天才ピアニストとスクールアイドル   作:桜紅月音

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グループ名

 

「グループ名何にする…?」

 

「何も思いつかない…」

 

部室でみんながグループ名で悩んでいた…

 

「クーカーとかあったな」

 

「それなら皆さんの名前の頭文字を取るのはどうでしょう」

 

「なんかやばそうなのが出来そうなのでパスで」

 

可可ちゃんが案が出てきたが…それはパスで…

という物の可可ちゃんは黒板に書いていき出た言葉が…

 

「チクレカス…」

 

「なんかネットスラングみたい…」

 

「でも…これじゃ、しょーくんの名前無い…」

 

「僕はサポートだから別にいいんだけど…」

 

「そう言う訳に行かないよ!しょーくんだって私達の大事なメンバーだもん!」

 

「嬉しい事言ってくれるじゃんかのん」

 

思わず泣いてしまう所だった。

 

「カス…」

 

「何デスと!?」

 

「書いてあるでしょ! ここに!」

 

そっちはそっちで仲良いよね。

 

「ちぃちゃんは何か思い付いた?」

 

「私はやっぱり、マル! かな!」

    

「丸?」

 

「例えば、マルマルサークル!」

    

「サークルっていうのは円でしょ? マルとマルが集まって、世界はマルであふれてるんだよ! 幸せ…」

    

「丸、ですか…」

 

「そうだよ! マルは全ての基本! 世界最大の謎であり、すべての始まりなんだ!」

    

「そう! マンホールも、ボールも! マンマルの目も、水滴も、月も! 地球も! 太陽も!」

   

「すべて! くるくるくるくるーマルなんだYO!」

 

「丸に対しての愛が凄い…」

   

「恋ちゃんは何かないの?」

 

「スルー?」

 

「まぁ…」

 

「しょーくん酷い~」

 

ちーちゃんがそう言って、僕の事をポカポカと聞こえてきそうな感じで叩いてくる。

 

「わ、私は、特には…その、あまり趣旨を理解していないもので…」

 

「ここは頌樹の出番デス!」

 

「ここで僕に振ってくるかぁ…」

 

「しょーくんは何か思いついた?」

 

「う~ん…結ヶ丘に因んだ名前にしたいよね」

 

「う~ん…それで言うと、ストレートに、結ヶ丘スクールアイドルとか?」

    

「つまらん!」

 

ストリート過ぎてつまらんと言われても仕方ないけど…

 

「仕方ないでしょ。思い付かないんだもん…」

   

「しょうがないわね! じゃあ、ショウビズ界でセンスを磨き続けてきたこの私が…」

   

「思い付きました!」

 

「ギャラクシー!」

 

「確か、レジェンドスクールアイドルは、かつて…」

   

「こうして名前を募集したのデス!」

 

「本当に集まるかな?」

 

「入っても、まともなのはなさそうだけど…」

   

「大丈夫デスよ! こうしておけば週末には…」

 

可可ちゃんが設置したのは募集箱…

そんなんで名前なんて決まる物なのかな…

 

「ゼロ…」

   

「すっからかんたら、すっからかん!」

 

「うるさいデス!」

 

 

 

 

 

******

 

それからかのんはサニパの2人に相談したらしい。

サニーパッションは、ファンが付けてくれたらしくて、その時は、今ほどの人気はなく、動画を挙げたりしたとの事らしい。

 

「それで配信かぁ~」

 

「しょーくんなら機器あると思って…」

 

「まぁ…あるにはあるけど…」

 

「うん、しょーくんの部屋そういう機械でいっぱいだから」

 

「だから貸して欲しくて…」

 

かのんが両手でお願いしてきた。

 

「まぁ…最近は使ってないお古ならあるから部活用で譲ってもいいよ」

 

「本当にありがとう」

 

と言ってかのんは頭まで下げてきた。

そんなに凄い事はしてない。

 

「本当に2人って一緒に暮らしてるんデスね」

 

「今更…」

 

「あの…つかぬ事をお聞きしますが、動画配信とは何なのですか?」

 

「え?」

    

「動画を配るのですか? どこに?」

 

そうか…葉月さんってこういうのに関係無さそうだから仕方ないか…

 

「まさか…」

 

「恋ちゃん、知らないの?」

 

「はい…あまりそういうものには近付かないように言われていた事もあり…」

   

「分かった! じゃあ、やってみよう!」

 

「オッケー、今から動くかだけ確認しておくよ」

 

「私も手伝うよ」

 

「ありがとちーちゃん」

 

その後、コードの繋ぎ方などをちーちゃんに細かく教えながらやっていくと、問題なく動く事が分かったので。明日部活に持ち込む事にした。

 

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