神は殺んだ   作:tyal123

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現状とは脆くすぐ壊れやすいものです。


おはよう

ピピピピピ!

ピピピピピ!

 

部屋中に響き渡るこの目覚まし時計のアラーム音はいつも俺を不機嫌にさせる。

 

「うるさい」

 

そう言って俺はアラームを止めた。

これで俺の睡眠を邪魔するものはいなくなっ…

 

「お兄ちゃあああああん!起きろおおおお!!」

 

…ああ、いたいた。

最後の関門。

こいつは俺の唯一の妹、高木言葉

たかぎことは

「うるさいぞ言葉。せっかくの夏休みだってのに…」

 

「何言ってんの!今日は始業式でしょ!って…なんで泣いてるの?」

 

「…?」

 

そう言われ俺は手で頬に触れてみると、

手が何故か濡れていた。

 

「あれ?何でだろう。」

 

(なんか大切なことを忘れている気が…)

 

「あ」

 

そう言って俺は恐る恐る時計を見た。

時刻8時01分。

遅刻だ。

 

「あああああ!!二学期早々遅刻だなんて担任にドヤされちまうじゃねえかあああ!!」

 

俺はそう言って妹に睨む

 

「…私は何度も起こそうとしました。私を責めないでね。起きなかったお兄ちゃんが悪いんだから。」

 

「うっ…」

 

おっとこんなやり取りをしている場合じゃない。

早く行かねえと。

 

〜数十分後〜

 

俺は校門の近くまで猛ダッシュで行ったのだが何やら校門の前に人が立っているのを見た。

(あ…目が合った)

 

「こおらあああ!!高木ぃぃぃ!!二学期早々遅刻とはいい度胸だなぁぁあ!!」

 

(やべっ!体育教師の剛山じゃねえか!)

 

俺は校門に向かって走った。

 

「お前を校内には入れさせん!!3時間校門の前で説教コースだ!!」

 

俺はそんな剛山の話を無視して素早く校門を乗り越えた。

 

「ってこらあああ!止まれえええ!この不良がああ!」

 

「先生今の時代に3時間お説教はどうかと思いますよ〜」

 

俺は酷く怒っている剛山先生に向かって煽るように言った。

そして俺は素早く自分の履いていた靴と上履きを履き替え、教室に走った。

 

「ふぅ…危なかった…」

 

俺はそう安堵してガラガラと教室の扉を開けるとそこには…

担任という鬼がいた。

 

「高木…今すぐ俺に着いてこい」

 

数分後、俺は担任の森山先生にこっぴどく叱られた後教室に入ると、俺は色んなやつからクスクスと馬鹿にするように笑われた。

 

「なあ高木どうしたんだ。お前らしくねえぞこんな遅刻するなんて。」

 

こいつは笑っているヤツらの中で俺のことを心配してくれる俺の大切な親友。

名前は里山絢斗だ。

さとやまけんと

「ああ、なんか今日寝坊しちまってな。なんでかな昨日は早く寝たはずなのに。」

 

「もう珍しいにも程があるよ!ユウくんは一学期寝坊なんかしなかったのに!」

 

そして俺の大切な彼女、名前は神崎美羽だ。

かんざきみう

 

「ちなみにもう始業式は…?」

 

「とっくに終わったぜ。」

 

「ああ、やっぱし…」

 

こういう他愛のない会話を続けている間に帰る時間になった。

 

「あー明日からまた学校かー!」

 

絢斗がそう言ってあくびをしていた。

 

「もう遅刻は散々だわ。」

 

と俺は笑いながら言う。

 

「ほんと今日のお前は変だったぜ。一体どうしたんだよ…」

 

俺は(ああ、こうやって心配してくれるいい親友がいて…俺は本当に恵まれてるんだな)と改めて感動した。

 

「じゃあ俺こっちだから帰るわじゃあな。」

 

俺はそう言って絢斗に手を振る。

 

「おう、明日また学校でな!」

 

そう言って絢斗も俺に手を振りかえす。

 

こんな平和な日常が一生続きますように。と俺は祈った。




不定期ですがこれからも投稿を続けていくのでよろしくお願いします

〜登場人物〜〜〜〜
高木 ユウ
高校1年生。
妹の高木言葉と二人暮しをしている。
全国ボクシング大会中学生の部にて準優勝している。
あと女装が似合う。
167cm
52kg

ことは
高木 言葉
中学2年生。
兄の高木ユウと二人暮しをしている。
合気道を習っている。
152cm
43kg

けんと
里山絢斗
高校1年生。
高木ユウの親友。
全国ボクシング大会中学生の部にて優勝をしている。
180.2cm
68kg

みう
神崎美羽
高校1年生。
高木ユウの彼女。
料理が得意な美少女。
163cm
49kg
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