「……は?」
俺は崩壊した家を見て咄嗟に言葉が出た。
俺はその場で膝から崩れ落ちた。
「言葉、そうだ、言葉を探さなくちゃ……生きてるだろ…あいつなら…死ぬはずない……」
俺は崩壊した家付近を歩き回った。
すると人影があった。
(言葉!やっぱり生きてたんだな!)
俺はそう安堵し言葉らしき人影に声をかける。
「言葉!!無事……か…。」
言葉らしき人影のとこへ駆け寄ると、言葉が倒れていてそこにはデカイ化け物が仁王立ちをしていた。
「言葉!!!!」
俺は倒れた言葉を抱え、脈を測った…
が、もう手遅れだった。
おそらく俺が声をかけた時くらいは生きていたのだろう。笑顔のまま逝っている……
「あ……あああ………
ああああああああああああああああああああ!!!!」
俺は信じられなかった。こんなのが現実なはずはない。何かの悪夢だと。
ただその考えは一瞬にして取り除かれた。何故なら化け物が動き出し俺の首を斬ったからだ。
(殺す…!神も!天使も!化け物共も!全員ぶち殺してやる!)
俺は恨んだ。憎んだ。怒った。こんな世界にした天使、止めなかった神、天使が召喚した化け物共に。
そして俺が未熟だったせいで守れずして死んでしまった妹。
悔しい。悲しい。辛い。でももう解放される。
俺は妹の元へすぐ行けるのだから。
「お前の怒りはそんなもんか?」
誰だこいつは。俺は首を切られて死んであの世にいるはず。じゃあこれは閻魔大王ってやつか?
「ノンノン。私《おれ》は憤⬛︎を司る大魔⬛︎。
『⬛︎⬛︎ン』だ。」
なんだ…何を言ってるのかがさっぱり分からない。こいつは何を伝えたいんだ。それに俺の心も読んできている。
「まあつまりそのなんだ。私《おれ》はお前にチャンスを与えてやろうと思っている。」
チャンス?なんでそんなもの。
「お前はあいつらを殺したいんじゃないのか。妹を殺し。学校を壊し。世界を崩壊に訪れさせた天使とモンスター共に。」
でも…もう。俺は…
「お前の学校にいる奴らはどうするんだ?自分だけ諦めてぽっくりいってあの世で妹とランデヴーでもしたいのか?いっとくがあの世にいると生前の記憶が消える。だからお前の妹とお前はあの世に着いた頃には赤の他人って訳だ」
!なんだと…。
「ああ、だからお前にチャンスをやるってんだ。私《おれ》の力を少し与えてやる。契約者ほどじゃないが辺りのモンスターは蹴散らせるだろう。」
お前は、どうして俺にそこまでしてくれるんだ!
「お前の"色"が気に入ったからだよ。じゃあな。おそらくモンスターはお前のことを一瞬で頭と首を繋げる不死身の体に見えるだろうな。」
ありがとう……ありがとうっ……
高木ユウ Lv5
[筋力]:18▲+10
[思考力]:19
[知能]:14
[敏捷]:13▲+10
[魔力]:5▲+20
[能力]:なし
[加護]
・大魔⬛︎『⬛︎⬛︎ン』
[スキル一覧]
・中級格闘術 lv3・適応力 lv8・素早い身のこなし lv5
・高速思考 lv1 ・急所付き lv4
・指揮官 lv7
・戦闘集中 lv3