なのでそこのところを説明するついでに文字数稼ぎで更に蛇足。
こうやって駄作っていうのが出来ていくから、みんなはちゃんとプロット作ってから書こうなっていうサンプル作品です。
豪華客船から帰還して数日後。
俺たちは日持ちする食材を豪華客船から大量に持ち帰っていた。
何しろ豪華客船内での飲食はすべて無料。これは利用しない手はない。
事前に購入して船に持ち込んでいた冷凍庫には高級レストランのステーキやカレーを大量に冷凍保存しておき、有名カフェ店のクッキーは全部倉庫の中を空にする勢いで貰ってきた。
おかげで俺らの部屋には業務用冷凍庫が鎮座して、その周りには常温保存できる食材が入った段ボールが山になり、同室の人たちに恨まれたがそんなのは大した問題ではない。
それよりも腹黒天使のストレスがマッハな事の方が大変だった。
帰ってからずっと俺の部屋に居座り愚痴を聞かされては、さすがにこちらも疲弊してしまう。毎晩のように俺のベッドで寝ちゃうから床で寝ることになるしな。え? こっちで寝ないのかだって? 別にそんな目で見てこなくても、布団に潜り込んだりしないから大丈夫だよ。
なので初期北を排除することに決めた。
綾小路には早い段階でピーターパン戦略を伝えているので、独自に2000万貯めてAクラスへ行く方針に切り替えているようで、あっちはあっちで株などで財テクしていてクラスの問題に首を突っ込むことなく堀北育成計画は発動されていない。
そのため、初期北さんは未だにコンパスで綾小路や、時たま前の席の俺の背中をブスブス刺してくる。
監視カメラの映像はしっかり買い取っているのでそれらの証拠もバッチリだ。
後は堀北会長が元会長になってから南雲に裁判させればいい。
堀北会長が裁判したらどうせなぁなぁで済まされるのは目に見えてるからな。
これで腹黒天使のストレスも解消されて、年越しはゆっくりとひとりで過ごせるだろう。
そんなことを考えながら、今日も船から持ち帰った食材で作った夏休み限定豪華おにぎりセット各種や『桔梗と帆波の愛情たっぷり手渡しクッキー』を準備している。
手渡しクッキー購入特典はなんと腹黒天使とおっぱいピンクのプロマイド(の画像データ)付きだ。
108種ランダム*1にしたので、2000ポイントという金額でも飛ぶように売れる。
そして108種全部付き25万ポイントという攻めた値段のセットも作ったが、これは購入者の両手を包むように握手をするおまけもつけた結果、なんと8個も売れてしまった。山内と池はもちろんのこと、白波大天使チヒロエルも購入していた。
どうやら干支試験の50万をもらってお金が余っていたようですね。天使ちゃんの分はおっぱいピンクに返しておこう。
そんな準備をしているなか、奴らは現れた。
南雲劣化版の名前が見事な皮肉になっている軽薄が服を着て歩いているようなジャスティス。
顔面偏差値は俺とタメを張れそうな個性的な顔のくせに、名前だけはカッコいいファルコン。
大天使チヒロエルが居なければ俺の最推しなったであろう神室真澄ちゃん。
あとはなんかちっこいの。
いやはや、こんな朝早く*2からご苦労様です。
こんな人気のない時間にカツンカツンと特徴的な杖の突く音が響けば誰が来るかは予想がつくのでおもてなしの準備は万全ですよ。
さっと準備していた紅茶とクッキーを差し出すと優雅に口をつけるちっこいの。お買い上げありがとうございます、1000ポイントになります。ペイペイッ♪
帰還してから持ち帰ってきた大量のお茶とクッキーを消費するために始めたお茶セットですよ。
販売時間は俺たちがおにぎり準備で食堂にいる時間帯だけだが何気に人気がありリピーターも多い。
さて、手ごろな先制パンチを食らわせたが、ちっこいのはめげずにこっちを値踏みするように睨みつけてから話しかけてくる。
どうやら俺が干支試験を説明段階で終わらせたこと、おっぱいピンクに法則を教えて他グループを結果1で終わらせたことを把握しているようだ。
それによってAクラスは結果1を最初から予定して指示を出していたお禿様派閥が急激に成長しているらしい。
何気にあいつら無人島試験でも善戦してるんだよな。
綾小路と俺は食っちゃ寝してボイコットして、Cクラスの暗躍の阻止などしなかったことでAクラスはCクラスからの裏切りを受けたダメージぐらいしかなく2位通過している。
Dクラス? もちろん0ポイントですよ。
業務用冷凍庫を買ったからね。80ポイント*3は破格すぎるだろう。最終日に240ポイント残っていたのでドラゴンボーイに削られる前に3台ポチっておきましたよ。
最終日に綾小路と一緒に「おのれ、龍園」とぐぬぬっておいたのでCクラスの暗躍の結果ということになった。
結果を知った時のお茶柱と初期北の埴輪のような顔は面白かったな。
そんなことがあったようで、それを陰で操っていた俺の存在に気づき会いに来たそうだ。
いや、影の実力者とかカッコいいけど、俺は何もやっていないよね。
それにしても本当にちっこいなぁ。見た目もそうだが、なにより器が小さい。
自分のことを天才と称する割には他人の足を引っ張ることに終始して何一つクラスの利益になることを行えていないにも関わらず、お禿様を見下している。
それに天才というならうちのクラスにいるぞ。
そういうと、ちっこいのは綾小路の実力に気づいているとはなかなかだが、あれは所詮はまがいものとか言い出したが、いやいやそっちじゃなくているじゃん、Mr.パーフェクトな高円寺が。
そういうとちっこいのは非常に嫌そうな顔をして、あの程度で天才なんてあなたの物差しは随分と小さいのですね、とか言ってきた。
小テストも90点止まりでは天才とは言えませんねだって。そりゃどんな天才でも知らないものは知らないだろう。
事前にパッパから小テストを見越した教育をうけていなけりゃ無理ってものだ。
それに知識の多寡で天才が決まるのなら本当の天才はクイズ王になってしまうだろう。それに俺だって100点だったよと告げるとちっこいのは目をむき出しにして驚いていた。あるとさえ分かっていれば予習できるし、なんなら一応これでも大卒なんでね。ちゃんと事前に過去問買いましたよ。いやマジで難しいな。微分積分三角関数ってなんだよ。あの3を反対にしたような記号はナニモノなんだよ。こんなの習ったことねぇよ。あんなのを習ってもいないのに1問解いた高円寺と幸村はマジ尊敬するわ。
おかげで小テストと中間は100点取れました。期末のことは聞くな。
それに性格は確かに自己中心的だが、どっかの自称天才様と違ってあいつは面倒こそ嫌うが他者を貶めたりなどはしない。自分の美学に反する醜いことは嫌いとは言っているが、実力行使にまででるのは山内の退学の際に暴れた時などだ。大抵の事は笑って流せる度量がある。どっかのちっこいのと違ってな。
それに真の天才なんてものがいるとするなら、そいつは他者と比較することなど興味がないのではないか。いつだって他者と比べたがるのは他者に劣っている部分があると自覚しているからだ。
そんな感じに伝えて、「結論、真の天才とは羽川翼のことである」という持論を述べると誰だそれはと言われた。
おいおい、天才様は何でも知っているんじゃないのかい? ちょっとお勉強が足りないんじゃないか?
そもそも、自分のクラスすら掌握できていないコネ入学の分際で他クラスにちょっかいかけてくるんじゃないよ。
え? コネ入学ってどういうことだって? そりゃ決まってるだろうと杖を指さしてやった。
この学校のクラス分けの仕組み上、ちっこいのはどう考えても一芸特化型のDクラスだろう。
いくらお勉強ができても人間性が終わっていて、さらに先天性ではあるが足が悪く運動ができないのだから。おいおい、身体障碍者だからどうした? この学校のクラス分けはそんなの考慮してないだろう。パッパに聞いてみな、今まで身体障碍があって運動ができない子は何クラスですかってな。
Dクラスか、もしくは入学すらさせてもらえないだろうよ。
ちっこいのは涙目になりながら、絶対許さない、BとCを蹴散らしてからあなたをじわじわとなぶり殺しにしてくれるわ、などとフリーザ様みたいな捨て台詞を吐いて帰っていった。
残念だが、俺は今年で卒業する予定なんだ。
ちなみにこの会談は全部録画済みでドラゴンボーイに50万ポイントで売れました。
今後、クラス間で連絡取る必要もあるかもしれないからと神室真澄ちゃんに電話番号とメアドと誕生日と欲しい子供の数を聞いていたら腹黒天使からボディブロー喰らった。解せない。