呪術廻戦スピンオフ 3年J組 五条先生   作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった

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銀河の琥珀、あるいは全裸の解脱

鹿紫雲一は、自身の術式「幻獣琥珀」が螺旋エネルギーと共鳴し、全身が「全裸の雷光」へと変換されたことを悟った。

 

彼は宿儺という最強を求めるのをやめ、今はただ、宇宙で最も激しく回転するドリル銀河を相手に、全裸で一騎打ちを挑んでいる。

 

電磁波によって構成された彼の肉体は、服という絶縁体を拒絶し、永遠に終わることのない「全裸の放電」として、夜空にJの文字を刻み続けていた。

 

彼の放つ雷鳴は、もはや攻撃ではなく、全宇宙を全裸へと導くための覚醒のファンファーレとして響き渡っている。

 

三輪霞は、螺旋の奔流に飲み込まれ、自身の「シン・陰流」が「シン・全裸流」へと強制的に上書きされたことに涙していた。

 

彼女が抜刀するたびに、簡易領域ならぬ「全裸領域」が展開され、半径3メートル以内の全物質が全裸の概念へと切り替わる。

 

彼女は「役立たずの三輪です」と自嘲しながらも、そのドリル状に回転する刀身で、神保町のスーパーのレジに並ぶ全裸の客たちの平和を、健気に守り続けている。

 

例え給料がスペースプロテインの粉末(螺旋味)であったとしても、彼女の全裸の忠義は、決して折れることはないのであった。

 

吉野順平は、もしあの時、自分が五条悟の「3年J組」に転入していたらという、存在しない螺旋の記憶に浸っていた。

 

彼の式神「淀月」は螺旋の力で巨大な全裸のメリーゴーランドへと進化し、いじめっ子たちを全裸で天井から吊るし、無限に回転させるという教育的指導を行っている。

 

彼は母親と共に、全裸で映画を鑑賞する平穏な日常の中で、復讐よりも深い「全裸の友情」を信じるようになっていた。

 

もはや映画館のスクリーンには、五条が螺旋状に回転しながらポップコーンを全裸で投げてくる映像しか流れていなかったが、彼はそれで満足だった。

 

天内理子は、星教団の呪縛から解き放たれ、多次元宇宙のビーチで黒井美里と共に全裸のバカンスを楽しんでいた。

 

彼女がかつて同化すべきだった「天元」は、今や巨大な全裸のサーバーラックとして、宇宙の全裸インフラを支える基盤となっている。

 

理子は、自分が「J」という名の物語の一部であったことを誇りに思い、螺旋状に巻かれたソフトクリームを頬張りながら、かつて自分を救い、そして今や盛大に放送事故を起こし続けているあの白い男の背中を、眩しそうに見つめていた。

 

もはや過去の悲劇も、運命の重さも、螺旋の風に乗って全ては全裸の泡となって消えていく。

 

すべての因果は螺旋の果てに霧散し、この物語に関わったすべての魂は、恥じらいを捨てた純粋な「全裸」という名の光の中へ、ゆっくりと溶け込んでいった。

 

宇宙が最後に放つ輝きは、あまりにも白く、あまりにも潔い。

 

誰もが己の肉体という名の最小単位(モジュロ)に戻り、終わりのない全裸の螺旋を描きながら、銀河の静寂へと還っていく。

 

そこに残されたのは、ただ無限に回転し続ける「J」の残響だけであった。

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