「ハッ!」
僕が起き上がるとそこにはリビングの風景があった。
「起きたか、明久」
声のしたほうを向くと雄二がいた。心なしかすごくやつれているように見えるが。
「雄二」
「・・・なんだよ」
「なんかすごいやつれてるように見えるけど・・・。」
「・・・翔子にヤられた、しっぽりとな。」
・・・ああ、さいですか。
「・・・僕も体が重い気がする」
「お前もすごかったらしいぞ。秀吉が行ったときなんか死にかけてたらしいし。」
亜紀、すごい性欲なんだね・・・。少し怖いわ。今度から精力剤でも何でもいいから精をつけるもの食おうそうしよう絶対にそうしたほうがいい間違いない。
「で、今何時?」
「20時」
えっと、つまり・・・。
「8時?!!」
「ああ。」
「どんだけ寝てたの?!」
「あの後神田に拉致られて6時くらいに部屋から亜紀が出て行ったぞ?結構肌がつやつやしてたな」
間違いなくヤられてますわ、僕。
「で、皆は?」
「もうすぐ来ると思うぞ」
ガチャッ
「ほらな」
「うん」
振り向いたその時、僕は一瞬にして昇天した。なぜなら、亜紀の浴衣姿が目に入ったからだ。
「わが生涯に、一片の悔いなし……!」
「おい、死ぬな」
「なぜ邪魔をする!雄二!ここで悔いなく死ねるはずだったのに…!」
「ゑ?!明久死んじゃうの?!!」
あ、亜紀が泣きそうになっている。
「冗談だよ、亜紀。僕が簡単に死ぬわけないじゃないか」
「手のひら返し速いな、おい。」
この時、僕は予想していなかった。
あんな醜態をさらすことになるなんて。
~一旦CM入ります~
Q.夏休みの楽しかった思い出を書いてください。
坂本雄二
「女とは、時に化け物と化す」
教師
「何があったのですか?」
彩樹天龍
「海水浴はなかなか楽しかった。その夜の祭りもなかなか良かった。吉井は大変なことになっていたが。」
教師
「かけがえのない思い出になるでしょうね。で、明久君は何があったのですか?」
吉井明久
「僕の彼女は満月の夜になると豹変します。すごく怖いです」
教師
「?!」
~後半へ続く~
「いや~、すごいねぇ。何年ぶりだろ?」
「さぁ・・・。でも」
「でも?」
「明久と来れて、よかった!」
ああ、神様。ここが天国ですか。そうですか。
「あ、アキ兄。これ参加しましょう」
ん?『浴衣コンテストグランプリ』?
「そっか。参加しておいで」
「何言ってるの?アキ兄も参加するんだよ?」
・・・・・・こいつ今なんとぬかしやがりました?
「今なんと?」
「アキ兄も参加するんだよ?」
「逃げる!」
「逃がさないで!捕まえて!」
「えい!」
「くそっ!HA☆NA☆SE!」
誰かに援護を!
「雄二・・・」
「翔子、俺は身長的に無理がないか?おい聞いてるのか?!ちょっと待ってくれ!」
「土屋君☆」
「・・・断る」
「そんなこと言わずに…さぁ?」
「!」ブシャアアアアアア・・・・
「須川君…」
「ごめん、無r「だめ?」・・・くっ」
「天龍ちゃ~ん」
「「天龍さ~ん」」
「断る。いくらお前らの願いだからと言って聞きはせんぞ」
「そこをなんとか~」
「無理だ」
天龍さんつえぇ…。
~しばらくして~
「まさかこんなことになろうとは・・・」
「おい!なんで俺は中国人って設定なんだ!」
「雄二は身長が高いから仕方ないのぅ」
「中国人でもここまででかくねぇよ。むしろ日本人と同じくらいだろ」
「・・・土屋、香美」
「須川亮子って少し無理があるだろ!」
僕ら男子陣(一人女性混ざってるけどいいや)は抗いはしたが浴衣に着替えさせられた。
「で、トップバッターは?」
天龍さん切り替え早いな、オイ。
「明久だな」
「何故じゃあ!」
「さっさと行って来い。」ガスッ
「痛い痛い」
さっさと出てさっさと終わろう!それがいい!
僕は覚悟を決めると前へ出た。
「お名前は?」
「吉井…明子です…」(裏声でか細く)
くぅうう・・・・、殺せえええええええ!!!!!!!!!
~同時刻裏側~
「・・・(ピクピク」←鼻血出しすぎて瀕死
「おーい、土屋ー。明菜に輸血パックよこしてやれー」
「・・・わかった」
~表側~
「趣味は?」
「お料理…とか、かな?」
「今日は誰と来ましたか?」
「家族で来ました・・・」
「では、瀬川さん。質問したいことは?」
「下着はつけているのかどうか知りたい!」
はぁ?!!何いってんだ、このエロジジイ!
「そんなの、着けてるわけないじゃないですかー!!!」
僕はトランクス一択だ!
『FOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!』
なぜ会場は興奮した?!!!
「はい、ありがとうございましたー」
これは・・・。
「・・・ナイス」
「よかったな、明久。」
「まあ、そうなるな」
「ナイスだぞ、明久」
「チィッ・・・!!!」
「次は俺だな」
「天龍さん頑張ってねー」
「おうよ」
天龍さんは表へ行った。
~天龍サイド~
「次の方。お名前は?」
「彩樹天龍だ」
「趣味は?」
「プラモだな。よく戦車のやつを作ってる。」
「ほかには?」
「特にねぇな」
「今日は誰と一緒に来たんですか?」
「それはプライバシーにかかわることだからいえねぇな」
~同時刻裏側~
「すごい…。天龍さん、軽くいなしてる…。」
「だが、絶対何かに引っかかるはずだ。」
「そだね」
~再び天龍サイド~
「それは自分で選んだんですか?」
「いや、妹に選んでもらった。」
「妹さんはこの企画に参加してるんですか?」
「参加してるんでねぇの?俺は知らんけど」
「では、瀬川さん。」
「妹さんをください!!」
カチンッ
~明久サイド~
天龍さんは急に壇上から降りると瀬川というエロジジイの胸倉をつかんで殴り始めた。
「誰が!お前なんかに!渡すかよ!」
ゴッゴッゴッゴッ
「おい、止めるぞ、明久!」
「OK!雄二!」
「放せ!こいつはここで殺しておかねぇと!」
「落ち着いて天龍さん!」
「落ち着けるかぁ!!!」
結局、その後この企画は強制終了した。二度と開催されることはないだろう。つか絶対に開催するな。
~しばらくして~
「亜紀」
「何?」
「なんでそんなにくっついてるの?」
「ダメ?」
「いや、だめじゃないけど・・・」
むしろウェルカムだけど・・・。
「いや・・・その・・・当たってるというか・・・」
「何が?」ムギュッ
くそ!からだ押し付けてくるな!当たってる!当たってるから!
「でさ、明久・・・」
「な、なに・・・?」
「今夜ね・・・・、明久の部屋に来ていいかな~?って」
涙目に上目遣いだと…?!最強のコンボではないか!くそ!しかも今夜の亜紀ってちょっと色っぽいというか大人っぽいというかなんというか・・・。
とにかくエロい!
落ち着け吉井明久。ここは正念場だ!耐えきらねばならん!
「い、いや・・・、今日はさすがに無理だよ」
「チェー・・・」
さすがに僕の理性が持たない。
僕は亜紀から離れるように走って部屋に戻った。その後、すぐに布団に潜り込むと死ぬように眠った。
しばらくして僕は何かがもぞもぞと入ってくるような感覚が起こった。
何かな?と思って寝ぼけている頭で見てみるとそこには
亜紀がいたのだ
あれ?おかしいな?カギは?
「あれ?亜紀」
「何~?」
「カギは?」
「開いてたよ~?」
・・・あ。
「でさぁ、明久」
「な、なに?」
「させて?」
「は?」
「だから、させて?」
「何故にぃ?!!」
「私たちの種族じゃこれが普通なのよ!いいから脱ぎなさいよ!」
そういいながら亜紀は僕の服を破ってくる。
「ちょっ?!!どっからそんな力出てくるの?!!」
「この!抵抗しないで!」
「抵抗するわ!」
「この!明久の≪規制音≫よこしなさいよ!」
「ゑ?!!!」
「よこせえええ!!!!」
「落ち着け亜紀いいいいいい!!!!!!!!」
「私サキュバスだから≪規制音≫摂らないときついのよ!!!」
「ええええええええ?!!!!!!!!」
その後、僕の意識は途絶えた。
~三人称サイド~
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「おい!明久!口から何か白いものが浮かんでるんだが?!!!」
「またこいつ救助しねぇといけねぇのかな」
その後、明久はしばらく亜紀恐怖症になりました。