幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ドゥンケルハイトの高い防御力を前に何も攻撃が通じない中でも諦めようとしないメイル。それを見た彼女の中に宿るメリルは、彼女へ力を貸すように変身の力を解放するのだった………


第160話 金色の光を操る者

魔物がメリルへ襲いかかるが、メリルはハルやセリィの2人を上回るスピードで回避し、魔物の闇すら貫通する程の鋭い斬撃を叩き込んだ。

 

「グオオオッ!?」

 

魔物はダメージに苦しみながらダメージにのたうち回る。

 

「攻撃が通じた………なんで………!?」

 

フェイは攻撃が通じた理由に驚かされていたが………

 

「私のこの力の根源はUが宿す月の神の力………月には光の関連があるからね………」

 

メリルは攻撃の原理を口にし、右手に持ったビームサーベルを構える。少しして魔物は姿勢を立て直し、メリルへ接近してくるが、メリルはビームサーベルを振るう事で刀身から光を放ち、魔物の闇を貫通し、その中の本体へ攻撃を叩き込んだ。

 

「魔物の闇を貫く光の斬撃………それにあの武器は………もしかしてU様のセイバーと同じ………!?」

 

フェイはメリルの攻撃に驚きつつも、彼女が生み出した武器を目の当たりにし、それがUの使っていたビームサーベル型の武器、セイバーに似ている事を言及する。

 

「有名人が比較対象だと流石に気付くわよね………そう、これはUが使っていたZEROセイバーに似た武器………シャイニングセイバー」

 

メリルは自身が使っている武器が、Uの武器ZEROセイバーを模倣したシャイニングセイバーである事を口にする。メリルの強さを前に魔物は身体から放出する闇をメリルにぶつけようとエネルギー波として放出する。

 

「危ないっ!」

 

フェイは動揺するようにそう呟くが、メリルはセイバーを振るうと、これを真っ二つに斬り裂き………

 

「これ以上は時間の無駄。終わらせてもらうわよ」

 

そう言ってセイバーの刀身に金色のエネルギーを集束させる。魔物は闇のエネルギーを集中させ鎧の形を作り出すが………

 

「{シャイニングフルセイバー}!!」

 

メリルはお構い無しに金色のエネルギーを纏わせた斬撃を放つ。これにより魔物の闇を貫通し、魔物の身体を綺麗に真っ二つにしてみせた。

 

「す、凄い………! (あの強さ………まるでハルみたいだ………!!)」

 

フェイはメリルが見せた圧倒的な力に驚かされ、動揺していた。しかしメリル本人は特に何も感じておらず………

 

「………Uや春香さんと比べたら大した事も無いわね………」

 

寧ろUや春香と比較して弱いと嘲笑う様子を見せるのだった………

 

 

 

メリルが変身した強化形態の強さはドゥンケルハイトすら上回る強さを持ち、圧倒言う間に撃破へ追いやってしまった。だがその強さはメリルからして大したものでもないという、まだ底のしれないものとなったのだった………

To Be Continued………




次回予告
メリルの介入もあってレボナガシを守りきったが、メイル達にとっては腑に落ちない結果となった。そしてその様子を見ていた謎の人物もまた、メリルの介入を快く思わない様子を見せたのだった………
次回「それぞれの想い」
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