日本人死にすぎ問題!!青井ちゃんに幸せを! 作:ウォーキング担々麺
冒険者の装備にはとにかく、金が要る!!マジで金が要る!!運良くルナさんからの紹介でナナミンという頼れる大人を紹介してもらい、バグキャラである渚をパーティーメンバーに加入できた青井ちゃん達は運が良かっただろう。生前がデスゲームという哀れな最後を遂げたが、それは異世界に若くてやってきた大半の日本人がなにかしらの不幸な最後を遂げたと言える。
しかし、全ての日本人が冒険者になると言えばそうではない。冒険者登録をしたのは良いが、危険すぎるクエストで金を稼ぐのは元パンピーには辛い物があり、アクセルで様々なお店をやったり、生前の経験を用いて商売をやったりと様々である。
「一先ず…人形さんはこれぐらいで良いかな?」
「おぉー!!上手上手!!青井ちゃん、本当に裁縫上手だね」
冒険者は食費や武具の維持費や更新費用だけではない。大半の冒険者は家を持たず、ホテル暮らしだ。最近では冒険者ギルドも駆け出し冒険者へのサポートとして、ギルドの中に格安の宿も存在しているが倍率は高い。ホテルに宿泊するのも金がかかり、町にとどまるだけでもお金が必要である。
日々来る日本人のためにもナナミン達は日本人寮を作ったが、此方も空きは限度がある。その為、日本人寮で寝起きする我らがハジケリスト禪院渚そして渚専属のスーパー万能適応使用人魔虚羅は、青井ちゃん達に入寮を勧め…青井ちゃん達は即決で入寮。特に、デスゲームのお陰か美少女達が続々来ており…女子の定員は埋まりそうだったのだ。
「今…銃とかクロスボウってこんなに有るんだ」
青井ちゃんは人形を得意の裁縫技術でどんどん作っており、彼女が作ったのは妖精の羽が生えた可愛らしい人形であり、その人形さん達の手には金子に作ってもらった人形さんサイズの盾や槍などが装備されている。これで術式で人形さんをファンネルのように動かして戦えるのだ。
金子はアクセル在住の日本人のミリオタ、死滅回遊で犠牲になった米軍兵士から銃などのカタログをもらい、魔虚羅が適応でコピーした構築術式で出してくれた最新式銃やクロスボウのカタログを見て、便利そうな物を構築術式で作っていく。構築術式で産み出した物はこの世にとどまり続け、呪具であるので丈夫だ。なので銃やクロスボウを作れば、メンテナンスさえしっかりすれば後は対応する弾やマガジンを作れば良いだけである。
なので金子はマガジン給弾式ボウガン、取り扱いやすいコルトガバメントなどのハンドガン、壊れにくいボルトアクション式小銃を作成。それと、魔虚羅からの奢りで呪力ジェネレーターとして使える腕輪である。まあ、これは全員分あるが。
「てか、魔虚羅って術式のコピーも出来るの?チート過ぎじゃない?」
「適応が完全に完了して解析がすめば、コピーして自分の力に出来ます」
「いや、チート過ぎでしょ!!もはや、カービィやオウマジオウレベルじゃない!!」
黒糖のツッコミが響く。魔虚羅は相手の能力に適応が済めばそこから更なる適応→解析と進み、やがて自分の力にしてしまう。このことで、渚はその気になれば様々な術式も使えるのだ。流石は魔虚羅である。
因みに禪院家最強の炎属性使いである禪院扇さんの秘術 焦眉之急は1ガコンで適応され、2ガコン目でコピーされてしまった。
「それと青井様。此方をどうぞ、あなた様の呪具を作成しました」
魔虚羅は呪具を構築し、青井ちゃんに手渡す。その武器は長物で刀身がマルノコとなっているマルノコ長刀であった。
「あっ…ありがとう…でも…ちょっと複雑」
「それについては謝罪いたします。しかし、皆さんはスキルでオートマチックに呪術を使うため、意識する必要はありませんが、本来…呪力は負の感情から産み出す力です。
このタイプにすることで、負の感情を刺激して呪力を使いやすく意識しました。因みに、セグウェイのようにマルノコドライブも出来ます」
青井ちゃん。新たにマルノコ長刀という呪具をゲット!!
「黒糖は此方を。ハサミにもなる薙刀です」
「ありが…これゼンゼロのエレンのディープシービジターやんけ!!」
「黒髪、そこそこの巨乳、メイド、jk=エレン。なので丸パクリしました。氷属性も付与してますよ」
「マジで何でもありだな!!おい!!」
黒糖、魔虚羅の気まぐれでゼンゼロのエレンさんの武器こと、ディープシービジターをゲッチュ。
一方のカズマさん。
「おら!!新入り!!腰に力が入ってねぇぇぇぞ!!頑張って働け!!」
「はい!!親方!!」
無事に冒険者になったカズマさんであるが、ツケにしてしまった冒険者登録料&身分証明書発行の費用、そして本日の飯代を稼ぐために、ドカタのアルバイトを行うことになった。
生前は引きこもってネトゲばっかしていたこともあり、ぶっちゃけカズマさんの身体能力は下の下。各地を旅していた放浪癖有りの黒糖や、バグキャラである渚&五条先生と比べると素の身体能力はかなり低い。そのため、ハンマーを振り下ろすが…これぽっちも作業が進まないのだ。
「私女神なのに!!女神なのに!!なんでツルハシ振ってるの!?」
「新入りの嬢ちゃんはいい働きっぷりだ!!後でボーナスつけてやる!!」
そして当然ながらアクア様もツルハシを振って作業を行う。
飯代を稼ぐことはもちろん、冒険者を始めるには初期費用が結構かかる。装備や武器、回復薬品などのアイテムの費用などお金がかかるのだ。新人冒険者は貯蓄もなく、冒険者ギルドの格安の宿に泊まるか、ただで泊まれる馬小屋で寝起きするしかない。
「現場仕事ってこんなにしんどいのかよ…」
カズマさん人生初の現場アルバイトで汗を流し、水筒で水を飲む。引きこもりニート略して引きニートは普通のアルバイトでさえしんどいのに、現場アルバイトなんてもっとしんどいだろう。
「それじゃあ、皆の実戦馴れの為に今週はカエルを乱獲だ~!」
「おっおー…」
「はい!!」
「さてと、ひと稼ぎね」
そんなカズマさんの現場付近を渚が先頭を歩き、青井、金子、そして黒糖が通りすぎた。もちろん、渚パーティーの側には玉犬白と玉犬渾、そして我らがまこーらこと魔虚羅も一緒に歩いている。
「良いな…美少女とパーティーを組んで冒険者ライフ。羨ましいぜ…」
カズマさん、美少女と冒険者として活動する渚を見て涙を流す。チート特典を選べなかったとはいえ、美少女とパーティーを組めた渚。対してアクアというチートを選んだのは良いが、こうして建設現場アルバイトで日当を稼ぐカズマさん。同じ日本人なのに、この違いは何なのだろうか?
「渚ちゃん良かったな…パーティー見つかって」
「やりすぎて5秒でパーティーくびになりまくったのに…同級生のハルカっちは腸相お兄さんが居るのに、渚ちゃんは一人っ子」
「実家である禪院家から嫌われてお母さんが殺された過去があるのに…七海さんや五條さん以外で甘えれる人が出来て、おじさん嬉しいぜ」
そんなカズマさんと違ってドカタの親方達、渚に友達ができたこともあり、男泣きしていた。
「親方と先輩方!?アイツしってんの!?」
「「「知ってる。優しいハジケリストさ!!」」」
頑張れカズマ!!頑張ってお金を稼ぐのだ!!
そういや、金子パパも原作で殺されたとのこと…
次回!!カズマさん…初めてカエルに挑む!!
青井ちゃん達パーティーに加わって欲しい大人
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グレートティーチャー五条悟
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七三分け大人 ナナミン
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料理も出来る!烈海王
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マイルドになった宿儺様!