「やっと授業終わった―」
僕は机の上にへばる。参考書は握りしめたままだ。
「もう放課後か。早いな」
と雄二が言った。
「今日はどこで勉強するかの?」
と秀吉が言ってきた。もう日常みたいになってるや。
「・・・行く当てがない」
ムッツリーニが言った。確かに行く当てがない。いや、無い事はないがあまり期待できないと言った方が正しいかも。
「私の家とかどうですか?」
と亜紀が言ってきた。
なんだって?亜紀の家に行けるだと?だったらどさくさまぎれに部屋に忍び込めるということでは?これはチャーンス!姉さんも『亜紀さんや家族以外との不純異性交遊は禁止です』と言ってたし丁度いい!合法だ!
「神田とこの両親も入れてやれ」
と天龍さんに言われた。この人はエスパーか?!
・・・というよりも、すっかり忘れていた。orz
「あの、ダメでしたか?」
「いや、全然ダメじゃないよ。亜紀。寧ろ今僕はここで昇天してしまってもいいくらい幸福に満ち溢れている気分なんだ。」
「見ろよアイツ。凄い幸せそうな顔してやがるぜ」
「よほどうれしかったんだろうなぁ」
「左腕を骨折しておらなかったら今頃両手を広げているぞい」
「・・・(カシャ)」
~天龍サイド~
「あの、ダメでしたか?」
「いや、全然ダメじゃないよ。亜紀。寧ろ今僕はここで昇天してしまってもいいくらい幸福に満ち溢れている気分なんだ。」
「見ろよアイツ。凄い幸せそうな顔してやがるぜ」(俺)
「よほどうれしかったんだろうなぁ」(代表)
「左腕を骨折しておらなかったら今頃両手を広げているぞい」(木下)
「・・・(カシャ)」(土屋)
「撮る必要性は?」
「・・・気分」
「お前気分で撮るとかあったの?」
「・・・さすがにある」
「需要は?」
「・・・亜紀に売りつけとく」
それは需要ありそうだな。
「ちょっと、うちも入れなさいよ」
入ってくんな、暴力女。
「島田さん」
「何よ」
吉井が神田を背後に庇うような立ち位置になった。
そして代表を一瞥してから言った。右腕を突きだしながら。
「Hasta la vista, baby」
そして代表が瞬時に叫ぶ。
「起動!」
すると召喚フィールドが展開される。
吉井が叫ぶ。
「試験召喚獣、召喚!」
島田も遅れて叫ぶ。
「試験召喚獣、召喚!」
弐体の召喚獣が召喚される。
2年Fクラス秘書 吉井明久 32点
古典 VS
2年Fクラス 島田美波 6点
アイツ、ロクに勉強してなかったろ。
「えい」
ボコッ
「ゑ」
まあ、そうなるな。
「戦死者は補習うううううううう!!!!!!!!」
「いやあああああああああああああ」
西村先生、いつの間に?!!!
「おい、エコーかかってたぞ」(代表)
「うん、かかってたね」(吉井)
「・・・恐ろしい」(土屋)
「ホントに人間なのかの…?」(木下)
「・・・俺さ」
「「「「?」」」」
「あの人ターミネーターじゃねぇかって思ったことあるぜ」
俺は直ぐに否定に近い言葉を入れる。
「それにしては表情豊かだがな」
「TOKなんたらじゃない?」
「あれは女性だろ」
「そっか」
続く
「Hasta la vista, baby」の意味は「地獄で会おうぜ、ベイビー!」or「さっさと失せろ、ベイビー!」のどちらでも構いません。元ネタはターミネーター2ですから。