戦争の状況が好転し、レボナガシへ戻る事となったハル。メイル達との再会を喜ぶ中、突如として例の人物が封印を解いた500年前の人物、エビル=ダークネスが彼等の前へと姿を見せるのだった………
スプリングが目の前の人物の名を口にし、ハル達は驚く様子を見せていた。一方でエビルはフッと笑いを零すと………
「とはいえ、俺はこの世界に興味はない。寧ろ憎悪の対象だからな………」
そう言って彼の身体から膨大な闇のエネルギーが放出すると………
「さて、まずはここから破壊する事から始めようか………さあ、報復の時だ」
そう言って、ゆっくりと前へと歩き出した。
「報復だって………? いったい何の為に………」
フェイが疑問を感じながらそう口を開いた後、エビルが再び笑いを零すと………
「決まっているだろう。俺をこんな目に遭わせた白髪の男………Uへの復讐だ」
自身の目的をハル達の前で明かした。
「U様への報復………!?」
メイルとフェイは大きく驚く様子を見せた。その為にまずレボナガシの破壊を目論む彼の言葉を聞いたハルは腰に携えた魔剣を鞘から抜刀すると………
「………そんな事はさせない」
そう言うと共に、レボナガシの破壊を止めようとしていた。
「こんな世界を守ろうとするなんて偽善行為か? ………馬鹿な真似を」
エビルはハルの行動を偽善と嘲笑う様子を見せた。
「確かに偽善行為かもしれないよ………けれど、皆で過ごしてきた大切な場所だ………そしてこれからも………それを邪魔するなら………それをしようとするお前を壊す………!!」
ハルはそう言うと共に、身体から雷の力を放出。これにより、彼の身体へ鎧が纏われると共に、両足の鎧が黄へ変色した。
「俺とやる気か? あのUでも俺を封印するしかなかった俺を………お前が?」
エビルは遠回しにハルには自分を壊す事は出来ないと煽る様子を見せた。
「仮に不可能だとしても………お前を放っていい理由にはならない………!!」
だがハルはそれでも引かなかった。それを聞いたエビルは笑いを零すと………
「泣かせる事言うじゃないか………なら、俺を楽しませてみろよ………!!」
そう言って懐から、左側にレバーがありつつもベルト上部に大きなスイッチと正面に闇の意匠を持つ大型のベルトらしきものを取り出した。
「なっ!? そのベルト………まさか………!?」
ハルは自分が所持するベルトと似た物を持つエビルに驚く様子を見せた。そんな彼に対して不敵な笑みを浮かべるエビルはベルトを腰に装着する。
『エビルドライバー!!』
エビルはベルト左部のレバーを引く。
『ディストピア!』
直後からベルトから待機音声が聞こえる中、エビルは右手を広げたまま顔を覆い隠すと………
「ハハハハッ………!! 変身………!」
そう言って右手で握り拳をつくり、ベルト上部のスイッチを押し込んだ。
『ダークネスディストピアマスター!! エビルディストピア!!』
その直後、エビルのベルトを中心に黒と紫が混じった闇のモヤが広がる。それから少ししてモヤが消えたタイミングでエビルの顔すら覆う全身に、真っ黒な鎧が装着された。
「変身の………力………!?」
ハル達はエビルが変身能力を持っている事に驚く様子を見せる。直後にエビルは右手へ真っ黒な大剣を生成する。
『エビルスラッシャー!!』
エビルは直後に大剣を構える。そしてその直後、彼は不敵な笑いを零すのだった………
エビルの思惑を止める為に戦う決意を固めたハル。しかし、エビルはハルと同じく変身能力を持っており、漆黒の鎧の戦士となった。果たして、エビルの強さはいかなるものであろうか………?
To Be Continued………
次回予告
エビルに対し、雷の力で戦闘を仕掛けるハルだが、エビルのパワー、スピードは雷の力を遥かに凌駕していた。しかし、レボナガシの城敷地内にいる現状から、ハルはコラプスの力を使う覚悟へ踏み切れない様子を見せるのだった………
次回「絶望に帰す力」