吉井明久の回答
「ゲーム」
先生のコメント
予想のど真ん中を突き抜けていきました。さすが吉井君ですね。
坂本雄二の回答
「ゲーム」
先生のコメント
雄二君も予想のど真ん中を突き抜けていきましたね。
島田美波の回答
「吉井を殴ること」
先生のコメント
・・・後で職員室に来るように。
~明久サイド~
「順調だな」
天龍さんがそうつぶやくとみんなが頷いた。
「ムッツリーニが耐性ができたのが大きいな。もしもついていなかったら・・・」
「あそこの時点で鼻血出して即退場だったよね」
「すごいのう・・・。いったいどれだけ苦悩があったのじゃろうか」
皆が感慨深そうにつぶやく。
「セ【規制音】したくてもできねぇから特訓したんだろ、たぶん」
天龍さんががそう言うと皆がすごく嫌そうな顔をした。ちなみに僕もその一人だ。
「・・・なんだよ」
「そういうのすごい生々しいからホントやめて?」
「何故だ?俺は事実を言ってるまでだぞ?」
「もし仮にそうだったとしても女の子が言うセリフじゃないよ」
そういうと天龍さんはなんか納得できない表情になった。何が納得できないんだよ。
「むしろ天龍はもうちょっと乙女になるべきなのじゃ」
「断る。何で好きに恋する乙女をせにゃならんのだ」
「結婚できないよ?」
「別にしなくてもいいだろ」
なんなのこの人、すごく男前だ・・・。惚れてまうやろ・・・。
「俺に惚れても何もいいことねぇぞ」
「何故ばれたし」
さらにこの人やっぱり読心術使えると思うんだよ。本人は否定してるけど。
「明久・・・?」
「大丈夫だよ、亜紀。僕は浮気なんか絶対しないから」
最近こういう系の話題になると亜紀の目からハイライトが消えるんだけど本当にどうしたんだろう。
そしてものすごく怖い。
そしてその目で僕を見ないで。さらに怖いから。
ただでさえ怖いのにその目で見られたら王蛇に殺される直前のガイのようになってしまう。
・・・ん?王蛇ってなんだ?ガイって誰だ?
「ん?あれは・・・」
雄二が何かつぶやいたのでモニターを見直す。
そこには常夏コンビのはげてないほうがいた。
『・・・何用だ』
『残念ながらお前らに用はない』
『・・・そうか。工藤、行くぞ』
『うん』
・・・なんでだろうな、すごく嫌な予感がする。
『・・・ここか。チェックポイントは』
どうやらムッツリーニたちは無事チェックポイントまでたどり着いたようだ。
「・・・そういや代表」
「なんだ?」
「土屋ってよ」
「ああ」
「保健体育以外の科目で点が高いのあるか?」
「・・・あー、家庭科とかだな。あとは・・・、あったか?明久」
なぜそこで僕に振るんだ。
「そんなこと、僕が知るか」
「だろうな」
予想してたんなら言うなよ。
『『『『
2年Aクラス工藤愛子 341点
2年Fクラス土屋康太 62点
数学 VS
3年Bクラス佐藤香苗 275点
3年Cクラス岡本甚之助 192点
・・・。
「あー・・・」(僕)
「あいつ一点集中型だったなぁ・・・」(天龍さん)
「すまねぇ、ムッツリーニ…!」(雄二)
あ、ムッツリーニ死んだ。
『愛子、すまない・・・』
『いや・・!死んじゃ嫌だよ土屋君!』
おい、なんか始まったぞ。
『俺はもうここまでのようだ・・・。後は頼む・・・』
『イヤ!土屋君がいないなんてボク嫌だ!』
『そうか・・・』
『・・・もう攻撃していいですか?』
『『いや、もうちょっとこのままで』』
『そうですか・・・』
先輩方が気の毒すぎる・・・。
『まあまあ佐藤さん、いい雰囲気なんだしそっとしとこう?』
『・・・(ムスー』
あ、頬っぺた膨らましてる。かわいい。
・・・ってそうじゃない。
「何いい雰囲気になってんだあの人たち」(僕)
「もげればいいのじゃ」(秀吉)
どうしたの?秀吉。
「爆発しろ」(須川君)
「こんな茶番見せられてるこっちの身にもなりやがれってんだ」(雄二)
「おかしいな。コーヒーがなんか甘いんだが」(天龍さん)
何で天龍さんはコーヒー飲んでんのかな?
「・・・おかしいな。俺砂糖は一切入れてないはずなんだが・・・」
天龍さんはそう言いながらコーヒーを飲み切って新しいコーヒー豆を用意していた。ブラックで飲むんだ。天龍さんらしいな。
・・・って。
「天龍さんなんでコーヒー豆わざわざ煎ってんの?!」
しかもなんか本格的!
「俺は深煎りが一番好きなんだよ」
うわ、なんか香ばしい香りがする!
「まさかの豆の種類まで手作りか」
「・・・意外な趣味」
「天龍ちゃんが入れたコーヒーってすごくおいしいのよ~?」
なぜか龍田さんが胸を張っていた。
「茶化すなよ」
「茶化してないわよ~」
そう言ってる間に決着がついていた。
2年Aクラス工藤愛子 0点
2年Fクラス土屋康太 0点
数学 VS
3年Bクラス佐藤香苗 64点
3年Cクラス岡本甚之助 24点
・・・うん、すごく頑張ったね。工藤さん。
「一人であそこまでやれるんだな」
「だけど、工藤さんそこまで操作うまくなかったはずだよ?」
「やはり武器のリーチの問題か?」
「ああ、確かにそうかもしれないな。大斧だったし」
僕らは珍しく真剣に話し合った。
「あ、ところでコーヒーほしいやついる?」
「結局作ったの?!」
「ああ」
「じゃあもらいます」
「姫路さん?!」
「砂糖いるか?」
「ミルクもお願いします」
「あいよ」
そう言いながら天龍さんは慣れた手つきでミルクと角砂糖を入れる。
それを差し出された姫路さんは一口飲むと少し渋い顔をした。
「・・・角砂糖まだありますか?」
「ここにあるぞ。自分で調節しな」
「・・・はい」
そう言いながら姫路さんは3、4個角砂糖を入れると再び啜る。
「・・・」
すると少し笑顔になった。どうやらお口にあったらしい。
「今度からお前に出すときは5個事前に入れとくわ」
「ありがとうございます!」
・・・なんか天龍さんって姉御みたいになってきた気がする。
「次はワシが行くぞい」
秀吉が立ち上がった。
「お、行け行け。やっちまえ」
「わしは数学苦手なのじゃが・・・」
「だったら私もついていくわ」
木下さんも続けて立ち上がった。
「おお、木下姉弟か」
「頼りにしてるぞ」
「ええ、頼りにしてちょうだい」
木下さんはムフンと胸を張って言った。
「行くわよ、秀吉」
「うむ」
そして二人は出て行った。
「・・・」
天龍さんはコーヒーをつぎながらその光景を見ていた。
「どうしたの?天龍さん」
「・・・いや、なんか嫌な予感がしたんだ」
「また?」
「ああ。・・・これでちょっと占ってみるか」
そう言いながら天龍さんはトランプを取り出した。ちなみにコーヒーは霧島さんに差し出していた。
「・・・苦い」
「意外ですね。霧島さんなら角砂糖一つで飲めるかな、と思っていたんですが」
「・・・私はそこまで大人じゃない」
「そうですか~。次から気をつけますね~」
・・・天龍さんの敬語って死ぬほど似合わないのはなんでなんだろう。
そう言いながら天龍さんはシャッフルをしていた。
そしてそれらのうち何枚かを机の上に置いて並べるとその中から一枚取り出した。
そこには狂言師、JOKERが描かれていた。
「・・・」
天龍さんはそれを見ると顔をしかめた。
「ねぇ、それってどういう意味・・・?」
僕は恐る恐る聞く。
すると天龍さんは少し黙りこくった後つぶやいた。
「・・・最悪なことが起こるだろうな」
「・・・ゑ?」
「しかも」
「しかも?」
天龍さんは頭に手を置いてため息をつくと言った。
「俺の占いってすげぇ当たるんだよなぁ・・・」
・・・・・・・は?
『ん?常夏コンビの片割れじゃかの?いったいここで何しておるんじゃ』
『私たちは今からチェックポイントに行かなきゃいけないの。どいてもらえるかしら』
あ、なんか対峙してる。
『いや、俺はここをどかない。俺には果たすべき使命があるからだ』
『なによ』
『木下秀吉』
『な、なんじゃ』
そしてソフトモヒカンの野郎は息を吸うと大きめの声で言った。
『お前のことが、好きだったんだよ!』
僕らはこの時、秀吉の本気の悲鳴を聞いた。
~しばらくして~
「うぇええええん・・・」
「秀吉、つらかったわね・・・」
「あねうえ~~~」
あれからしばらくして秀吉が木下さんに連れられて泣きじゃくりながら帰ってきた。
「あれはさすがにねぇわ・・・」
さすがの雄二も少し涙目になっていた。
「・・・告白されただけでも相当ショックだったのにまさか自作のポエムまで持ち出してくるとは・・・」
「ダブルコンボフルコンボだわな・・・」
ムッツリーニや天龍さんもうんうんとうなずいていた。
「・・・わしってホントに何故いつも男子に告白されるのじゃ・・・」
あ、ついにひがみ始めた。
「・・・容姿のせいじゃないか?」
「土屋、お前・・・」
天龍さんは少し攻めるような目でムッツリーニを見た。
「・・・天龍、お前の言いたいことはわかる。さすがにこの場で突きつけるのはまずいだろう、と言いたいんだな?」
天龍さんは小さめに頷く。
「・・・しかし、問題の芽は今のうちに摘んでおかないと後々面倒なことになる。・・・俺たちはその面倒を今まで後に後にしてしまっていたんだ。そしてこの事件は起きた」
ああ、もう事件扱いなんだ。まあ、そうなるよね。
「・・・だから、今は言わなければならない。どんなにつらくてもな」
そう言いながらムッツリーニは秀吉の目線に合わす。そして天龍さんは目をつぶった。
「・・・秀吉」
「ムッツリーニ・・・」
「・・・髪を切ろう」
「・・・」
「・・・言いたいこともわかる。お前はその髪型で今まで演劇部とか日常生活とか過ごしてきたから愛着があるんだろう。・・・しかし、さっきのようにお前は容姿のせいで損をしている。これからも今回のようなことが起こらないとは限らない。
・・・もう一回聞くぞ。
・・・髪は、切るか?」
それに対して秀吉は黙りこくっていた。まるで考えているみたいだ。
「・・・(コクリ」
そして結果、頷いた。
続く
彩樹天龍の回答
「深煎りのコーヒーをいれること」
先生のコメント
深煎りのコーヒーですか。天龍さんには似合っていると思います。・・・そう言えば天龍さんはコーヒー豆を煎ることから始めると風の噂で聞いたのですが本当ですか?
工藤愛子の回答
「土屋君とゲームをすること」
先生のコメント
そう言えば工藤さんは土屋君と仲がいいですよね。仲がいいことはいいことです。
神田亜紀の回答
「観察」
先生のコメント
・・・この二文字から恐怖を感じたのは先生は初めてです。