ハルは不死山の能力に落とし穴がある事を察知すると共に、雷の力を全開。雷の力により不死山を吹き飛ばす形でハルは勝利を掴んで見せたのだった………
そしてハルが戦争で前線に立つ中、メイルとフェイの2人はレボナガシで待機していた。これはフェイは現在失踪扱い、メイルはウズクチョとの約束で戦力として扱う事は禁止されているためである。
「………ハルは上手くやってるのかな………こういう時に俺達が動けないのは困るよね………」
フェイはハルの事を心配するようにそう呟いた。メイルもそれは同じであり………
「本当にね………ハルは強い子だけど、なんというか放っておけないわよね………」
メイルも不安な様子から思わずそんな事を呟いた。その直後、近くから大きな揺れの音が聞こえた。
「………っ!? なんだ!?」
メイル達が近くの窓から外の様子を見せると………
「あれは………確かドゥンケルハイト………って魔物………!?」
メイルは魔物の姿を目の当たりにし驚く様子を見せた。
「しかもよりにもよってスプリングさんもいない時に………!!」
更にこの時はスプリングが不在であり、状況は最悪だった。つまりレボナガシ側の1級は不在のまま1級相当の強敵を相手にしなければならなくなってしまった。
「………フェイ、私達で止めるわよ………!」
その状況からメイルはフェイと共に魔物の討伐に動く事を決意する。
「本気かい!? いくら君と俺がいるからって大丈夫なのだろうか………?」
それを聞いたフェイは心配混じりにそう問いかける。しかしメイルは手を震わせながらも握り拳を作り………
「それでも………ハルとスプリングさんがいない以上、私達がやらなきゃ………!」
そう言って、覚悟を決めるように戦う事を口にする。それを聞いたフェイは思わず溜息を漏らすと………
「仕方ないな………分かった、君の判断だ、止めはしない」
そう言ってメイルに根負けするように戦う事に同意する様子を見せたのだった………
その頃、空中では以前レボナガシの空中でドゥンケルハイトの討伐を目の当たりにした人物が空中からレボナガシの様子を見ていた。
「テルススとレボナガシの戦争………思わぬ形になりましたがレボナガシを攻撃出来る絶好の機会となりましたね………さて、どんな結果を見せてくれる事やら………」
その人物は目の前で起きようとする戦いに対して、実験を見るかのように嬉しそうな様子を見せたのだった………
ハルやスプリング不在の中でレボナガシにドゥンケルハイトが出現する異常事態が発生する。これを止めるべく、メイル達は戦う事を決意する。果たして、メイル達に魔物を止める術はあるのか………?
To Be Continued………
次回予告
ドゥンケルハイト討伐の為に外へと飛び出したメイル達。だがドゥンケルハイトの膨大な闇は、メイル達の攻撃を防いでみせるほどに強大なものであった………
次回「無謀な対決」