エビルの力を前にはハル達にはどうする事も出来ない程に強大な強さを秘めていた。ハルが何とか機転を利かせた事でなんとか全滅だけは免れる事となったのであった………
ハルは1分にも満たない時間をトップスピードで駆け抜け、空中を飛び回る。そして1分が経つ直前ハルは地面へ落下。そこはレボナガシであり、ハル達は地面に落下した。
「うわっ!? な、何の音だ………!?」
地面に落下する轟音が響き渡り、城の中にいたフェイ達が慌てて外へ出てきた。
「はあっ、はあっ………」
ハルの身体の鎧は限界を迎え、光となって霧散した。
「ハルっ………! 今回復魔法を………!」
メイルは慌てて回復魔法をかけようとする。だがセリィは目の色を黄色へ変色。そのまま黄色のエネルギーを放出し、ハルへ分け与える形で入り込んだ。
「はあっ、はあっ………はあっ………」
それを受けてハルの身体に対する疲労は回復し、落ち着きを取り戻した。
「今のは………?」
ハルは困惑しながらも何が起きたのかを問いかける。
「私の能力を応用した力だよ。私の能力の1つ{光臨の浄化}は闇の浄化がメイン。それは逆を言えば人にとっては正のエネルギーとして変換する事が出来るの」
セリィは自身の能力を応用してハルを回復させた事を語る。
「セリィちゃんの能力にそんな使い方が………」
ハルもセリィが戦闘以外で能力を活用出来る事に大きく驚いていた。
「………別に凄い事じゃないよ。それにあのエビルって男は認めたくないけど強い………私ももう少し策を考えてみるよ」
セリィはそこまで嬉しそうな様子を見せず、寧ろエビルという強敵にどう対抗すべきかを考える事を決意していた。
「………俺達もまたあのエビルについては考えてみるよ。でも明らかに格上でコラプスの力を持ってしても勝てる確信は無い………俺はもっと強くなる。その為に色々手を尽くすつもりだ」
ハルはエビルに勝つ為にももっと強くなる事を口にする。それを聞いたセリィはフッと笑いを零すと………
「………私も追い抜かれないようにしないとだね」
そう言って目の色と身体から放出するエネルギーを青へ戻すと、高速移動でその場から立ち去るのだった。その後、ハルはメイルの支えでなんとか身体を起こすと………
「(コラプスの破壊の力だけじゃパワーがあってもスピードがない。奴の闇を貫くだけじゃなく、それを捉えられるスピード………今の俺に足りないのはそれだ………!)」
そう言って、コラプスの破壊の力だけでは足りない事を考えるのだった………
ハルの奇策で何とか逃げ切ったものの、ハルは更に強くなる事を求められる事態となった。そんなハル達の命運を変える事になる日はそう遠くは無いが………それにはまだ1つの試練が残されていたのであった………
To Be Continued………
次回予告
エビルとの激闘で休息を取る中、ハルの元をメイルが訪れる。メイルはハルに対して一時の休息期間で一緒にデートの誘いをするのだった………
次回「休息期間のデート」