瑠美は魔法使用が出来なくなってしまうが、彼女を救う事ができ、ハルは安堵する様子を見せた。そして話題はコラプスと新しい力、リリーフオーバーロードについてとなり、ハルはコラプスとの幼少期の話を明かすのだった………
スプリングがUがかつて見たビジョンの事を思い返している中、次に口を開いたのはメイルだった。
「………結局ハルの中にいたコラプスは………どうなってしまったの?」
メイルは現状のコラプスについて問いかける様子を見せていた。
「………俺の中にいるコラプスは俺と1つになりました………新しい力も………コラプスと完全な契約をしたから目覚めた力………と言っていいでしょうね」
ハルはリリーフオーバーロードの誕生にはコラプスとの完全な融合が理由である事を口にする。
「それって………コラプスはもうハルの中にはいないって事じゃ………?」
それを聞いたメイルは、ハルの中にはコラプスはもう存在しない事を口にする。
「………そうですね、物理的にコラプスはもう存在しない………けど、俺達は本来なるべき姿に戻っただけです………俺の中にコラプスはいる………」
だがハルは自分の中にコラプスがいた事実を否定する気は無く、コラプスと1つになった事で、コラプスは依然として自分の中にいる事を信じていた。
「………そうね。融合は消えるという意味じゃない。1つになる事よ。コラプスの自我自体は消滅してしまったかもしれないけれど………そう言った想いは忘れないようにするのよ」
スプリングはハルの考え方を肯定し、今後コラプスの事を忘れないよう口にする様子を見せた。
「………はい!」
ハルはそれに頷いた。それと同時にハルの中で渦巻いていたコラプスの件も、ここに来て解決する事となった。
「………とはいえ、まだ問題は山積みね。ハルくんのコラプスに対する件が解決しても尚、戦争は健在。テルスス国も未だ手を引く気配が無いし、私個人も侵略という手は使いたくない。変に他の国まで敵に回してしまっては世界のパワーバランスが滅茶苦茶になってしまう。テルスス国と和平の道を進むか、それとも別の手に出るべきなのか………そろそろ決断しないといけないわね」
だがスプリングはコラプスの件が解決してもなお、それに付随して起きた戦争は解決していない事を口にする。
「それにエビルとかいう男もいますからね………今や状況は戦争だけじゃない………」
フェイもエビルの件を挙げ、状況は依然解決していない事を口にする。
「………でも、俺はそれら引っ括めて止めてみせます。コラプスから貰った………この力で」
だがハルはコラプスとの融合を経て、それらを止めてみせる事を誓う様子を見せた。メイル達がそんな彼を優しく見守る中、フェイだけはどこか俯く様子を見せ、ハルもそんな彼が気になる様子を見せたのだった………
コラプスとの融合を経て、1つとなってしまったハルだが、ハルはコラプスが今も自身の中にいる事を信じて戦う様子を見せた。そしてこの時を経て、コラプスを巡る件は解決する事となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
ハルはフェイの元気が無い事を気にかけ、2人きりで会話をする事となった。その中でフェイは、ハルやメイルが新たな力を手に入れた事に対する劣等感を抱いている事を明かすのだった………
次回「力に対する劣等の心」