天才ピアニストとスクールアイドル   作:桜紅月音

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ラブライブ新作です(6年ぶり3回目)

初めての方は初めてですね。

普段変なの書いてる作者です。ども


初めまして結ヶ丘 久しぶり幼馴染

 

「…原宿ってめちゃ人多いやん…」

 

上京してきて、最初に目に入った光景は地元では見ないくらいの人の多さだった。

 

「それにしても原宿ってお洒落な店が多いって聞いてたけど、ほんまやん」

 

そんな原宿を歩く僕は、才木頌樹(さいきしょうき)

いかにも野球選手ですみたいな名前だけど、野球はやってない。

その代わりではないけど、ピアノを弾いていて、去年は全国で金賞を貰った。

 

この度関西から上京してきて、春からの高校まで向かっている最中である。というよりこの辺りで音楽科がここしか無かった。

 

「ここが結ヶ丘高校か」

 

そして気づけば学校に着いていた。

 

「綺麗な校舎だな」

 

周りには誰もいない中、僕はそう呟く。

 

「クシュん!はぁ…この時期はあかんなぁ…早く住む場所に行こうっと」

 

本当に春って嫌だよね。

気温が上がって暖かくなるのは嬉しいけど、花粉症にとってはやってられない季節だ。全く…

 

「それにしても元気にしてるかな、ちーちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*******

 

??side

 

やばいやばい、しょーちゃんが来るっていうのに掃除してない

 

私は今までにないくらい焦っていた。

幼馴染だったしょーくんこと、昔から好きな頌樹君が私と同じ家で生活をするのだが、部屋の掃除が終わってなかった。

 

ただ汚れているだけならまだいい。

問題は私の下着とかが散乱している所だ。

 

こんな姿を見られたら嫌われる。

 

そう思いながら一緒懸命に頑張って掃除をやっている。

その中で家のチャイムが鳴った。

 

*******

 

「えっと…ここの住所で合ってる筈…」

 

そう言いながら、目の前に立っているマンションを見る。

そして、表札を見てその部屋のチャイムを鳴らす。

 

すぐには出ず、何コールかしてから出た。

 

「は〜い、どちら様ですか?」

 

「才木って言います。嵐さんの家で合ってますか?」

 

「なんだしょーくんかぁ〜今開けるから入ってきて」

 

「うん。分かった」

 

それからすぐに、オートロックが解除されマンション内へと入っていく。

 

 

そして、あっという間にちーちゃんの部屋の前までやってきたのだが、なんだがやかましい…

 

「掃除できないのは昔から変わってないのか…」

 

そう思いながら、チャイムを鳴らす。

ドタバタと走る音が聞こえ、玄関が開く。

 

「しょーくん、久しぶり!」

 

「ちーちゃんこそ久しぶり。元気だった?」

 

かれこれ数年は会っていない幼馴染、嵐千砂都と再会した。

 

「しょーくん大きくなったね」

 

「ちーちゃんこそ大きくなったね。すっかり大人のお姉さんって感じ」

 

ちーちゃんは、僕がそう言うと、胸を張ってドヤァとする。

身長は大きくなったけど、胸はあんまり成長してなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-千砂都の家-

 

「ごめんね…散らかってて…」

 

「いいよいいよ、昔から片付け出来ないのは知ってるし…でも、下着がそこら中にあるのは直した方が良いと思うけどね」

 

「しょーくんなら…別にいいかなって…」

 

「って言いながら、ドタバタしてた音聞こえてたよ」

 

「ゑ?そんなうるさかった?」

 

「まぁ…それなりには…」

 

近所迷惑までは行かないけど、まぁまぁな音は出ていた。

うん。近所の人からクレームが入らないように願っておこう。

 

「でもでも、しょーくんは気にしないよね」

 

「気にしないって…男の子なんだけどなぁ…僕」

 

こちとら、思春期の男子だぞ。

欲情してる連中と一緒にされたくはないけど、ちょっと気にして欲しいのだが

 

「あはは!知ってるよそれくらい」

 

「本当かなぁ…」

 

「本当だって!あっ、そういえば!」

 

「うん?」

 

「ピアノのコンクールで金賞受賞おめでとう!」

 

「ありがと。ちーちゃんに褒められると素直に嬉しい」

 

「だって私、見に行ったもん!」

 

ゑ?マジで言ってる?

 

「うん!お母さんに頼んでわざわざ京都まで行ったもん!しょーくんのタキシード姿かっこよかった!」

 

「マジで来たんかい…叔母さん大変だったでしょ絶対…」

 

「ううん、お母さんも凄く褒めてたよ」

 

「それはどうも」

 

いや、ちーちゃんが来るって知ってたらもっと頑張っても良かったなぁ…

緊張し過ぎて観客はまだしも、審査員の顔も覚えてないもんなぁ

 

「それは良いとして、僕の部屋はどこ使えばいいかな?」

 

「こっちだよ」

 

そう言われて案内された部屋の中に入ると、机、ベッドだけの質素の部屋だけど、掃除がされていた。

 

「ここまで掃除ができるなら下着くらいは片付け出来るでしょ…」

 

「だって…しょーくんの使う部屋だもん」

 

「それいうならこの部屋以外もだけどね」

 

「あはは…」

 

苦笑いを浮かべるちーちゃん

そんな彼女の手作りの夜ご飯を食べて、自分の部屋のベッドに横になっているとスマホに通知が入った。

見てみるとメッセージアプリからの通知だった。

 

 

 

 

20:22
38%

< すみー 

 

 

元気にやってる? 

 

 

こっちは元気にやってるよ。

 

 

高校一緒なんでしょ? 

 

 

うん。またよろしくね

 

 

よろしく 

 

 

すみーこと平安名すみれ。

幼い頃に、テレビ出演をした旧友である。

なんでも結ヶ丘に入学したんだとか。

 

音楽科ではなく普通科らしいけど。

 

「しょーくん、お風呂空いたよ?」

 

「オッケー、入るよ」

 

スマホに充電器を刺し、電源を落とし。部屋から出た

 

「そういえば叔母さんは?」

 

「今日は帰ってこないよ。だから2人きり」

 

「仕事忙しいんだね」

 

「うん。そうみたい」

 

 




主人公の設定

小学生になると同時に祖父の実家がある関西へ移住
幼少期から始めていたピアノで、小学生4〜6年の時に関西コンクールで金賞を3年連続で受賞
中学生になると技術が向上、3年連続で全国に行き、銅、銀、金と受賞する。
また、平安名すみれとは幼い頃に一緒にテレビ経験を持つ

結ヶ丘に入学したのは、主人公のピアノの先生と結ヶ丘の設立者が知り合いであり、先生からここに行くようにと言われた為。
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