呪術廻戦スピンオフ 3年J組 五条先生   作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった

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螺旋の咆哮、あるいは銀河を穿つ不審な閃光

脹相は、虎杖悠仁が「生きた螺旋ドリル」として一ツ橋グループの電力を賄っている事実を知り、兄として自分にできることは「全裸の自家発電」による加勢であると結論づけた。

 

彼は自身の「赤血操術」を極限まで応用し、体内の血液をすべて高回転のドリルへと変換。

最愛の弟の回転数にコンマ1秒の狂いもなく同期しながら、全裸で血の螺旋を宇宙空間に射出し続けることで、兄弟の絆という名の永久機関を完成させたのである。

 

彼は受肉体として抱えてきた孤独や疎外感を、全裸という全宇宙共通の言語によって完全に克服し、今や銀河で最も熱い兄として、多次元宇宙の広大な電力網を支える守護神となった。

彼が全裸で咆哮するたび、送電網には「J」の拍動が流れ、全裸の住人たちの家庭に螺旋の温もりが届けられる。

 

壊相と血塗もまた、長兄の雄々しい背中を追って全裸の螺旋へと身を投じた。

 

壊相の「蝕爛腐術」は、もはや肉体を腐らせる術ではない。

触れた物質の服だけを分子レベルで分解し、強制的に露出させる「全裸の腐食」へと進化したのだ。

血塗は螺旋状に回転しながら全裸で無邪気に跳ね回ることで、周囲の重力をギャグの因果律へと書き換えていく。

 

彼ら三兄弟が全裸で肩を組み、螺旋を描いて宇宙を巡る姿は、かつての凄惨な呪霊のイメージを塗り替えた。

多次元宇宙の住人たちからは「白い三連星(事案)」として、畏怖と困惑を込めて崇められている。

彼らの通る道には服の残骸が星屑のように舞い、全裸の平和がもたらされるのだ。

 

天元は、五条悟が宇宙を全裸で上書きした衝撃により、自身の進化の方向性を完全に履き違えた。

 

今や日本全土を結界で包む守護者ではなく、全裸の概念を管理する「超弩級・全裸データベース」へと変貌を遂げている。

彼女の肉体は、無数の全裸の五条悟が螺旋状に折り重なった、直視すれば瞬時に発狂必至の幾何学構造体として、一ツ橋グループの地下深くに鎮座している。

 

彼女が放つ「全裸の波動」は、地上にいるすべての人々の、服を正しく着るという記憶を秒単位でフォーマットし続けていた。

この世界の全裸化は、もはや修正不能な物理定数となり、布を纏うという行為自体が宇宙のバグとして排除されるまでになった。

天元の演算は、全宇宙が「J」のポーズで静止するその瞬間を目指し、全裸の螺旋を加速させ続ける。

 

物語に関わったすべての命は、五条悟が遺した「J」という名の螺旋に貫かれた。

 

服という名の虚飾を剥ぎ取られ、剥き出しの魂でドリル回転を続ける彼らの行く末に、救いがあるのかは誰にも分からない。

かつての宿命も、復讐も、悲しみも、すべては回転する遠心力によって宇宙の彼方へとパージされた。

 

ただ、全裸の銀河が回る音だけが、宇宙の静寂の中に「J」の拍子を刻み続けている。

人々は服を脱ぐことで初めて、互いの魂の形が同じ螺旋であることを理解したのかもしれない。

この不条理な解放こそが、五条悟という男が全裸で提示した、唯一の「愛」の形であった。

 

この物語の幕は、誰も服の着方を思い出せないまま、まばゆい白い光の中に溶けて消えた。

 

それは、人類が羞恥心という重力から完全に解放され、全裸の螺旋へと昇華した、あまりにも不審で、あまりにも美しい終焉であった。

一ツ橋グループのビルの屋上からは、今も虎杖と脹相の放つ螺旋の閃光が、夜空を白く塗りつぶしている。

 

誰もが全裸で笑い、全裸で語り合い、全裸で明日という名のドリルを回し続ける。

神保町の路地裏から始まった変態的な因果律は、今や銀河の全細胞を浸食し、全裸の真理を不動のものとした。

宇宙の終わりまで、この「J」の輝きが消えることはない。

 

全裸、最強、そして無限の螺旋へ。

物語は言葉を脱ぎ捨て、純粋な回転となって、永遠の彼方へと突き抜けていった。

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