例の人物はレボナガシに勢力が集まりすぎている現状から、それを変える為の策を実行しようとしていた。そして、テルスス近くの洞窟から、500年前にUが封印した人物が解き放たれたのだった………
第163話 500年前の狂戦士
戦争開始からしばらく経った頃、ハルの活躍があって戦争はレボナガシがある程度優位に転がっていた。そしてハルは一時的にレボナガシまで戻る事となり、現在彼はレボナガシへ到着した。
「ハル!」
ハルが戻って来るという話を聞いたメイル達は嬉しそうな様子で彼を出迎えた。
「ただいま戻りました、メイル」
ハルはメイルが真っ先に抱き着いてきた事で嬉しそうな様子を見せた。少ししてスプリングがハルの側へ駆け寄ってくると………
「ハルくんのお陰で現状レボナガシ側にはかなり余裕が出てきているわ。けれどまだ油断は出来ないからね、ハルくんには一旦お休みをしてもらって、その間に次の策を考えてみるわ」
そう言って、現状ハルのお陰で事態は好調である事を口にする。
「そうですか、お役に立ててなによりです」
ハルは言葉を返す。そしてハル達が城の中へ戻ろうとしていたのだが………
「………待って。何か来ているわ」
スプリングは近くから何かの気配を探知する。ハル達はその言葉に首を傾げていたが、それから少ししてレボナガシの空中から何か闇のエネルギーを纏った存在が降ってきた。
「なっ!? なんだ………!?」
これを見たハル達は動揺する様子を見せる。それから少しして闇のエネルギーを纏った存在は闇のエネルギーを消してみせ、人としての姿を見せた。
「っ………! 貴方は………!?」
それを見たスプリングは、目の前の人物を知っている様子を見せた。
「………おっと、そこの女。俺の事を知っているのか。俺もとんだ有名人だな」
その人物はスプリングが自分の事を知っている様子を見せた事で、満更でも無い様子を見せる。
「それは知っているわよ。500年前にUさんが封印された極悪人として………歴史でも有名ですもの」
スプリングは歴史上での記録から知ったと口にする事で、知っていた理由を語る。
「ほう、500年か。俺がそれだけ封印されていた間に歴史に残る程の逸材になった訳か………嬉しいものだ」
スプリングの話を聞いて目の前の男は嬉しそうな様子を見せる。2人の会話についていけない様子を見せたハルは………
「………スプリングさん、この人の事を知っているんですか………?」
スプリングに対し、目の前の男の事を問いかける。
「………彼はエビル=ダークネス。500年前に世界を壊そうとしてUさんがやむなく封印した………最狂の能力者よ………」
スプリングは、目の前の男、エビル=ダークネスの名を口にするのであった………
ハル達の前へ現れ、例の人物が解放した500年前の危険人物エビル=ダークネス。果たして、その恐ろしさはいかなるものであろうか………?
To Be Continued………
次回予告
エビルはかつてのUへの報復として、レボナガシの破壊を宣言する。だがハルはそんな事をさせまいとエビルとの対決に挑む様子を見せたのだった………
次回「エビルの報復」