天才ピアニストとスクールアイドル   作:桜紅月音

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とりあえず1期13話までは毎日投稿頑張ります。

6話あたりまではアニメに沿っていきますね。
7話以降はアニメに沿いつつ、オリジナルストーリーやっていきます。



体力作り

かのんに曲ノートを渡し、ちーちゃんによるレッスンが始まったのだが…

 

「今日はこのぐらいにしておいてやるデス…。ぐ、ぐるちぃ…。」

 

「まさかの…」

 

「体力ゼロ…」

 

「うわぁ…」

 

アイドルをやりたいと言った本人がこのありさまである。

 

「というか…なんでしょーくんは平気なの…」

 

「僕?だって毎日走ったもん…曲を作るために」

 

「それで…」

 

「うん」

 

「むしろ…しょーくんがアイドルやった方がいいのでは…」

 

「それは禁句」

 

ちーちゃん…何を言いだすんだ…全く。

その後も、体力作りをやるのだが…

 

「もー、全然駄目じゃん! 何でそれでアイドルやろうと思ったの!?」

 

「気持ちデス! スクールアイドルに一番大切なものは気持ちデスので!」

 

「なるほど…」

 

全然だめだった…。

すると、可可(くく)…そう呼べと脅された…

くぅくぅちゃんはスマホを取り出して音ゲーをやり始めた。

 

「ちなみに、リズムゲームでは完璧なダンスコンボを繰り出せマスよ! ア、ソレ! シャンシャンシャン!」

    

「それは意味ない・・・。」

 

「でも、リズム感はあるって事だね!」

 

「ポジティブ!」

 

「何も出来ないよりはましだと思う」

 

「うんうん」

 

「シャンシャンシャン!」

 

「でも、ちょっとしか時間ないんだよ? あっという間だよ?」

 

ちぃちゃんがそう言うと、可可ちゃんは怯えていた。

時間がないのも事実だからね…

 

「時間がない中でいかに効率よくやるかか…」

 

「どうしたの?」

 

「ううん…なんでもない」

 

その後、2人と別れてちーちゃんと一緒に帰る事になった。

 

「それで2人は上手くいきそう?ちーちゃん的に」

 

「う~ん…まだ始めたばっかりだからね」

 

「それもそっか」

 

「それよりも、運動と無縁のしょーくんが体力あったほうが気になるんだけど」

 

「まぁ…色々とあったんだよ」

 

「その色々を聞きたいんだけどなぁ~」

 

目を細くしながら聞いてくるちーちゃん。

 

「その内機会が来た時にね」

 

「仕方ないなぁ~」

 

「帰り、何か奢ってあげるよ何が良い?」

 

「えっ?本当!」

 

「うん、好きな物言って」

 

「じゃ、丸い物!」

 

「丸い物って…多すぎ」

 

ちぃーちゃんに奢って、そのまま2人で家に帰り、自室の部屋に入って、パソコンの電源を入れる

メッセージを開くと、1件のメッセージが届いていた。

 

『SKSさん、私達の為にもう一度曲を作ってくれませんか』という内容だった。

 

SKSと言うのは、僕がネットで使っているハンドルネームである、

SKは苗字、後ろのSは名前から取っている、分かりやすいからである。

ピアノを弾きながら、動画サイトエルチューブに投稿して気づけば今日の作成依頼までされる事が増えた。

それはいい。

 

『前にも言いましたけど、もう曲は作る気はありません それにお二方の活躍はお聞きしております。僕の力なんて要らないですよね』

 

この内容で返した。

確か…この2人がやっているグループ名はサニーパッションだったか…

 

去年のラブライブ大会の優勝したグループ。

ますます、僕の力なんて要らないだろう。

 

返信のメッセージはすぐに帰ってきた。

 

『そんな事はないです。貴方の作る曲は凄いんです!本当に作って貰いたいんです!お願いします!』

 

 

「そんな簡単な話じゃ…ないんだよね…」

 

「何言ってるの?」

 

「うわぁ!」

 

「ごめんごめん、驚かすつもりじゃなかったんだ」

 

「なんだちーちゃんか…どうかしたの?」

 

ちーちゃんにそう返しながらパソコンを閉じる。

 

「うん、夜ご飯出来たから呼びに来たの」

 

「オッケー、向かうよ」

 

「さっきのメールに返信しなくていいの?」

 

「見てたの?」

 

「ううん、メッセージが届いたのは分かったけど、内容までは分からなかったよ」

 

「そっか」

 

そう言って、ちーちゃんと一緒に部屋を出た。

 

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