低でもジャイアントトードを倒す必要がある。しかし、考えてほしい、今…黒糖が言ったようにドラクエやモンハン…モンスターハンターなどに採取クエストという薬草などを採取して納品するクエストがある。それならモンスターと戦う必要はないだろう。
「採取クエストは基本的にないと考えてください。ポーション、回復アイテムですね。ポーションの材料となる薬草などは農家さんが作ってるので、わざわざ取りに行く必要はありません。
季節や場所によっては有りますが、外に出るのさえ危険な冬だったり、危険なモンスターの生息地だったりです。アクセルではありません」
だが、ゲームでお馴染みの採取クエスト。これらは基本的に存在しない。してても危険すぎる場所だったり、過酷な冬季だけである。
「そして訓練所は日本人の為だけではありません。冒険者は現地の人の為でもあります」
ナナミンは語る。運良く女神様とやらからチートを授けられた日本人は要らないかもしれないが、大半の日本人や現地の人は特別な転生特典は存在しない。
冒険者は危険な職業であり、若者やビギナー冒険者が命を出来るだけ散らさないためにも、訓練所は作られたのだ。現地の人では両親が早死にし、幼い兄弟を育てるため仕方なく冒険者になった者…或いは農村から口減らしのために捨てられて冒険者に成るしかなかった者など、なるしかなかった人が大半だ。そんな人達が生き残れるようにあるのだ。
事実、アクセル在住のベテラン冒険者や他の町のベテラン冒険者の意見も取り入れており、識字教育やモンスターの知識など無償で教えている。
「そして、ここが訓練所です」
案内された訓練所。そこでは黒糖や青井達と歳の変わらない美少女達が、ボランティアでやって来たベテラン冒険者や善良な呪術師の方々から訓練を受けており、中には…大きな可愛い?キモ可愛い動く人形相手に実戦さながらの訓練も受けている。
「あの動く人形を倒すと、経験値ももらえます。本格的にクエストに挑む前に、レベルを上げて挑むのも良しです」
因みに訓練用の人形を倒すと経験値が手に入り、レベルが上がる。
「アニメやゲームみたい…」
「そうです青井さん。しかし、レベルを上げるだけではいけません。レベルによるパワーアップはあくまでも外付けです。しっかりトレーニングすることで、上がる上昇率やスキルポイントも増えます」
そう、この異世界ではご飯を食べたり、モンスターなどを倒すことで経験値がもらえてレベルが上がる。レベルが上がると、ステータスが強くなったり、新しいスキルポイントをもらえるのだ。しかし、レベルの恩恵はあくまでも外付けであり、パソコンが外付けHDDで要領が増えるのと同じだ。
レベルの恩恵をより強くするためには、しっかりと鍛えて強くなる必要もあるのである。
「ところで渚くん。貴方、さっきから一言も喋ってませんが、何か企んでますね」
「俺しらないな~」
ナナミン。ハジケリストの渚が一言も話してないこともあり、何かを企んでいることを感じる。
「君達が七海の言っていた女の子達か、私は夜蛾…」
と、その時だった。サングラスをかけた大晦日にビンタしそうなおじさんが近づいてきた。彼は夜蛾正道、そうナナミンのかつての恩師である元呪術高専の校長だ。しかし、夜蛾は仕掛けられていた落とし穴に気付かず、セリフを遮られて落ちていってしまった。
「プッハハハ!!やーい!!学長ひっかかってやんの!!俺と五条先生が昨晩にしかけた10mの落とし穴!!頑張って登ってきてね~」
そしてこの落とし穴、しかけたのはまだ見ぬ五条先生という人物、そして渚である。
そして夜蛾正道を助けるため、たくさんのお人形達が落とし穴に飛び込んでいった。
「ハッハハ!!まじで学長おちてんの!!いや~渚と仕掛けた落とし穴、まさか落ちるだなんて!!」
同じく笑いながら登場したナナミンより背の高い碧眼白髪の超絶イケメンが現れた。
「どーも!!僕は五条悟。渚をオリハルコンの原石から天井突破まで鍛えた呪術師の一人でーす。可愛いこちゃん達、宜しく!」
五条悟。生前は最強の呪術師と呼ばれており、江戸時代以来…誕生した六眼と呼ばれる特別な魔眼と無限を操る無下限術式を兼ね揃える最強の一人である。目隠しはどうしたって?結界術の応用でオンオフフィルターつけましたとか。
「そこの君、名前は?」
「青井…です」
「青井だね?もっと大きく自身もって!!君は出来る素質があるから!!」
「ひゃい!!」
「次の君は?」
「はい金子です」
「金子だね?君も伸び代は無限大だ!!グレートティーチャー五条悟が保証するよ!!」
「最後の君は?」
「黒糖です!」
「黒糖?…甘そうなニックネームだね。僕も甘いもの好きだよ?悠仁と歳が変わらないね。大丈夫!!この五条先生に任せなさい!!」
五条先生、女の子3人と交流を深める。と、その時だった。夜蛾学長が人形に助けられて、落とし穴から無事に脱出して、指の間接をポキポキと鳴らしている。
「悟…そして渚。お仕置きの時間だ!!この…ばっかもーん!!」
「「あっやっべ」」
「ガッデム!!」
げん!!
こつ!!
ハジケリストと最強は仲良くたんこぶ作ったってさ
渚くんがもし平成に産まれてたら、どうなってたの?
呪術本編がボーボボ化し、夜蛾学長が大原部長となります
青井ちゃん達パーティーに加わって欲しい大人
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グレートティーチャー五条悟
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七三分け大人 ナナミン
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料理も出来る!烈海王
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マイルドになった宿儺様!