バカテスと艦これと東方   作:海棠

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第4問

~天龍サイド~

 

「フラン、スカートをめくってくれないか?」

「うん」

 

ピラッ

 

・・・・・・・・・・・・。

「よし、スパッツ履け。」

「なんでー?!」

「衛生上よろしくねぇんだよ!」

 

 

 

 

「木下、こっちこようか。」

「待つのじゃ。わしだって男としてのプライドが…!」

「その顔でよくいえるな。」

「やめてくれ!やめてくれなのじゃああ!!!!!」

「断る」

 

~しばらくして~

 

「・・・終わったのじゃ」

「これぐらいで終わったとか…、まだまだ人生長いぜ?」

 

 

 

~さらにしばらくして~

 

 

 

「まさかお前らが自ら来るとは…。」

「どういう意味ですか?」

「そういう意味だろ」

それ以外にないだろ。つか、さっき先生が三人くらい保健室に行ったぞ。

「彩樹はともかくとして、明久。風邪でも引いたか?」

「なぜそうなるんですか!」

「いつもの態度だろ」

俺は率直に突っ込む。

「ひっ捕まえたんですよ。彩樹さんが、僕を。」

「そういう事か」

「さて、明久。手伝え」

俺はそう言いながらナイフを研ぐ。

「何それ?」

「自己防衛」

「オーバー過ぎない?!」

あ?これぐらいがちょうどいいんだろうが。

「許可する」

西村先生は言いながらフィールドを展開する。

「ところでさ」

「ん?」

吉井が尋ねてくる。

「クラスのみんな怒ってないかな?」

御人好しだ、コイツ。

「暴力女は怒るだろうけど俺が何とかしとく。」

「殺したりしないよね」

…………………………………………………………。

 

「考えとく。」

 

「その間は何?!」

「知らん。」

 

「おい!」

 

あ゛?

前を見直すとDクラス(だろう)が4人いた。

「どけよ。プリントが運べない。」

そう言いながら俺はナイフを突きつける。

「待て!何する気だ!」

「え?斬り殺す気だが?」

何慌ててんだ、コイツら。

「いや、ダメでしょ!」

駄目か。じゃあ…。

「この俺、Fクラスの彩樹天龍がてめぇらDクラスに勝負を申し込む!」

「なにぃ?!」

「舐めてんのか?!」

そんなつもりはない。が、おちょくるか。

「どうした、怖いのか?」

「てめぇなんかこわかねぇ!」

「来いよ貴様ら。今すぐその首を掻っ切ってやる。」

「「「サモン!」」」

「サモン!」

 

  Fクラス 彩樹天龍:51点

現文     VS

  Dクラス 秋田薫:100点

       明直人:96点

       鎌瀬狗:125点

       大藤大樹:99点

 

「どうした!怖気付いたか?!」

「馬鹿言え。ではやろうや」

そう言いながら俺は召喚獣を構えさせる。

「くらえ!」

1人が鉈を振り下ろしてくる。が紙一重でよけ、首に突き刺す。

 

Dクラス 秋田薫:DEAD

 

「はぁ?!」

「一撃だと?!」

「次だ、来い!」

「うおおおおおおおお!!!!!」

3人一気に突撃してくる。好都合だな。

俺は一人の攻撃を受け流すと同士討ちの形に持っていく。

そして、それは成功し、一人が死亡した。

 

Dクラス 鎌瀬狗:DEAD

 

次に剣を目の前の敵の眉間に打ち込み、後ろにいた奴の首を蹴り折る。

 

Dクラス 明直人:DEAD

     大藤大樹:DEAD

 

「戦死者は補習!」

西村先生が連れて行く。大変だな。…おもに連れて行かれる生徒の方が。

「やめてくれ!あれだけは嫌なんだ!」

「ヤダ!あんな拷問なんて嫌だ!」

拷問?

「拷問?何を言う。」

だよな。いくら何でも教師がそんなことやるわけ…。

 

「補習室から出ていくときには趣味は勉強、尊敬する人物は二宮金次郎に仕立て上げてやろう!」

 

前言撤回。それ完全なる洗脳じゃねえか。

「どうする、コレ。」

あ。

「俺も手伝うぜ。」

俺も荷物を持つ。

「いいの?」

「俺も観察処分者だからな。これぐらいの事は当然だ。」

俺はにやりと笑いながらプリントを運んだ。行き先は・・・。

 

・・・Aクラス。

 

「到着」

俺等はプリントをAクラスに運び終えた。

俺はノックする。

ギィ・・・

大きな扉が開く。やっぱりこのクラスの設備は異常だと思うんだが…。

開いた向こう側には木下の姉貴がいた。

「あら、彩樹さん?」

「ああ、どうも。」

「ところで何の用ですか?」

「自習用のプリントを運んできました。」

「どうもありがとう」

そう言ってプリントを渡して帰ろうとした瞬間。

「あれ、あの時の?!」

「ええ?!同じ学年にいたの?!」

「凄い!もう一度会ってみたいと思ってたの!」

女子が黄色い歓声を上げ始めた。…どうして黄色い声を上げてるんだ?

「クッキー食べてくれませんか?」

1人の女子が俺に言いかけてくる。

「ああ、いいさ。ところでお名前は?俺の名前は彩樹天龍だ。」

「吉田あかねと言います!」

「Fクラス所属なんだが…、そんな俺に対していいのか?」

「最低でも関係ありません!」

このクラス最高だ。性格もいい奴ばかりだ。それに比べて俺達のクラスは…。

「彩樹さん?!なんでそんな悔しそうな顔してるの?!」

「いや…、ちょっと…、Fクラスはやっぱり最低だなぁと思ってさ…。」

そんなことを言いながらクッキーを一つ拝借する。

モグモグ…、ふむ…。

「結構うまいな。砂糖が程よく入ってておいしいよ。」

「本当ですか?!」

「料理部所属の俺が言うんだ。間違いではないさ。」

「ありがとうございます!」

…あ。

「そろそろ戻らないとな」

「あ、忘れかけてた」

と戻ろうとしたその時。

 

『ピンポンパンポーン』

 

放送が流れ始めた。

「?」

全員不思議そうな顔をする。

 

『船越先生、船越先生。』

 

船越先生?確か、婚期を逃がして生徒に手を出そうとしている数学教師じゃ…。いや、其処は良い。ただ、この放送している声の主は横溝だという事だ。

 

『体育館裏で2年Fクラスの吉井明久君が待っています。』

 

…は?

「え?え?え?」

吉井もわからないような顔をしている。

俺も理解しかねる。

 

『生徒と教師の垣根を越えたお話がしたいそうです。』

 

それを聞いた瞬間、俺は全力疾走で放送室に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~吉井サイド~

 

どういう事なの?!てか、彩樹さんがもういないんですけど?!

 

『お・・・お前は!何をする!それを構えるな!』

 

『ズダダダダダダダダ!!!!!ビチャッ』

 

『・・・えー、さっきの放送に訂正をします。』

 

あ、彩樹さん。って、

「あの人なにしたの?!」

明らかに発砲音と何かが飛び散ったような音がしたよ?!

 

『ここに横溝のしt・・・ゲフンゲフン、横溝君を放送室に置いておきますので船越先生、ご自由にお使いください。さっきの放送はコイツの照れ隠しです。以上』

 

ブツン

 

…なんか不穏な音が流れたけどまあ、いいか…。

その後、彩樹さんは戻って来たけどなんか服に赤いものが付着していた。僕が「その赤いの何?」と聞いてみたら。

 

「アイツの血だが?」

 

と言った。冗談で言ったと信じたい。又、これは余談だが船越先生の悲鳴が響いた。どうやら横溝君は手当てしないといけない重傷だったらしい。彩樹さん、何やったんだ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~天龍サイド~

 

「お前ら、どこ行ってたんだ?まさか、戦争が始まってからどっかにいったとか吃驚したぞ。」

別に其処は俺等の自由だと思うが…。

「教師の手伝いだよ。俺が吉井を捕まえていったんだ。」

「ああ、そういう事か。」

「でよ、さっきの放送の犯人はお前か。」

「違う」

赤ゴリラじゃあないのか。じゃあ…。

「あの暴力女か」

「ああ、須川が『島田が“船越先生を吉井をどうにかして上手く戦場から離れさすことはできないか”と提案したんだが…。』て言ってきてな。」

「なんで僕を使うの?!」

「被害者面してるからだろ」

「酷くない?!」

「まあ、さておき」

「スルー?!」

うるせぇな…。そんなことを思いながらナイフを突き付けたら吉井は黙りこくった。

「さっさと逝って来い。戦線が限界の様だからな。数ではこちらが有利だが…。」

漢字が違う気がするが…。まあ、いいだろう。

「吉井、行くぞ」

「あ、待って。」

面倒臭いクラスだ、ホント。

 

「吉井、一体今までどこ行ってたのよ!」

そんなことを言いながら暴力女が吉井に殴りにかかる。

「うわっ?!」

吉井がそれを間一髪でよける。其処に追撃が来るが全てかわしていた。すげぇな、ある意味で。

「素直に当たりなさい!」

このままだと作戦に支障が出るからな。俺は少しあたりを見渡す。

お、いたぜ。

「吉井、こっちだ!」

俺は馬鹿に指示を出す。バカはよけながらこっちに来た。

「美波お姉さま!それに彩樹さんも!」

清水美春。島田美波の事が好きなガチレズ女だ。だが、こっちにとって今は都合がいい。

「清水!召喚獣で勝ったら島田を好きにしていいぞ!」

「ちょ!彩樹ぃ?!」

ザマァ見やがれ。

「清水美春!島田美波に化学で召喚勝負を申し込みます!」

「ちょっと!あなたたちも加勢しなさいよ!」

「あ、いm「おい馬鹿。俺等はこっちだ」え、でも…。」

 

「今入ったら肉体的にも社会的にも殺される可能性があるがいいのか?」

 

「やっぱやめとくよ」

切り替え早。で、点数は…。

 

  Fクラス 島田美波:51点

化学     VS

  Dクラス 清水美春:78点

 

アイツ死んだな。同じ召喚獣の操作練度でこの点数差は無理だ。ついでに皆に伝達しとくか。

「今、清水と島田が交戦中だ!お前ら邪魔しないでやれよ!どんなに助けを求めてもな!自分の事だけに集中しとけよ!」

『了解!』

よし、じゃあ。

 

「突撃ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!」

『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ』

『Fクラス、バンザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイ』

 

俺が突撃指示を出すと皆がDクラスの奴らに向かって突撃し始めた。

「アンタたち!助けなさいよ!」

そして、アイツの言葉は無視された。

 ついでにこれは余談だが、あの後、暴力女は保健室に連れて行かれた。なんか悲鳴が上がったが気にしないでおこう。ついでにDクラスに勝った。姫路が相手の代表を真っ二つに斬ったからだ。其処のシーンは残念ながら見てない。理由はない。あるとすれば銃の手入れが大切だったことだ。

 

「さて、戦後対談といくか。」

赤ゴリラがDクラス代表の…、平賀だったか?そいつに言いかける。

「まさかFクラスに姫路さんがいたなんて…。」

「ごめんなさい…!これも勝負なので…。」

「いや、僕らの情報負けだった…。なめてかかってたよ…。」

あのピンク、まだ謝ってやがる。

「この教室はあけわt「いや、しなくていいぜ?」え?」

Dクラスから少しざわめきが起こる。当たり前だよな。

「俺から提案したいのはBクラスのアレを破壊してくれないか?」

何を考えてる、この赤ゴリラ。

「解った…。喜んで引き受けよう。」

引き受けるな。

「まあ…、君たちを期待してるよ。」

「本音は?」

「これが本音さ。彩樹さん達の事は聞いたよ。」

ん?

「勝手に行動してた3人を1人で倒したって聞いた時はびっくりしたね。」

ああ、あれか。

「マジで?」

「ああ」

赤ゴリラに返答しとく。

「まあ、頑張れ」

「おうよ」

 

「赤ゴリ…、いや、代表」

俺は赤ゴリラに話しかける。

「何だ?」

「次の対戦相手は?」

「Bだ」

Bと言えば…。

「根本恭二か…。」

「はぁ?!」

知らなかったのか?

「マジか!それじゃあ正攻法で勝てないじゃないか!」

こいつ、マジで頭悪いな。

「アッチが卑怯ならばこっちも卑怯だろ」

「ああ、そうか」

アイツの事は知っているが交友関係はあまり聞いたことがない。確か…、Cクラスの代表と付き合っているとか何とか…。このことを聞いたらFクラスの奴ら発狂しそうだな。まあ、いざというときの切り札に使えばいいかな?

「じゃあ明日だな」

「ああ、楽しみだぜ」

俺等は帰ることにした。




吉井明久

所属クラス:Fクラス
性別:男
身長:174cm
召喚獣の服装:原作通り
召喚獣の装備:原作通り

成績
数学:Fクラス上位
現国:Fクラス下位
古典:Fクラス下位
化学:Fクラス最低ライン
物理:Fクラス下位
技術:Eクラス上位
音楽:Eクラス上位
日本史:Aクラス中頃(普段は手抜きでEクラス中頃)
世界史:Bクラス上位~Aクラス下位(普段は手抜きでEクラス上位)
美術:Fクラス中頃
家庭科:Aクラス上位(普段は手を抜いてEクラス上位)
英語OC:Fクラス上位
英解:Fクラス上位~Eクラス下位
英法:Fクラス下位
保健体育:Dクラス中頃←そもそもFクラス男子は馬鹿だが体育の成績はいい。

腕輪
不明

解説
 キング・オブ・バカ。観察処分者。どうしようもない馬鹿で自分に対する周りの気持ちさえ察することが出来ない。が、他人の為なら自信が傷つくことさえいとわないという他人の為なら熱くなれる人間でもある。優しさだけならAクラスに行けるんじゃないかというレベル。
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