ゴッドイーター ~カドラ・ストーリーズ~ 作:コレットベルン
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第1話
2069年。
人類は突如出現した『アラガミ』によって絶滅の危機に瀕していた。
存在するあらゆる物質を捕食する『オラクル細胞』によって成り立つアラガミに対して通常兵器では歯が立たず、人類はただ絶滅するのを待つだけかと思われていた。
しかし数年前に人類は対アラガミ用生物兵器『神機』の開発に成功。神機使いを筆頭に人類は終わりなき生存競争へと突入するのだった。
唯一のアラガミに対抗出来る神機使いを人々は『ゴッドイーター』と呼んだ。
「これはこれは、シックザール極東支部長。ご無沙汰ですな」
「エーデル博士。例の少女だが、残念ながら特異点ではなかった」
「左様で、大変申し訳ございませんでした」
「いや、特異点の識別は極めて難しい物だ。それに彼女はゴッドイーターとして優秀な部類に入る」
「ありがとうございます。彼女は元はこちらロシア支部最強のゴッドイーターでしたから、その名残でしょうな」
「彼女を特異点操作に使っても?」
「結構でございます。必ずや役に立つでしょう」
「これからの活動にも期待している。博士」
「来るべき日の為に、ですな」
2071年発見 フェンリル極東支部秘匿回線履歴『2069年4月11日 ロシア支部』より