幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
闇の力を獲得した不死山に攻撃が通用しなくなる事態となり、コラプスキングへの変身を考えるがこれを躊躇うハル。だがメイルが彼を後押しした事で2人は最大戦力で戦う事となり、不死山攻略へ動くのだった………


第176話 闇を貫く力

コラプスキングとシャイニングソード、2人が当時の最高戦力でぶつかる中、不死山は鼻で笑う様子を見せると………

 

「何をしても無駄だ………! 俺の闇はお前達には破れないし………俺は死なない………!」

 

そう言って高を括る様子を見せた。だがその直後、メイルが高速移動で先に走り出し、不死山の横を通り過ぎると共に鋭い斬撃を放った。一瞬あまりの速さに彼女自身も驚いていたが、その通りがけに切断された不死山の左腕が地面に落ちていた。

 

「………は?」

 

不死山は何が起きたのか分からない様子を見せた。その困惑の隙にコラプスは接近しており、鋭いパンチを不死山の身体に叩き込んだ。コラプスのパンチは闇を貫き、彼の身体へ風穴を空けてしまった。

 

「うあああっ!?」

 

これにより不死山は大きく吹き飛ばされ、近くの木々まで吹き飛ばされた。

 

「な、なんで俺の闇が貫かれるんだよ………!?」

 

不死山は自身の身体にダメージが通る事が信じられない様子を見せていた。その直後、メイルが高速移動で走り出し、不死山の闇を貫く斬撃で不死山の身体を再び貫く。不死山がなんとか身体の再生に動くが、治って間も無くコラプスは不死山の身体にパンチを叩き込んだ。

 

「ぐあああっ!!」

 

不死山は木を3つ程貫通する形で吹き飛ばされる。それからなんとか身体を再生させる不死山………だがコラプスとメイルの2人はそれぞれ構えており、コラプスはベルト装着されたコラプスドライバーのベルト上部にあるスイッチを2回押し込む。

 

『リミッターオーバー!』

 

メイルもまたシャイニングセイバーを地面に突き刺し、自身の右足にエネルギーを集束させ身構える。

 

「決めるわよ、コラプス!」

 

メイルはコラプスに対して必殺を狙う事を口にする。

 

「気安く私の名を呼ぶな!」

 

コラプスは言い返すようにそう言い放つ。だが2人は同タイミングで大きく跳躍。そのままコラプスはベルト左部のレバーを引いた。

 

『コラプスカタストロフィー!!』

 

「{シャイニングフィニッシャー}!!」

 

なんとか姿勢を起こそうと不死山は身体を起こすが、2人による降下キックをモロに受ける事となった。

 

「ぐうああああああ!?」

 

不死山は身体の大半を吹っ飛ばされつつ、残っていた身体も遥か彼方へと吹き飛ばされてしまったのだった。少ししてその様子を見たコラプスとメイルは変身を解除。元の姿へと戻ったがメイルは慣れない力に身体がグラついた。

 

「メイルっ!」

 

ハルは咄嗟に彼女の腕を掴み、すかさず彼女の身体を支えた。メイルは疲弊しながらもどこか嬉しそうな様子を見せており………

 

「………本当に別人みたいね………」

 

改めてハルとコラプスが別人である事を理解する様子を見せた。ハルがフッと笑いを零す中、直後2人の横を何者かが吹き飛ばされる形で通り過ぎた。ハル達が何事かと吹き飛ばされた人物へ視線を向けると、そこにはエビルと戦っていたはずのセリィが倒れていた。

 

「セリィちゃん………!?」

 

ハルはセリィが吹き飛ばされてきた事に驚いていた。少ししてハル達はセリィが吹き飛んできた方角へ視線を向ける。そこには不敵さを表すように膨大な闇のエネルギーを放出し、エビルディストピアに変身したエビルの姿があったのだった………

 

 

 

コラプスとメイルの共闘で不死山を退ける事が出来たものの、セリィはエビルに吹っ飛ばされる事態となっていた。果たして、セリィを持ってしてもエビルを止める事は出来ないのか………!?

To Be Continued………




次回予告
ハルもエビルの対決に加勢するが、セリィと2人がかりで戦ってもまるで相手にならない状況だった。エビルが纏めてハル達を葬ろうとまたしても必殺技で彼等を追い込むのだった………
次回「濃すぎる闇と絶望」
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