6話あたりまではアニメに沿っていきますね。
7話以降はアニメに沿いつつ、オリジナルストーリーやっていきます。
かのんに曲ノートを渡し、ちーちゃんによるレッスンが始まったのだが…
「今日はこのぐらいにしておいてやるデス…。ぐ、ぐるちぃ…。」
「まさかの…」
「体力ゼロ…」
「うわぁ…」
アイドルをやりたいと言った本人がこのありさまである。
「というか…なんでしょーくんは平気なの…」
「僕?だって毎日走ったもん…曲を作るために」
「それで…」
「うん」
「むしろ…しょーくんがアイドルやった方がいいのでは…」
「それは禁句」
ちーちゃん…何を言いだすんだ…全く。
その後も、体力作りをやるのだが…
「もー、全然駄目じゃん! 何でそれでアイドルやろうと思ったの!?」
「気持ちデス! スクールアイドルに一番大切なものは気持ちデスので!」
「なるほど…」
全然だめだった…。
すると、
くぅくぅちゃんはスマホを取り出して音ゲーをやり始めた。
「ちなみに、リズムゲームでは完璧なダンスコンボを繰り出せマスよ! ア、ソレ! シャンシャンシャン!」
「それは意味ない・・・。」
「でも、リズム感はあるって事だね!」
「ポジティブ!」
「何も出来ないよりはましだと思う」
「うんうん」
「シャンシャンシャン!」
「でも、ちょっとしか時間ないんだよ? あっという間だよ?」
ちぃちゃんがそう言うと、可可ちゃんは怯えていた。
時間がないのも事実だからね…
「時間がない中でいかに効率よくやるかか…」
「どうしたの?」
「ううん…なんでもない」
その後、2人と別れてちーちゃんと一緒に帰る事になった。
「それで2人は上手くいきそう?ちーちゃん的に」
「う~ん…まだ始めたばっかりだからね」
「それもそっか」
「それよりも、運動と無縁のしょーくんが体力あったほうが気になるんだけど」
「まぁ…色々とあったんだよ」
「その色々を聞きたいんだけどなぁ~」
目を細くしながら聞いてくるちーちゃん。
「その内機会が来た時にね」
「仕方ないなぁ~」
「帰り、何か奢ってあげるよ何が良い?」
「えっ?本当!」
「うん、好きな物言って」
「じゃ、丸い物!」
「丸い物って…多すぎ」
ちぃーちゃんに奢って、そのまま2人で家に帰り、自室の部屋に入って、パソコンの電源を入れる
メッセージを開くと、1件のメッセージが届いていた。
『SKSさん、私達の為にもう一度曲を作ってくれませんか』という内容だった。
SKSと言うのは、僕がネットで使っているハンドルネームである、
SKは苗字、後ろのSは名前から取っている、分かりやすいからである。
ピアノを弾きながら、動画サイトエルチューブに投稿して気づけば今日の作成依頼までされる事が増えた。
それはいい。
『前にも言いましたけど、もう曲は作る気はありません それにお二方の活躍はお聞きしております。僕の力なんて要らないですよね』
この内容で返した。
確か…この2人がやっているグループ名はサニーパッションだったか…
去年のラブライブ大会の優勝したグループ。
ますます、僕の力なんて要らないだろう。
返信のメッセージはすぐに帰ってきた。
『そんな事はないです。貴方の作る曲は凄いんです!本当に作って貰いたいんです!お願いします!』
「そんな簡単な話じゃ…ないんだよね…」
「何言ってるの?」
「うわぁ!」
「ごめんごめん、驚かすつもりじゃなかったんだ」
「なんだちーちゃんか…どうかしたの?」
ちーちゃんにそう返しながらパソコンを閉じる。
「うん、夜ご飯出来たから呼びに来たの」
「オッケー、向かうよ」
「さっきのメールに返信しなくていいの?」
「見てたの?」
「ううん、メッセージが届いたのは分かったけど、内容までは分からなかったよ」
「そっか」
そう言って、ちーちゃんと一緒に部屋を出た。