〈港町ルーンポリス〉
ミリシエント大陸西海岸にルーンポリスという都市が存在する。
周辺の地形の影響で雲が出づらく、世界で最も美しい月が見える町である事から名付けられた──遥か未来においては世界一の大国の首都となるこの土地も、今という時代においてはただのいち港町にすぎない。
なので当然守備する部隊も数少なく、特に神竜はヴェティル=ドレーキが3騎、ウェルティル=リジードが1騎といった程度であった。
そもそも少なくても問題ない立地なのだ。
仮想敵国たるラヴァーナル帝国の本拠地との間には広大な海と無数の島があり、何よりも第二軍がその大海を哨戒していたのだから。
即ち──その第二軍の要たるリヴァイアサンが消えた時、ここは一転して最前線となるのだ。
「竜都との連絡はまだ取れないのか」
「はい……どの回線でも繋がりません」
「くそっ、テレパシーも繋がらないし、何が起きているんだ……」
ルーンポリス守備隊本部。
通信士の返答を聞き、守備隊長たるヴェティル=ドレーキのロコットはそう毒づく。
事の始まりは、つい先ほど神竜達が一斉に脱力感を抱いた事だ。少し探れば、自分達と龍神との接続が切れている事に辿り着いた。
そこでテレパシーと並行し魔信による通信を試みたのだが、結果はこの通り。竜都とは一切の連絡が取れず、龍神との接続もいつまでたっても回復しない。
「まさか……いや、しかし……」
ロコットの脳裏に嫌な想像が浮かぶ。
竜都が陥落した──到底ありえない事ではあったが、現状を説明するにはそれしかない。
「各軍、国境警備軍本部とも連絡が取れません」
指揮系統的に次席、次次席となる第一軍、第二軍、第三軍、そして直属の上役となる国境警備軍本部──即ち、アジ・ダハーカ、リヴァイアサン、フェルニゲス、そしてククルカンとも連絡はつかなかった。
この時の彼らは知る由もないが、ドラグスマキラを汚染するコア魔法の魔力が通信を阻害していた為、丁度ドラグスマキラを挟んだ大陸の反対側にいたアジ・ダハーカ及びフェルニゲス、ククルカンとは連絡がつかず、そしてリヴァイアサンについてはこの時点で海の奥底に沈められていた。
「エエイ、とにかく各方面試し続けてくれ。俺は民衆を──」
と、その時だった。
「──馬鹿な、何故ここに」
彼のレーダーが、有り得ない物を察知した。
ルーンポリスより西に進むこと500キロ、そして高度は300メートル。
広大な海の上空を、13個の異様な影が進んでいた。
それは巨大なリングであった。
中心に艦橋が鎮座し、三つの支柱で繋がっている直径300メートル弱もの巨大なリング。そこには6基の三連装魔光砲、上下3基ずつの
反重力魔導エンジンによって空中を駆けるこれは、帝国が保有する空中戦力の中でも最大級の代物である。
だが、今次作戦においてはそれよりも更に巨大な空中戦力が参加していた。
全長660メートル、前幅600メートル、全高200メートル。
前方部分が欠けたようなリング状の形状と、そこから伸びた支柱によって繋がっている中心部の大型艦橋。
兵装も充実しており、パル・キマイラのそれよりも大きな三連装魔光砲が3基、同形状のものが12基、その他対空兵装や垂直発射管が多数装備されている。
帝国軍の最新鋭空中機動戦力──パル・クロード級空中母艦である。
帝国の魔導技術の粋を集めた最新兵器。人知を超えた竜の討伐の為、帝国の技術は最早他の追随を許さぬ場所に到達していた。
──────
【インフィドラグーン】
〈ルーンポリス守備部隊〉
下位神竜
・ヴェティル=ドレーキ 3騎
・ウェルティル=リジード 1騎
亜神龍
・雷炎龍 5騎
・水風龍 8騎
属性竜
・雷竜 10騎
・風竜 20騎
【ラヴァーナル帝国】
〈第3航空軍 空中戦艦第7、8、9機動部隊〉
パル・クロード級空中母艦『クロード』
⇒ヴィジャインⅤ型制空戦闘機 30機
⇒ヴァーユⅣ型汎用攻撃機 40機
パル・キマイラ級空中戦艦 12隻
──────
「第一次攻撃隊出撃! 各兵装の準備は出来ているか!?」
パル・クロード級空中母艦『クロード』の艦橋内部にそんな女の声が響き渡る。今次作戦の指揮官、アーナヴィル少将だ。
彼女の掛け声に各所から返答が届く。それらは部隊の全ての兵装が使用かの居である証左であった。
「全機
「「「はっ!!」」」
彼女の言う通り、この部隊の目的は単艦で敵本土へ転移したディスパティールの援護である。
コア魔法によってリヴァイアサン及び第四竜騎師団が抜けた隙をつくには空中戦艦の速度でなければならず、だからこそ今回最新鋭艦が宛がわれたのだ。
『クロード』のリングの欠けた部分の断面には開口部があり、そこから次々と天の浮舟が射出されていく。
リングの内部は格納庫になっており、そこから射出された機体が重力式カタパルト*1にて加速、目標──今回においてはルーンポリスへと向かうのだ。
かくして射出されたヴィジャインⅤ型制空戦闘機20機とヴァーユⅣ型汎用攻撃機20機が空中戦艦部隊に先んじて空を駆けていく。
その先頭を飛ぶヴィジャインに乗る第一次攻撃隊隊長は追随する全機を見回し言う。
「ウィンカ隊は町に直接行け。我々は敵部隊を叩く」
そう言った彼の魔力探知レーダーには彼らに急接近する
直後、遥か前方が紅く染まる。誘導魔光弾への対策として雷炎龍が火炎旋風による防壁を構築した様だ。だがその密度は薄い──龍神の喪失と、そもそもの数が少ない事が災いした。
やがて、魔力探知レーダー上で三つの影から複数の影が分離する。神竜から誘導魔光弾が放たれた証左であり、それに対抗するべく彼らも空対空誘導魔光弾の引き金に指をかけ──
「──なんだッ!?」
──刹那、彼の僚機に光の筋が通り抜ける。僅かな時をおいて僚機はその筋に沿って真っ二つに割れ、直後爆発四散する。
それに他の機が慌てふためく間に白い影が彼らの隙間をぬって上空に駆け上がる。その姿を見て彼は驚愕した。
「馬鹿なッ!? 神竜が何故ここに!!」
それはスマートな姿を持つ白銀の竜──ヴェティル=ドレーキであった。
魔力探知レーダーには反応がなかった筈だ。一体どうやって。彼がそう思考する間にもまたレーザーによって僚機が撃墜され、次に竜の口が向いたのは彼自身だった。
「クソッ、全機近接せんと」
そこで彼の意識は途絶えた。
(奇襲には成功したが……)
帝国攻撃隊を奇襲した竜──ロコットは敵戦闘機を翻弄しながら苦々しい表情を浮かべる。そんな彼の身体には僅かな水がついていた。
彼はここまで海中を移動してきたのだ。攻撃隊の目は完全に空中に向いており、水中を進む彼には気付かなかったのである。
そうして奇襲に成功し、瞬く間に三機を撃墜した彼であったが状況は全く楽観視できるものではない。
隊長機を撃墜された混乱から立ち直った戦闘機が彼を追いながら機銃を乱射する。その殆どを彼は避けるが、一発だけ翼に命中してしまう。そして、彼は驚愕した。
(重い!! これは──実体弾!!)
命中した際の衝撃のダメージも明らかに重く、魔力弾のそれではなかったのだ。
帝国の新型戦闘機、ヴィジャインⅤ型。これはⅣ型よりも対神竜を想定した機体であり、搭載している機銃が従来のレフュリシアン20mm魔光砲(魔力弾式)ではなく、アクタイオン25mm魔光砲(実体弾魔力包含式)となっている。
これにより弾を搭載する必要が出てきた為継戦能力は遥かに低下したものの、敵に与えるダメージは大きくなったのだ。*2
また速度や機動力も向上しており、ロコットは想定よりも苦しめられることとなった。だが、それでも。
「なッ」
「うわっ!?」
そこで彼を追っていた機体が爆散する。最初に神竜達が放っていた誘導魔光弾が命中したのだ。それも一度ならず二度、三度を命中し、生き残った戦闘機もロコットが撃墜した。
神竜はその魔力が続く限り誘導魔光弾を放ち続ける事が出来る。新型機が開発された現在においても、単機性能はヴェティル=ドレーキの方が上なのだ。
『ロコット隊長! ご無事ですか』
『俺はいい。お前達2騎は敵の別動隊を叩け。レレックは俺と共に敵艦隊を叩くぞ!!』
そう言うと、彼の元に向かいつつあった神竜のうちヴェティル=ドレーキ2騎は先ほど分離した攻撃隊の別動隊に向かい、残ったウェルティル=リジードはそのまま彼の元まで飛来する。
彼には二つの選択肢があった。
通信が繋がるまで籠城するか、或いは積極的攻勢に出るか。しかし、現代戦において有利なのは圧倒的に攻撃側である。であればこそ、彼も後者を選んだのだ。
「敵騎接近! 制空型1、重爆型1!」
「たった2騎で我々を墜とそうというのか……迎撃!!」
「防空隊急げ!!」
その声で、クロードの上空を旋回していた直掩機10機がロコットらに向かう。
そしてそれらから誘導魔光弾が発射され、2騎へと一斉に突き進む。
『テェっ!!』
ボボボボボ、と音を立てて2騎から無数の魔力弾が放たれる。誘導弾ではなく、ただ魔力を固めただけの推進能力すらないただのエネルギー球だ。
だが、それに秘められた魔力は神竜と同質のものであり、そして魔導電磁レーダー対策を施しているインフィドラグーンに対してラヴァーナル帝国は相手の魔力を辿る方式で誘導・探知してきた。
だからこそ──この球体は優秀なフレアとして機能する。
2騎に向かった誘導魔光弾は次々とその球体に引き寄せられ、爆発していく。僅かにそれらを潜り抜けたものもあったが、それは個々でレーザーで切り裂いた。
その後2騎は海面スレスレまで高度を下げ、速度を限界まで上げる。その速度は実にマッハ3。ヴィジャインⅤの最高速を優に超えており、一度突き放された防空隊は追い付く事が出来ない。
「防空隊、抜けられました!!」
「くッ、各艦統制射撃! 近づけさせるな!!」
彼女の声でパル・クロードとキマイラの下部砲塔が連動する。
だが、パル・キマイラ級の下面にはアトラタテス砲がついていない。その為、迎撃はほぼパル・クロードのみに頼る事となってしまった。
事実、放たれたキマイラ級の15.2cm魔光砲による弾幕は2騎に掠りもしていない。
そんな濃密な蒼いビームの弾幕を躱している最中、彼らは急停止し何かを海面に放出、その後再び速度を上げ空中艦隊へと急接近する。
だがそこにクロードより放たれた誘導魔光弾やアトラタテス砲がやってくる。速度を上げて誘導魔光弾を追い縋らせ、パル・キマイラ一隻の直前で回頭。誘導弾はそのキマイラに命中し、大爆発を起こして沈んでいく。
『グッ……うおおおおおッ!!!』
更に、彼とウェルティル=リジードがクロードにとりつき、ぶん投げた。
「うわあああああッ!!?」
「機関出力最大!! 艦体を立て直せ!!」
「駄目です!! 衝突します!!」
「衝撃に備えろ!!」
クロードの艦橋内が悲鳴に包まれる中、その艦体は僚艦に衝突する。
その衝撃たるや凄まじく、キマイラ級の魔力防壁など易々と砕いてしまった。だが、クロード級はキマイラ級よりも更に装甲が厚い。
『クソッ』
結果としてキマイラ級は墜ちたものの、クロードは傷を負いながらもなんとか体勢を立て直す事に成功していた。
そして。
『リリック!! 後ろだ!!』
『え、グワッ!?』
ウェルティル=リジードに誘導魔光弾が命中し爆散してしまう。先ほど振り切られた防空隊が追い付いたのである。
残りの空対空誘導魔光弾が彼に向かい、それを避けようと上昇したロコットは致命的な隙を見せてしまった。
『しまッ──』
そこはパル・キマイラ級のアトラタテス砲の射角であった。彼の身体に次々と青白い光弾が命中し、バラバラに砕け焦げた肉片が海へと落下していく。
「敵騎撃墜!!」
「「「うおおおおおッ!!」」」
その事実に艦橋内部が湧く。
艦隊が被った被害は決して小さくはないが、街を焼き尽くすには充分すぎる戦力だ。
「よおし、艦隊を再編成! このままルーンポリスを焼き尽く──こ、今度はなんだ!?」
と、意気揚々と彼女が言った刹那、艦体が激しい衝撃に見舞われる。
「か、下方より風刃が!!」
「五番艦被弾!! 機関出力維持できません!!」
「海面下に巨大な物体を感知!! 水風龍です!!」
海面下より放たれた風の刃がクロード、及びキマイラに命中しその艦体を切り裂いていく。
それは水風龍が放ったものであった。では何故、このような至近距離に彼らがいるのか──
『──お前達は道中で落とす。我らが迎撃されたその隙をついて攻撃しろ』
(……ロコット隊長……ッ!!)
水風龍は雷炎龍と同じ亜神龍であり、体長500mを超える首長竜の様な龍である。
海流を操り風の刃を放つ、いわば水竜の強化版である彼らはウェルティル=リジードのリリックによって輸送され、先ほど空中艦隊の至近にて急停止した瞬間に竜人形態で海面に投下、その後神竜形態に戻り今攻撃しているという訳である。
投下されたのは守備隊に所属する8騎全て。風の刃は高度300mにもなればかなり弱体化しているものの、それでも複数発が合わさればクロードを揺るがせる事や、キマイラ級を撃墜する事くらいはできる。
そうして彼らは二隻のキマイラ級を撃墜し、クロードに少なくないダメージを与えた。しかしながら、空中戦力に対して海上戦力は位置的に圧倒的に不利であることは変わりない。
「ジビルを投下しろ!!」
アーナヴィルの叫びにも似た指示で残存艦艇らの艦橋下面のハッチが開き、そこから大型爆弾──ジビルが投下される。
それらは海面より少し沈んだ位置で起爆し、その衝撃波はその場にいた水風龍らを粉々に砕いたのだった。
かくして、空中艦隊は攻撃を乗り切ったのである。だが、アーナヴィルは上機嫌にはなれなかった。
「たった数騎を相手にこれほどの……ッ、これではヴァルニーク閣下に面目が立たん! そういえば、攻撃隊は何をやっているのか!! ルーンポリスは焼けているのか!?」
「さ、先ほどから連絡を取ろうとしているのですが繋がらず……」
「コア魔法の影響がここまで及んでいるのか……? まあいい、クロードは修理できるのか?」
「只今応急修理中ですが……機関出力は出せて40%かと。また、先ほどの一連の攻撃によって魔導障壁が消失しております。復旧の見通しは立っておりません」
その報告に彼女は顔を顰める。
そもそもこの艦隊の目的は単艦敵本土にワープしたディスパティールの援護である。されど、その艦隊旗艦がこの有様では援護どころか足手まといになってしまいかねない。
「……致し方あるまい。クロードは本土へ帰投、旗艦は二番艦へ──」
「──きょ、巨大物体2、急速接近!! 距離40!!」
と、その時だった。
レーダー員が悲鳴にも似た報告を上げる。
「な、なんだと……レーダーは何をしていたのか!!」
「先ほどの攻撃によって周辺空域の魔力が乱れている模様!!」
「距離30!!」
「騎種識別──ケツァルコアトル及びケツァルペトラトル!!」
その報告に彼女は絶句する。
「げッ、迎撃しろ!!」
「風刃来ます!!」
「衝撃に──」
そこで彼女の意識は途切れた。
ドラグスマキラに到着した後、西部戦線へ向かっていた最中のケツァルコアトル・ペトラトルはルーンポリスからの救難信号を拾い、そして最高速度で飛来したのだ。
守備隊の決死の攻撃により船足が止まっていた空中艦隊は、ついにその刃をルーンポリスに届かせる事なく、上位神竜2騎の到着を許してしまう。
そして、本来の魔力障壁の硬度であれば遠距離からの風刃には耐えられたのであろうが──今、クロードの障壁は剥がされていた。
かくして、クロードは遠距離風刃の集中砲火によって切り裂かれ、遂に墜とされたのである。
その後残存するパル・キマイラも応戦したものの、元よりキマイラ級は対地攻撃機の側面が強い。
インフィドラグーン屈指の速度と機動力を誇る上位神竜2騎には追い縋る事が出来ず、あえなく撃墜されたのであった。
【兵器紹介】
・パル・クロード級空中母艦
全 長:660m
全 幅:600m
全 高:200m
最高速:180ノット
巡航速:100ノット/90,000km
兵 装:ファルラン36cm三連装魔光砲 3基(上部1基、下部2基)
ヴァイリス15.2cm三連装魔光砲 12基(上下各6基)
30mmアトラタテス砲 28基(上部16基、下部12基)
垂直発射式誘導魔光弾発射管 280セル
大型爆弾投射機 6基
搭載機:ヴィジャインⅤ型制空戦闘機orヴァーユⅣ型汎用攻撃機 70機
機 関:グレリア式反重力魔導エンジン 35基(主:25基 補:10基)
装 甲:オリハルコン-アダマンタイト-イシルディン合金
概 要:ラヴァーナル帝国の最新鋭空中艦。インフィドラグーンの防衛網を突破するには海上戦力では速度が不足していた為建造された。パル・キマイラと異なり天の浮舟が搭載可能であり、その戦術的価値は計り知れない。ファルラン36cm三連装魔光砲はこの艦の為に開発、製造された代物であり、既存のヴァイリス魔光砲を拡大発展させたもの。貫徹力などは魔導砲よりも劣るが連射性能が高い。
空中艦では砲弾分の重量を節約する為この大型化された魔光砲が搭載されている。因みに魔導砲でなく魔光砲表記なのはこの砲が実体弾でなく魔力弾(エネルギー弾)を発射するシステム(アトラタテス砲などと同じ)である為。なお、ミリシアルにおいては口径の大きさから既存の魔導砲と混同されて魔導砲表記とされていた。
使用されている反重力魔導エンジン、及び装甲材のコストなどにより最終的な建造数は少なく、ミリシアルは保有していない。保有していたらグ帝など鎧袖一触であっただろう。
外見はほぼルクレハルク級。
・ヴィジャインⅤ型制空戦闘機
全 長:16.9m
全 幅:10.8m
最高速:2,600km/h
兵 装:アクタイオン25mm魔光砲 2門
中距離誘導魔光弾 4発(胴体下ウェポンベイ)
短距離空対空誘導魔光弾 2発(翼端)
概 要:ラヴァーナル帝国の最新鋭制空戦闘機。対神竜を強く意識された機体であり、従来であれば重量増を考慮して魔力弾式であった搭載機銃を実弾式に変更している。これにより継戦能力は落ちたものの攻撃力は格段に向上した。
また、速度・機動性共に向上しているものの、代償として装甲圧や搭載量が削られている。ただし元より天の浮舟に搭載できる程度の装甲であれば神竜の魔力レーザーにはほぼ無力であったためそこまで問題視はされなかった。
・ヴィジャインⅣ型制空戦闘機
全 長:19.2m
全 幅:13.5m
最高速:2,400km/h
兵 装:レフュリシアン20mm魔光砲 1門
中距離誘導魔光弾 6発(胴体下ウェポンベイ)
短距離空対空誘導魔光弾 2発(翼端)
概 要:ラヴァーナル帝国の主力制空戦闘機。インフィドラグーンと本格対峙する以前に開発された機体であり、近接戦闘はあまり考慮されていない。
・ヴァーユⅣ型汎用攻撃機
全 長:17.0m
全 幅:13.6m
最高速:1,980km/h
兵 装:イクシオンⅢ40mm魔光砲 2門
中距離誘導魔光弾/爆弾 10発(胴体下6・翼下4)
短距離空対空誘導魔光弾 2発(翼端)
概 要:ラヴァーナル帝国の最新鋭攻撃機。搭載量が増大している。
・ヴァーユⅢ型汎用攻撃機
全 長:16.3m
全 幅:10.8m
最高速:2,000km/h
兵 装:レフュリシアン20mm魔光砲 1門
中距離誘導魔光弾/爆弾 8発(胴体下6・翼下2)
短距離空対空誘導魔光弾 2発(翼端)
概 要:ラヴァーナル帝国の主力攻撃機。