不死山は相変わらず不死性を武器に戦うがセリィの実力を前には圧倒される結果となった。しかし、そこへエビルが現れ戦況は混沌を増すのだった………
不死山はしばらくダメージにのたうち回る様子を見せていたがしばらくして身体が再生する。そればかりか彼の身体から膨大な闇のエネルギーが放出され始める。
「おお………俺の身体からなんか凄い力が湧いてきたな………!」
不死山は自身の身体から放出される闇の強さに感動を覚えていた。
「………マジか、俺の力を取り込んで強化されちまった」
エビルは不死山がパワーアップした事について想定外なのか驚く様子を見せた。だが同時に楽しそうな様子も見せていた。
「あれ………ヤバくない………!?」
その一方でメイルはハル達に今の状況が厳しいと察したのか心配する様子を見せた。
「………それでも止めるまでです」
ハルはそう言うと共に身体から雷の力を放出し、黒い鎧が生成され装着する。そのまま両足の鎧が黄へ変色すると戦闘態勢を取った。その直後にセリィはハルの側へ駆け寄ると………
「………彼の事は貴方に任せる。私はあのエビルって男を引き受けるよ」
そう言って不死山の相手をハルに託す様子を見せた。事実上の休戦申し出を耳にしたハルは………
「大丈夫なのかい………? 以前に戦ったがエビルは強い………」
エビルが強い事を警告しつつも心配する様子を見せた。
「大丈夫、私はそう簡単に負ける気は無いから………」
セリィはそう言うと共に高速移動でエビルの方へ接近し、そのまま攻撃を当てる寸前に身体から放出するエネルギーと目の色を緑へ変え、斧形状となった魔剣でエビルを殴った。
「うおっ!?」
これによりエビルはその場から大きく吹き飛ばされた。直後にセリィは高速移動でエビルの後を追いかけ始める。ハルはセリィの勇ましい行動早さに驚きつつも、まずは目の前の不死山をどうにかする事を優先事項として考える。
「ハル、私も加勢するわ」
そしてこの状況にメイルも加勢を宣言する。
「メイル………しかし貴女が戦事行為に加担しては………」
ハルはメイルが戦争の人材として戦ってはいけない立ち位置である事から懸念するようにそう呟く。
「いいぜ。どうせ戦争とか言いつつもこれは俺の個人的な戦いだ。2人がかりで来いよ」
だが不死山はこれが個人的な戦いである事を口にする。
「………言質は取れたわね」
それを聞いたメイルは笑いを零すと、杖を取り出し身構える。それを聞いたハルは心配を隠しきれない様子を見せつつも………
「分かりました、俺が前に立ちます。メイルは後ろから攻撃をお願いします」
そう言ってメイルとの共闘を選択するのだった………
エビルの力で不死山が偶発的にもパワーアップ。これによりハルとセリィは一時休戦を選択する。そしてハルはメイルと共にパワーアップした不死山との対決へと挑むのだった………
To Be Continued………
次回予告
不死山が偶発的に獲得した闇の力はハル達の攻撃をほぼ打ち消す程の堅牢な防御力となってしまった。ハルはコラプスキングの力を使うべきか葛藤するが、メイルはそんな彼を後押しするように変身を促すのだった………
次回「あらゆるものを弾く闇」