~天龍サイド~
「天龍、いる?」
夕張が俺を呼ぶ。
「ああ、いるが?」
「もうすぐ試合が始まるから呼びに来たの」
「そうか、わかった。すぐに行く」
俺は厨房を帰って来た吉井に頼むと教室を出て行った。
「対戦相手、お前らかよ・・・。」
俺達の相手は根元と小山のペアだった。
「俺もやだよ・・・。まあ、やらなきゃならないんだろ?」
「悲しいが、これが戦争だ。受け入れろ」
「そうかい」
「何言ってるのよ。片方はFクラスでしょ。恐れることなんかないわ。」
「小山、お前、後で痛い目見るぞ?」
「?どういうことよ。」
「さあな」
何かぎすぎすしてるがあいつら本当に付き合ってるんだよな?
「それでは、Bコート第一試合を始めようと思います!」
「「「「試験召喚獣、サモン!」」」」
俺達は召喚獣を召喚する。
2年Aクラス代表補佐 夕張芳香 777点
2年Fクラス代表補佐 彩樹天龍 856点
技術 VS
2年Bクラス代表 根本恭二 212点
2年Cクラス代表 小山優香 172点
「すまないな、根本。お前が最近善行に働いているのは知っている。だが」
俺は根元を見る。
「男にはやらねばならぬ時がある。」
「お前は女だろ」
そのツッコミが来た瞬間、根本の召喚獣は夕張によってふっとばされていた。
次に俺が小山の首を跳ね飛ばしてこの試合は終わった。
~明久サイド~
僕がトイレから戻ると怒声が聞こえた。
「おい!料理はまだかよ!」
「此処の教室ぼろいなぁ!」
うん、殺そう。そう思った直後。
二人の男子生徒が吹っ飛ばされた。
「アラアラ、お客様。どうなさったのですか?」
帰って来た彩樹さんが対応する。
「うるせぇ!お前gゴギャアッ?!!」
「夏川?!てmゴバァ?!」
うわ・・・。
「お客様、目をつぶり、耳をふさいで暫しお待ちください。」
そう言いお客さん全員が目をつぶり、耳をふさいだのを確認した瞬間、二人の男子生徒を窓から蹴り出した。
「皆様、目を開けてくださっても構いません。少しお騒がせしてしまいました。御詫びとして3割引きとさせていただきますがいいですか?」
「構わないよー。寧ろこんなにおいしい料理を三割値引きしてくれるのはとてもうれしいよ。」
「ままー。もっと食べたい―!」
「うん、解ったわ。」
更に忙しくなった。
~天龍サイド~
「あれ、なんかお客さん減ってない?」
「そうだな」
俺は少し不思議に思った。
「おい、変態」
「……事実無根」
…別にお前と言った覚えはない。
「調べてくれないか?」
「・・・報酬は?」
「昔、妹から取り上げた百合しかないエロ本」
「・・・OK!」
ビュッ
煙のように消えて行った。すげぇな。
バッ
「・・・戻った」
早いわ。
「・・・どうやらAクラスにあの二人がいるようだ。」
「明久、行くぞ」
「え、待ってよ雄二。」
二人は行ってしまった。